校正者。

今日は、本当に良いお天気になりました。
今年は、今まで以上に忙しい年になりそうです。
雲の間にある虹出版の「日本キリスト教史・下・浦上（うらかみ）キリシタン物語」の校正にかなり時間がかかってしまいました。
特に「・・・」貼りに時間がかかりました。
漫画を描くほうは、描いたら、編集の方に渡してオペレーターの方が文字を
打ち込み切り張りをしています。
今は、コンピューターで文字を入れますが、まだその体制になっていないので、切り張りをしています。
今のコンピューターでは、スキャナーで取り込んで、漫画をだすとスクリーントーンの点が模様のようになってしまいます。
そうならないソフトや機材があるので、いずれそうなると思います。
それから、校正が大変なのです。
たとえば、前の方で、「・・・下さい。」とあるのに途中から「・・・ください。」になっていたり「私たち」が「私達」になっているのを調整しなければ
なりません。
校正者は、賜物でないと出来ません。
たとえば、プロテスタント史の場合、歴史と国語とキリスト教に詳しくて、
細かいことに気が付かないと出来ないのです。
それと、漫画は、極力言葉を短縮してあり、「、」や「。」をはぶいているので、漫画の基本的な常識がないと出来ないのです。
絵で、読ませるので、文学的な文章とは違うわけです。
自分では、思い込みで読んでいしまうので出来ないのです。
いろんな方々の協力があって何でも出来上がるものなので、本当に感謝です。