
今日から、夏休みです。
昨夜は雨が降り、涼しくなりました。
今日は、昨日紹介した松戸の戸定邸に行きます。
ここ数ヵ月、徳川家の子孫の方々が書かれた本をたくさん読みました。
それから、森有礼や勝海舟の関係の本も、たくさん読みました。
これらは、1本のロープでつながっています。勝海舟は、横井小楠から影響を受けました。
横井小楠は、開国して、日本をキリスト教化しようとしていると言って暗殺されました。
その子供の横井時雄は、クリスチャンになり同志社の総長になります。横井小楠の妹の子は、熊本バンドで信仰をもったジャーナリストの徳富蘇峰と小説「不如帰(ホトトギス)」で有名な徳冨蘆花です。
徳冨蘆花の方は、冨の字を使っています。
日本プロテスタント史を描きだした頃は、まだITが普及していなかったので、調べるのに苦労しましたが、弟の方は、冨の字にこだわっていたそうです。
徳富家は、一時、勝海舟の屋敷の敷地内に住んでいました。
森有礼の信じたキリスト教は、正統的なものではなくかなり異端的でしたが、日本に使命を持って帰国しました。
最初の奥さんとは、離婚しましたが、2度目の奥さんは、岩倉具視の娘です。
そして、森はクリスチャンだから、伊勢神宮を愚弄したという嘘をつかれて暗殺されました。
森の後妻と、息子はクリスチャンになり、息子の森明は牧師になりました。
そして、多くのキリスト者を助けてきた勝海舟の子供や孫もクリスチャンになりました。
本当に、興味のあるお話ですよね。
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