まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

日本髪のミニチュア

2012年11月28日 | 歴史


次回作は、明治時代のお話ですが、その頃は江戸時代と女性の髪型がかなり変わってきています。
日本髪でも、小さい頃は稚児髷で、10代前半は、唐人髷や桃割れ、もう少し大きくなるとつぶし島田、結婚適齢期や芸者は島田などです。
結婚している女性は、ほとんどが丸髷でした。
ところで、史実を見ると、明治の8年頃は、多くの女性が三つ編みにしたのを上にあげて丸めていて、丸髷はあまり見たことがないとありました。
この三つ編みを巻いた髪型の女性の写真は私が持っている写真集の中ではロシアのニコライ皇太子が来た時に相手をした芸者の写真だけです。
他では観たことがありません。
それでも、江戸で流行ったのかなー?と思いながら資料を見ています。
日本髪も色々な形があって面白いですが、マンガで描く方は大変です。
沖縄出身お方にその話をしたら「日本髪って何?」と聞かれてしまいました。
その頃の沖縄は、中国に貢物を納め薩摩藩(鹿児島)の服属国でもある琉球王国だったのですが、その後、琉球藩を経て沖縄県になりました。
日本髪と言う言葉は、一般の人には関係のないものだったのかもしれませんね。
この日本髪のミニチュアが欲しいのですが、どこにも売っていません。
写真は江戸東京博物館での陳列品ですが、これは江戸時代の髪形です。
左がお姫様、右がおいらんで、まん中は残念ながら文字が見えなくてよく分かりません。


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