今から、200年くらい前、オーストリアのある教会の助祭をしていたヨーゼフと言う人がいました。
クリスマスが近いと言うのに、教会のオルガンが壊れたので、ギターと聖歌隊だけで歌える簡単な曲が与えられるように祈っていました。
クリスマスの特別礼拝がもたれる前日に、詞が与えられました。
次の日の朝、ヨーゼフは、小学校の音楽の先生で、教会のオルガン奏者のグルーバーのところに行って曲をつけてくれるように頼んだのです。
ヨーゼフが家に帰ると、間も無くグルーバーが曲ができたとやってきました。
ギターに合わせて歌うととてもいい曲でした。
それが出来上がったのは、クリスマスの特別集会の30分前でした。
ヨーゼフたちは、この曲を広めるつもりはありませんでしたが、曲を聞いた人々が感動して、次々と広がっていき、世界中で歌われるようになりました。
それが、有名な「きよしこの夜」です。
ところで、ある牧師さんは、子どもの頃きよしという男の子の夜の歌だと思っていたそうです。
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