「タテ、ヨコ、ナナメに大きく動きますから、踊りにくいかもしれませんよ」
昨日のレッスンは、さら~っと、おさらいをして、気になるところをチェックしたら、先生のこの宣言。
えーーーー、どんなになるんやろ???
(この日は、ワルツに合わせて、レッスン着も長いスカートをはいてきた。)
曲が始まる。
イントロの8小節は今までと変わらない。
それからがすごかった。
ヨコへ出す脚は思いっきり横へ。
タテへは思いっきり伸びる。
ピクチャーポーズは、これでもかというほどナナメ。
回転の時は、遠心力で飛んで行ってしまうのでは・・・と思うほどくるくると。
もう、ついていくだけで必死。
終わってからも、足ががくがくして、先生の手をずっとにぎっていた。
まるでジェットコースターの手すりを握っているように。
「ステップがちゃんとできていたからOKですよ。普通なら、ついて行こうとするとカウントが合わなくなって、走ったりするんですけどね」
「ついていくので必死でした。でも楽しい~!!。踊った感がある」
「では、もう一度」
ということで2回続けて、大きく動くステップで、縦横無尽に踊りまくる。
タテになったりヨコになったりで、まるでジェットコースターに乗っているみたい。
大きく動くとスピードがでるのだ。
途中で先生の表情が見えた。
本当は見えてはいけないんだ。
私がきっちり左を向いていなくて、正面をむいてしまったということだから。
先生はデモをしているときのような、表情をしていた。
あ、先生、本気なんだ。(失礼なヤツ)
あたりまえだけど、なんとか私を、クリスマス・デモまでに踊れるようにしようとしてくれている。
頑張らなくちゃ。
今日はサークルのある日。
今はタンゴだけど、はやくまたワルツのレッスンを受けたい。
この、ジェットコースターの感覚を忘れないうちに。