筍の季節。
どうしても食べたいものがある。
母が良く作っていた「筍と蕗と身欠きにしん」の煮もの。
というと普通のようだが、実は味噌味というのがミソ。
味噌味だというとたいていの人は知らないという。
関東地方ではあまりないのかもしれないが、これは北海道のほうでは
よく食べられているらしい。
私が生まれる前、両親は北海道にいたことがある。
たぶん、そこで覚えたのかもしれない。
昔は鰊が苦手で食べられなかった。
今、作ってくれる人がいなくなってから無性に食べたくて
毎年1回は作っている。
身欠きにしんを売っているところが少ない。
近くのスーパーにはなくて、いつも池袋のデパートで買う。
筍も蕗も一回煮てあるので、所要時間は少ない。
出来上がり。
東北のほうでは、身欠きにしんと山菜とを煮るらしい。
あまりなじみのない身欠きにしん。
にしんそばでしかしらなかったけれど、かば焼きも美味しいって。
1本残っているので、今度はかば焼き丼にしてみようかな。
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