『 134号線の夕景 』
須田 孝雄さん 撮影
朝から快晴、このところ何日もこんな天気が続いている。
これで雨や台風だったらコロナ五輪もさらに遣りきれないだろう。
とうとう開会式がやってきた。
やるの!本当にやるの!大丈夫なの!等と繰り返して居るうちに、
今夜のことになってしまった。
不安も疑問もあるけれど、もうここまで来たら応援するしかないだろう。
事故とか不様な失敗、外国から嘲笑されたり馬鹿にされることなく
(開催したこと自体は別にして)終わって欲しいものだ。
日本国民の勤勉さ生真面目さ、見栄っ張りで付和雷同タイプで感情的
情緒的性格で、お上の決定には従順といった独特の国民性を大いに
発揮して終わらせたい。我々も静かに消極的な応援せざるを得ないだろう。
きっと夕方にはブルーインパルスが輪を描き花火が上がって、太鼓が響いて
祭り御輿や踊りがあるのだろう。形通りのセレモニーだろう。
あれを観客無しでやるのも奇妙な感じだ。横綱の土俵入りなんかもあるかも知れない。
無観客は、情勢としては当然ながら、やはり寂しく盛り上がりに欠けるだろう。
卓球の団体戦、陸上の100や400m、女子の1500,5000m、ソフトボール
など応援し甲斐のある番組があるようだから楽しもうと思う。
スポーツは本当にやるのも(今ではやれないが)見るのも楽しいものだから。