『 古都追想 』 100号
第39回 茅ヶ崎美術家協会展 出品
高橋 嘉子 画 (水彩画)
今日は日は射してはいたが空は曇りがちに戻って、梅雨明けはまだだよと
言っているようだ。
今日も一歩も外に出ない日にしようと思っていたが、うちの奥さんの出品
している展覧会が今日の昼までと聞いて、東京での展覧会ならいざ知らず、
近いのに行かないのもどうにもバツが悪いし、今晩のおかずに影響しても
いけないので、重い腰を上げて自転車で市立美術館へ行って来た。
ところで昨日書き忘れたのだが、先日思わず政府の本音を言ってしまった大臣は
又別な日には正式な記者会見でこんな事があった。
問題の赤木ファイルを問われてそれには答えず、なんと質問した記者に対して
「全然、頼りない顔してるけど、質問するならキチンと知ってないとまずいよ!」
「何処の人?東京新聞、ああそう、その程度の能力か」と言った。
答えをはぐらかす、答えないのは政治家の常套手段だが、これはひどかった。
これではもう民主政治ではない。東京新聞は名物記者も居て今では一番質問が厳しく
核心を突くと言われて煙たがられて居るそうだから、その仕返しとか反撃なのかも
知れないが、この常軌を逸した言動には唖然とする思いである。
東京在住時代から引き続き60年に亘る東京新聞の愛読者だから言うのではないが、
こんな人が日本の財布を預かる大臣なのかと思うと恐ろしいのである。
秋の選挙では絶対に再選そして再任させてはいけない五人衆が居るが、その中でも
トップだろう。批判だけに終わらず、我々はよくよく考えて行動しなければと思わされる。