「アニメの国」は「大人の国」の模倣とみなすことができるとして、二つの文化圏の特徴を次のように述べている。
まず軍事大国としての「男の子の国」は、未来に向けた異質なものの排除を目的とする戦争の国であり、またセクハラ天国でかるという。
これに対して「女の子の国」は恋愛立国である。夢と星と愛の世界における女の子はファッションショーで変身し、王子様に依存し恋愛の成就を至上命題とする。卑近な学生生活や家庭生活とシンデレラ的なおとぎの国が同居し、錯綜するのが女の子の国である。
つまり男の子の国は、戦後を支配してきた滅私奉公という企業社会と相似形(公的領域)をなしており、女の子の国は、ファッションと恋愛(その延長にある結婚や家庭)が価値を持つ私的領域であり、そこに異性愛への執着が見られるという。
<次回の12ステップミーティング>
日時
2021年3月21日(日)14:00〜16:00
場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)
内容
AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。