倉田は、こうした縦の系譜(12&12など)によって守られると同時に、ゆるやかで表立っては見えづらい当事者と専門家、支援者による横のネットワークによっても自分は守られているという。
それは既存のネットワークに対してどこか醒めた眼差しをもつ人たちによってゆるく編まれた、しかしながら密やかに力を蓄えていこうとする影のネットワークだ。
…中略…
決して同じ土俵に立つことがない人ほど当事者とのお友だち感をアピールするものだが、私たちがすべきことは、倉田の言う縦の系譜を脈々と受け継ぐべく、一人でも多くの依存症者を、できる限りミーティングへ誘うこと。
そして回復コミュニティという大きなパッチワークの一部であることを彼らに伝え、「もう一人の彼ら」と出会わせることだ。
後の仕事はハイヤーパワーがするだろう。
日時
2021年10月24日(日)14:00〜16:00
場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)
内容
AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。