ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

p190〜191

2020-05-21 23:32:00 | 子は親を救うために「心の病」になる
p190
美味しいものを食べると人は嬉しくなる。それを確認してくれる人がいると、美味しいという自分の感覚が母親のそれとつながり、共感が生まれる。

美味しさは自分の体が感じている、まったく否定しようのない、明確で、確実な感覚だ。
それを、他の個体である母親と共有できる。人と人のつながりができる。生まれてから何度も繰り返されたその関係の先には、母親以外の多くの人々がいて、さらにその先に、社会があるのだ。


p191 
しかし、母親が「美味しいかい?」と聞いてくれないと、「美味しいから、満足、うれしい、よかった」という体験は、人間関係の中で確認できないままに、ぼんやりとしてしまい、やがて消えていく。

世界との関係が希薄になる。

彼女の感覚は現実世界から、徐々に透明なガラスで遠ざけられていく。


自分には「美味しい」の確信がない。それが彼らの「孤立感」であり、「普通」でないことの感覚なのである。




*お知らせ*
5月24日(日)13:30〜14:10
zoomミーティング

一度参加された方には、メールでURLをお知らせします(^^)

初めての参加の方は、コメント欄でメアドを教えてください。
折り返し連絡いたします。


感謝

2020-05-21 00:11:00 | 日記
今日突然、「義理の両親も実の母も、いま、とりあえず健康でいてくれてるってすごいんやな」って
気がついて

めっちゃ感謝の気持ちが湧きました。

義理の両親や実の母にもやねんけど
この状況を作ってくださった
神さまに

今日一日






p189〜190

2020-05-20 15:53:48 | 子は親を救うために「心の病」になる
p189 l8
毎日、子どもは母親の反応を見る。それを基準に自分を知る。自分はいい子であるか、悪い子であるか…しかし、恵子さんには、母親のポジションをとってくれる人がいなかったので、彼女は自分がいい子なのか、悪い子なのか、上手くできたのか、できなかったのかが分からなかった…自分が誰なのかを確認できなかった。


p189 l14
恵子さんの母親は食事を出してくれただろう。でも、「美味しいかい?」とは聞いてくれなかった。すると、恵子さんはそれが美味しいものなのか、普通のものなのか、あるいはまずいものなのかを確認できない。体は美味しいものを食べて、満足を感じているが、一方で、それが何なのか理解できない。この食事は、人間的に、社会的に喜ぶべき事態なのか、あるいはただの普通のできごとなのか、その結論が出せないのだ。出来事の強弱がなくなり、すべてが並列になる。



*お知らせ*
5月24日(日)13:30〜14:10
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大人の発達障害

2020-05-19 17:24:00 | 日記
今読んでいるところは、軽度の発達障害を持つ親に育てられた人の話です。

大人の発達障害という言葉をよく聞くようになりました。

本もたくさん出ていますし、テレビで特集されることもありますよね。

著者の高橋和巳さんの言葉では、「心理システムをもてなかった子ども」になります。

システムのない世界

善と悪がわからない世界

善や悪を、他者と分かち合えない世界…

(「12ステップ が効かない」とき
これ、あるかもしれない…)



今日一日。