ソリューションプロバイダの大塚商会は、平成20年7月1日より、都内のデータセンター不足解消や環境配慮へのニーズに応える新たなデータセンターとして第4センター(秋葉原)を開設すると発表しました。(発表日6月26日)
同社は、環境保全を経営の最重要課題のひとつとして位置づけ、グリーンITの観点から、「省電力サーバやブレードサーバ導入による省電力化」「仮想化の技術を利用した機器の絶対数の削減」などのデータセンターソリューションを推進しています。
近年、需要の急増により、都内におけるデータセンター使用率は8~9割に達し、データセンタースペースが不足傾向にある中、一方で、IT機器の電力消費量は増加し続けており、環境への影響が懸念されています。
同社は、都内のデータセンター需要に応えるべく、交通アクセスに優れた秋葉原にデータセンターを開設するとのことです。
同センターは省電力機器を中心としたデータセンターの構築により、センター消費電力量をこれまでより約15%減少することを目標にしているそうです。
【第4センター(秋葉原)の特長】
◆環境に配慮した設計
・ブレードサーバにも対応することでシステム集積率を向上させ、1社あたりの電源利用量を削減。
・低電力機器の採用によりデータセンター自体の電力消費量も抑えている。
・排熱効率を活かしたフロア提供。
◆緊急・障害時にすぐ駆けつけられる立地
・利用企業が集中しているアクセスの良い秋葉原の環境を提供します。
◆「IX(インターネット・エクスチェンジ)(※)」の利用
・IXに近いところでシステムを構築する環境を提供します。これにより様々なISPと高速で通信をすることができます。
※複数のインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)や学術ネットワークを相互に接続するポイント
等
<問い合わせ先>
大塚商会 Eビジネスプロモーション課
http://www.otsuka-shokai.co.jp/idc/