オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

オレ、スクーターにあんまり興味ない人だからね。

2005-01-17 20:32:04 | ノンジャンル
これはバイク談義をしているときの誰かの言葉ではありません。雑誌に載っていた言葉です。雑誌に出ていたからと言って別になんら問題ではありません。世の中いろいろな人がオートバイやスクーターを好きだったり嫌いだったりするのでこういう人もたくさんいるでしょう。私がちょっと変だと思うのはこの言葉が出ている記事が、2004年に出た車種を乗り比べて一番買いたいものを選ぶと言う企画のなかだということです。試乗して星印で点数を付けていくのでいかにも公平な評価で選んでいるように見えて、実は評価する人の興味、好き嫌いで選んでいるんだったりするわけです。そうでない評価者もいるでしょうけど。別に記事がどうのこうのと言うつもりはありません。ただ、読むほうとしていろいろな試乗記が試乗する人の興味や好き嫌いで書かれていることもあることを頭に入れておく必要があるということです。
試乗車はメーカーの広報車だと思うけどよく評価してもらおうと思ってもって行ったら“オレ、これに興味ないんだよね”と言われたらさみしい話だね。


寒中走行

2005-01-14 20:52:19 | ツーリング
 おとつい、B50の調子をみるため近場を走るつもりで出かけました。ついでにまだ行っていない初詣でもと思って走り始めましたが、あまりの楽しさに茂木まで行ってきちゃいました。しかし、寒かったです。途中すこしですが雪は舞ってくるし、日陰は年末に降った雪が残っていてドキドキだったり、帰りは風が強くなって飛ばされそうになりながらでした。でも寒さより楽しさのほうが勝りました。乗り手は寒さに耐えられず、かじかんで痛くなった手を温めるためにしょっちゅう停まりながらのミニツーリングでしたが、B50のほうはこのままどこまでも走っていけそうなくらい快調でした。   
 最近はトランポに積んでいってサーキットを走ったり、トライアルをやりにいったり、夏場は走ったりしていましたが、いつの間にか真冬オートバイに乗って普通の道を走ることがなくなってきていました。“オートバイは冬走るのが本当のバイク乗りだ”なんてことを言う時は過ぎているので、やっぱり暖かいほうがいいと思うのですが、たまに走るのも捨てがたいかな。寒い中を走るのは暖かくて気持ちのいい中を走るのとは違って、走り終わった後の暖かさが心に沁みてきます。茂木で食べたカレーライスはいつになくおいしかったです。


沼尻新さんのカレンダー

2005-01-13 14:48:31 | クラシック
 今年も届きました、沼尻新さんのイラストカレンダー。毎月のイラストがほのぼのとしてホッとさせてくれます。イラストのバイクも新旧、ジャンルもバラエティに飛んでいて“こんなのが有ったよなぁ”という珍しいイラストもあったりして楽しいものです。以前のカレンダーの中にスズキののB100が有りました。60年代後半輸出向けの車種を国内向けに振り向けたものでとても懐かしかったです。名車人気車だけでないセレクトがとてもいいです。オートバイのイラストは写真とはまた違って余計なものが省かれ心に強く残るものが強調されていて、それが夢の中、想像の中へ引きずり込んでくれるようで見るのが大好きです。小さなカレンダーではなく大きなイラストがプリントされて、部屋に飾るようなのが手に入るといいいんですが。


オートバイとの出会い

2005-01-10 11:25:04 | クラシック
 B50とともに復活を図っていたSL250Sは、快調に走ることができるようになりましたが知人に譲ることになりました。最初は北海道ツーリングのバイクと考えていたのですが2台乗ることもできないので決めました。その人はイタリアンクラシックバイクなどにのるオートバイ好き。ただ持っているだけではなく年に何度もロングツーリングをこなす本物のバイク乗りです。SLは思い入れの強いオートバイだったらしく私のところで見たときには、一瞬、目の色が変わり、“ここで会えたぜ”って感じでした。
 この世の中、無数のオートバイが作られてきましたが人によって好き嫌いもさまざま。ある人にとっては欲しくてたまらないと思うようなものでも、他の人には何の興味も無いただの古い物なことはよくあります。年が経つとなかなか見ることのできなくなってしまうのがクラシック。探している人がいて、どこかで保管されているオートバイが有ってもその出会いがないと手に入れることができないわけで、探しているオートバイに出会えるのはまさに偶然です。もちろん古いものですので程度の良くないものもあり探しあえても手に入れることに躊躇することもあるでしょう。古いオートバイはその辿ってきた経緯から、それぞれに個性ができてくるので、自分の思っているようなオートバイに出会う“偶然”に輝きが出てくるというものです。
 このSLは本当に大事に保管されてきたようで前のオーナーのオートバイに対する気持ちが伝わってきます。大事にされてきたオートバイ、それがオートバイ好きに出会うこのSL250Sは“幸せなオートバイ”です。


大島

2005-01-09 10:56:12 | ツーリング
 古いアルバムから大島へ行ったときのものです。外輪山あたりからだと思いますけどあの砂漠を走るとこんな気分になるんですよ。30年近くたっているかもしれません。走ることができて、島中椿の花がきれいで、海の幸などおいしいものもたくさん。ツーリングの天国です。今年はそんなツーリングができたらいいなぁ。