マリーン日記

絵画制作を中心の私の毎日を紹介します。

マリーン日記ー天空の楽園・弥陀ヶ原と鳥海山の獅子が花湿原を歩く

2016-07-30 16:59:21 | 旅行
暑くなり、蝉の声が、本格的な夏の到来を感じさせてくれます。

そんな中、山形県に行ってきました。
山形新幹線に乗るのは、初めて。
「横に4列しか座席がなく、狭いね~」などと言うと、夫が、「確か、在来線の線路を使って、経済的な負担を少なくしているんだそうだ。」
という答えが返ってきました。

まず、出羽三山の一つ、湯殿山に行き、シャトルバスで、ご神体のある山の上まで連れていってもらいました。
     
 ここのご神体は、温泉だそうで、岩の上まで、裸足になって、温泉が流れるなかを登っていきました。 
足湯にも使って・・・気持ちいいというより熱いぐらいでした。

大きな鳥居をくぐって、次は、月山の頂上にある弥陀ヶ原湿原です。
      
曇っているかと思ったら、雨がポツリポツリと。
レインコートを着て、神社に着く頃は、ザーザー雨に。
私たちは、それでも木道の上をぐるっと歩き続けました。
   
 池があったり、高山植物が咲いていたりといい景色です。
広々とした中を雨のことも忘れて歩いていると、やんできました。
      

お泊りは、あつみ温泉。
料理もおいしかったです。

2日目は、酒田山居倉庫を見て、大きなケヤキ並木や、黒塀の倉庫が立派でした。
    
でも、昨日と違って、暑い日。
アイスクリームを食べている人も。

そして、メインは、鳥海山麓の、獅子ヶ鼻湿原の2.5時間の散策。
そんなに歩くのーっ。
ガイドさんは、珍しい植物を次々紹介してくれますが、覚えきれな~い。
   
木道を行くので、迷うということはないのですが、遅い人もいて、「あがりこ大王」まで、結構歩きました。
時々鶯の鳴き声が聞こえます。
熊も出没するそうで、鈴を鳴らしながら、歩いていきました。
       
       
なぜ、あがりこ大王というかというと、冬に炭焼きのため、雪の上の木を切ると、春になって、枝が、2,3本出てきたのが、人が万歳しているみたいだということらしいです。
いろんなこぶが、猿とか、ライオンの顔とか、象とかに見えておもしろいですね。

          
さらに歩くと、冷たい水が流れていて、水力発電に使われているそうです。
でも、酸性なので、生物はいないそうです。
鳥海まりもがあるというのですが、これは、苔なんだって。

お弁当をそそくさと食べて、また1時間歩いて、元滝伏流水まで行ってきました。
水のそばは、涼しく、水も飲めるというのでペットボトルに入れて、ごくり。
   
よく歩きました。疲れたので、バスの中では、うとうとと寝てしまいました。

はじめは、山歩き旅行なのだとあまり考えていなかったで、不安でしたが、何とか全行程をこなし、自然にどっぷりつかって、
明日からの英気を養うことができました。
       


   
   
コメント
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