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コジャムとココ
ミルクタイム中、失礼しました。
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さて、この親子がなぜここにいるか・・のお話を。
コジャムはもともと「知っているネコ」でした。
初めて見かけたのは、去年の秋ごろ。
体の大きさから、たぶん春に生まれたコだろうと思っていました。
それからしばらく姿を見ることはなかったのですが、
「たま~に見る」
「ときどき見かける」
「何日かに一回は見る」
「2~3日に一回は見かける」
「毎日見る」
・・となり、
ついには「庭で昼寝してるよ」になりました。
家の内側からは、ウチのコたちが眺め、
外からはコジャムが覗く・・という関係。
顔つきから「メス」じゃないかと思っていましたが、
確信が持てないまま時は過ぎ・・
「なんか太ってない?」
「冬毛だから太って見えるんだよ、きっと。」
いちど捕獲しようとしたのですが失敗しました。
平成から令和に変わる4月末から5月初め、
数日、姿を見ない日がありました。
「きっと、どこかへ行っちゃったんだね。」
そんなある日、またコジャムが現われました。
お腹はペッタンコです。
「あ、仔猫生まれてる・・」
遠めに見ると、誰かがオッパイを吸っているような感じです。
何匹いるんだろ?
それから毎日コジャムは現われました。
なぜかウチの中に入りたがります。
入るのはいいのですが、仔猫がどこに何匹いるかわからないので、
ゴハンをご馳走して、帰ってもらっていました。
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少~し暑かった日、リビングの窓を網戸にしてありました。
いつも網戸にしていると、誰かが窓枠に座り込んでいるのですが
その日は超人気で・・・。
10センチほどの幅しかない窓枠に 同じ方向を向いてずら~っと並んでいる。
しかも1匹降りると、次が乗っている。
何がそんなに面白い?
ネコたちに割り込んで同じ方向を向いてみると、
・・・なんかある。
なんだろ?と思って外に出て確認してみると・・
コレ↓
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なんか物体。
あら、見つけちゃった。
体の色からして、たぶんコジャムの子。
とりあえずそのままにして、同居人さんにラインをします。
「こんなのいたけど?」
「珍しい色だね、捕まえちゃえば?」
同居人さんの許可をいただいたところで、
誰のコか確認するために様子をみることに。。
しばらくしてから見に行くと、コジャムが仔猫と一緒にいました。
どうやら仔猫は1匹のようです。
その後は簡単で、コジャムがいなくなったところで仔猫を捕獲し、
(捕獲といっても、掴んだだけ・・)
いつものように現われたコジャムに、仔猫を見せてドアを閉めて完了。
いつもならケージに入れるところですが、
コジャムは外を飛び回っていたコなので、あまり狭くても、と思い、
ハチュ部屋を母子部屋に提供しました。
ネコハウスもつけて・・
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コジャムは人懐こい猫で、威嚇や攻撃をするどころか、
ワタシにも同居人さんにもゴロゴロ・スリスリという変わった猫です。
ただし子育て中なので、猫には厳しい。
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5/26
仔猫の成長って速い。
ハチュ部屋とリビングの境目にはワイヤーネットの仕切りをつけたのですが、
ヒトもその部屋に出入りする必要があるので、時々スキマが空いている。
そんな時、顔なじみなので全く警戒していないウチのコたちがズカズカと入り込み、
珍しい仔猫のほうに近寄ってはコジャムに怒られます。
ヒトはコジャムのお世話だけで、仔猫の世話は親猫さんの仕事。
たぶんコジャムは1歳くらいなんだろうけど、
いつのまにか、ちゃんとトイレも躾けていました。
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生後3週間くらいで歯も生えてきました。
でも、オッパイがいいらしいです。
そして数日前、トイレもちゃんとできるようになりました。
その頃から、コジャムの警戒心がなくなったのか、
仔猫の自立心が出てきたのか、
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むぅが近くに寄っても、怒られなくなりましたよ。
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わたしにとって摩訶不思議
(注:rakudaさん=同居人さん)
動物には本能的に、助けてくれそうな人を瞬時に嗅ぎとるらしいですよ。
猫の匂いもあり、守るべき子猫がいたから、うちの中に入りたかったんでしょうね。
コジャムさん、美人猫ですね!ココちゃんも可愛い。マーキャットさんちは、突然の不幸もあり、星になった子達からのプレゼントなのかもしれないですね。
今や子猫も慣れたみたいだし…この先ドタドタと運動会開催されそうですね。
心の奥には警戒心はあるようで、握手はダメだし、抱っこもできません。
でも、撫でることはできるので、ゴネゴネとこねくり回しています。
ウチを選んでくれたのなら栄誉なことなので