Palestrina O bone Jesu
聖週間の選曲が決まりました。この曲を入れられなかったのが残念。聖歌隊席の楽譜が見つからなかったのです。自宅PCに写譜(楽譜ソフト)したのを見つけました。来年は歌いたいです。
今、今年度の11月までの選曲資料(オススメ)を作成しました。過去の教会暦C年(2010年、2013年)の推薦曲をPC入力(エクセル)、さらに、過去3年分の既選曲も入れる作業はとっても時間がかかります。 隔週報に掲載するので2~3か月分まとめて選曲してもすぐに次が来てしまいます。既にA年、B年もコツコツと入力済みなので、来年からは資料作りの必要がほとんどなくなり選曲が楽になると思います。
他の教会の方はどうしていらっしゃるのかなと思ったり…。
関町では、典礼聖歌集、カトリック聖歌集、カトリック典礼聖歌集のほかに多くの楽曲、グレゴリオ聖歌、有名な作曲家のラテン語曲を幅広く選曲します。 案外信徒の皆さんも歌ってくださるのです。モーツアルトのAve Verum CorpusやヘンデルのCantate Dominoが聖堂いっぱいの大合唱になります。 中には難しい曲を選曲することに異議を唱える方もいらっしゃいます。 信徒の皆さんの中には、大きな合唱団に所属されているけれども聖歌隊には参加しない方もいらっしゃいます。
聖歌隊は、ミサに参加される皆さんの祈り(歌)を陰で支えるためにあります。 決して、皆さんに聞かせようなんて思っているわけではありません。 上手に支えるためには練習が必要です。 簡単に歌える聖歌もありますが、時にはリズムや音程の取り方が難しいとか、うっかり見落としてしまいやすい聖歌もあります。 多くの信徒の方は、耳で聞いてなんとなく歌っているようですが、聖歌隊では、それを事前に確認して皆さんの祈りの歌が揃うようにという役目を持っています。 時々、大きな声で間違って歌われている方もお見掛けします。 ちょっと、楽譜を見直していただけると気づくのではないかと思えることもあります。 少しでも音楽の素養があって声が出せる方なら、どなたでも奉仕に参加していただきたいです。 生涯の中で音楽を学べる機会があったということは「神様からのお恵み」です。 或いは、好きで身に着いたという方もいらっしゃると思います。 でも、全体の祈りを支えるためには、ただ気持ちよく歌っていれば良いわけではありません。 祈りの意味を考えて、自己主張しない声で神様に美しい祈りを捧げるように、ミサに参加される全信徒が「一つの心」になるように奉仕をします。 そうなっているかを、お互いに確認しながら定例練習をしています。 全世界の人々の心が「一致」することを願って、深く強い祈りの歌を発信できるようにと努めたいと思います。