ぼっちミサ 2020年6月27日 聖母の土曜日
Facebookでこの配信がノートルダム・ド・ヴィに投稿されてから、毎日(平日のみ)のミサを視聴することが出来るようになりました。他にも修道会や教会でも配信していますが、歌ミサでして下さる小立花神父様のこのミサが気に入りました。
手元に「毎日のミサ」(カトリック中央協議会発行)が無くても、神父様のはっきりした発音と発声で、しっかりと朗読や祈願が聞き取れます。毎日の朗読を読み祈りたいなと思い、「毎日のミサ」を定期購読していますが、なかなか続けることが出来ずにいました。
所属の教会では、神父様が非常にお忙しくて多くの役目を担っていらっしゃることから、平日は金曜日だけしかミサが行われなくなっていました。
勿論、以前の早朝7時のミサにそれまでに与っていらした方は、高齢の近隣在住の方と修道院のシスター方ばかりでしたが。
この配信のお陰で、時間の都合に合わせていつでも録画を見て祈ることができるようになりました。
もしかすると、新型コロナウイルスの感染拡大のお陰?
司祭の数が激減しています。大きな教会では主任の他に助任司祭や協力司祭がいらっしゃることと思いますが、一人しか司祭がいない教会も多く、場合によっては巡回教会などでは1週間おきに来られるところなども増えてきています。
昔のカトリック信徒の方の中には、主任司祭が必ずいて、信徒を束ね指導してもらえるのを待っている方も多いのかなと感じます。
世の中(国)が豊かになって、生活に不自由さを感じなくなって、皆の祈りが浅くなってきたように思えます。住むところも、食べる物も、着る物もあふれるばかりですし、何時でも新品の物が手に入ります。半数以上の方がそんな生活に慣れきってしまって、心から神様を讃美し、祈ることが少なくなってきているのではないかなと感じます。
私もその一人ではありますが。
新型コロナウィルスによって、大きく生活を見直さなくてはならなくなった今、私たちの信仰の在り方も見直す必要があるように思います。