ルー=ガルー 忌避すべき狼
『ルー=ガルー 忌避すべき狼』が公開されました。
制作は「プロダクション I.G」です。
「攻殻」「人狼」「精霊の守人」「スカイクロラ」
などを創っている(押井守とも縁の深い)会社です。
『ルー=ガルー 忌避すべき狼』で扱っているテーマ
や話を考えると制作「プロダクション I.G」は
けっこう合っていると思います。
「狼」「ゴースト」「管理社会」「貴腐老人(?)」
などなど『ルー=ガルー 忌避すべき狼』と
「プロダクション I.G」は、被るテーマが多い
ですしね♪
もちろん『ルー=ガルー 忌避すべき狼』の一番の見所は
「人と触れ合うことをしなくなった閉じた近未来」での
「少女たち同士のコミュニケーション」
ですよね♪♪
コミュニケーションの手段として、食事のシーン
を入れたりするのは上手いと思います。
映画では食事のシーンは家族や親友との
ふれあいの象徴とされています。
『ルー=ガルー』では食事のシーンに
「コミュニケーション」と「捕食行動」
という作品のテーマが集約されている、
と思います。
だからかスタッフは食事のシーンにも力を
入れたそうです。
映画に動物を出さなかったのは、そこまですると
深くなってしまう、と監督は言っていましたが
尺の都合でしょうか。
食事をする、ということは動物や植物を殺して
食べれるようにする、ことです。
これが「捕食行動」
そして動物を殺す、ということは動物に
触れることでもあります。
人間が生きる為にいろいろなものの犠牲
があるのであり、だから食べ物に感謝の気持ち
がわいてきます。
ですが相手に極力触れることのなくなった
「コミュニケーション」不在の近未来では
食品は合成食品になっています。
無生物からの作り物です。
つまり人間同士でふれないどころか食べ物を
作るために動物に触れる、ことすらしなくなって
しまったのです。
このような近未来の世界で少女たちは、
どんなコミュニケーションをとるのでしょうか?
小説は少し切ない感じの終わり方でしたが、
映画は樋口さんのマンガ版みたいな明るい終わり方
だといいなぁ、と私は思います♪♪
続編もあるみたいですし歩未と葉月たちは
また再会できますよね?
公式サイトで映画の冒頭の映像をYTで少しだけ
見れましたが、
歩未「牧野はボクのこと好きなの?」
と、かなり素敵な感じです♪♪
両儀式もですが歩未もナイフの達人です。
女の子にナイフは何故か合いますね♪
クールな歩未が言う素敵なセリフです♪
で、牧野葉月がドキドキしています♪
歩未×葉月♪♪
歩未が一番好きですが美緒も麗猫も葉月も
大好きです♪
麗猫♪
実はけっこうアツい人です♪
昔、友達だった美緒を忘れていない
情に厚い人です。
麗猫はチャイナ服ですが期待を裏切らず(?)
カンフーの達人です♪
映画ではトンファーを使うみたいですね。
(『レイズナー』のエイジも使った武器)
都築美緒♪
右の子です。
明るくて友達思いの良い子です♪
今でも麗猫を思っている感じも
良いですね♪
葉月とのスキンシップも良い
ですよ~♪
IQが高く発明もしちゃいます☆
最近、美緒はどうやらTwitterを始めたようです
(笑)
美緒×麗猫♪♪
あとゴスロリな作倉雛子さん、律子ちゃん
美人さん♪なカウンセラーの不破静枝さん、
も好きです♪
…けっこう個性的です(^_^;)
歩未×葉月♪♪
美緒×葉月♪♪
麗猫×美緒♪♪
アニメがどうなるか楽しみです♪♪
■『ルー=ガルー 忌避すべき狼』マンガ版
コミックリュウから出ている樋口明彦先生の描く
マンガ版の『ルー=ガルー 忌避すべき狼』を
読みました♪
すごく、すごく良かったですよ♪
葉月、美緒、歩未、麗猫が魅力的に描けてました♪
丸みのある絵ですが躍動感もありますね♪
私は、4人とも好きです♪
終わり方はマンガ版の方が大好きです♪♪
「そういうことになっている」
の解釈や感じる意味や雰囲気が小説と
マンガでは違いますよね♪♪
葉月「狼なんて食べてやるから!」
歩未「葉月…ずっと名前で呼びたかった」
これはもう…告白ですよね♪♪
8月28日から公開している映画も楽しみです♪
■アニメ版『ルー=ガルー』
アニメ版『ルー=ガルー』見ました
仲間って、とってもいいものですね♪
美緒が、仲間という言葉を使いますが
少したどたどしく使っています。
まだ仲間というものがわからない、みたい
なんですが、そんな美緒や葉月、歩未、麗猫、
矢部さんたちが、だんだん仲良くなり
絆が深まるのが、とても良いですね♪
『ルー=ガルー』の監督の藤咲淳一氏は『BLOOD+』
でも小夜の百合なシーンには力を入れていました
バンド活動などを通じて、だんだんと仲良く
なっていく葉月たち♪
『虎視眈々』の曲の使い方もうまいです
矢部さんの「またね♪」の絵のシーン♪
可愛いな♪
絵のクレジットに高遠るい先生が
いました!
どの絵なんでしょう?
葉月、歩未、美緒、矢部さん、たちで仲良く
遊んでいるのですが麗猫は照れているので
隠れて見ているのです
それが美緒にはバレバレだったのですが
麗猫に発信機を付けたと言う美緒が、
なんか可愛いです
で慌てる麗猫も、なんか可愛いです♪
麗猫は、コミカルなシーンが多いです♪
美緒が麗猫に抱きつこうとしてかわしたり
、とか♪
(笑)
美緒も可愛いですよ♪
愛らしく、くるくる動いてます♪
あの、美緒の【着ぐるみ】はなんですか♪
麗猫でなくても驚きますよね(笑)
矢部さんが帰る相談をしてる時の美緒
の髪形が、なんか可愛かったです♪
葉月も赤くなります♪
歩未が近づいてドキドキしたり♪
葉月は美緒や麗猫を助けようとしてナイフを
手に取ろうとしたり勇気をふりしぼります。
でも歩未は汚れるのは自分だけでいい、
葉月は汚れなくてもいい、と思っていた、
と思います
この後で葉月、歩未、美緒、麗猫の4人が
手を重ね合わせます
この手を重ねるシーンで4人の心が1つになった
と思います
パトロールマシンに囲まれた時にも
葉月と歩未は手をつなぎます
そして、そこへ助けに現れる麗猫
矢部さん、葉月がピンチな時に現れる仲間思いの
熱い人です
麗猫「生き延びろ!!」
コミュニケーションで人に触れることすら
なくなった社会で手をつなぐのは大事だと思います。
手をつなぐことはコミュニケーションです
から
あの少女たちが手をつないだり重ねたりする
シーン…素敵です
そして血にぬれた歩未の手を握る葉月
血にふれる嫌悪感よりも歩未への思いの
方が強いのです
(このシーンを強調するために動物のシーン
を監督は出そうと思ったのでしょうが
泣く泣くカットしたようです)
アニメ版『ルー=ガルー』では同じ景色が
何度か出てきます。
そして同じ道を何度も歩きます。
あの長い長い道を歩未、葉月が歩き汗を流すシーン、
言葉にはうまくできませんが…いいシーンですね
「自分のペースで歩くといい」と歩未の葉月への
そっけない優しさも♪
歩未が夜中に1人で見ていた景色
1人で見ていた同じ景色を歩未、葉月、美緒、祐子の
四人で見るシーンで葉月が「この時を忘れない」
というのが、とても好きなシーンです♪
少女たちが、だんだん仲良くなって
います♪
そしてラストシーンでも、このみんなで見た同じ風景が
出てきます
葉月「私はここにいる」
そして、止まっていた風車が回り始めます
少女たちが再び会えますように
ルー=ガルー2
インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔
ルー=ガルーの続編
『インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔』
が出版されました
表紙は律子と雛子さん、のようです
葉月や歩未たちは再会できたようです、よかった(^-^)
葉月も嬉しくて踊っています
京極先生によればルー=ガルー第三弾の構想もある
みたいで楽しみです
いずれ読んだ感想をUPしたいです☆