百合とオレンヂ城Ⅱ

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マイティ・ソー

2011-12-18 20:34:00 | 映画

マイティ・ソー



 神の国アスガルドは偉大な王オーディンに
よって治められていた。

 
 そしてオーディンには2人の息子がいた、
兄で武勇のソー、弟で智のロキである。


 神の国アスガルドとフロスト・ジャイアント
(氷の巨人族)の住むヨトゥンヘイムは長い間
争っていたが今は休戦をしていた。
 

 しかしソーが王となる即位式の日に
氷の巨人がコズミックキューヴを奪うため
宝物庫に進入したが、



オーディン「隻眼の熱戦が全てを破壊する!!
シンクロ召喚!!
戦闘マシン・デストロイヤー!!」



 オーディン(ソーとロキのパパ)が召喚した
デストロイヤーによって氷の巨人は撃退される。
(オーディンを演じるはアンソニー・ホプキンス
ハンニバルの俳優です)


 
どうして巨人たちは宝物庫に進入できたのか?

 
(某進撃する巨人みたいに壁を越えてきた訳ではない)


 ちなみに、このコズミックキューヴが
キャプテン・アメリカにも出てくる訳ですが。
 

 豪快で民思いだが、あまり物事を深く考えない(笑)
ソー・オーディンソンは真相究明のため
氷の巨人族の王・ラウフェイと話し合いをしに
ヨトゥンヘイム(氷の巨人の国)へ行く…
というか攻め込む!

 しかも王子様なので馬に乗って行きます。


ソーの部下(戦友)

 赤毛(大食い)、金髪(伊達男)、
寡黙なモンゴル人(浅野忠信)

 浅野忠信さんの役は3人の中では
一番カッコウいい役です。



シフ

 強い女戦士シフ
ソーの恋人…というよりは戦友です!!
 副リーダー格でまとめ役



 さてヨトゥンヘイム(氷の巨人の国)へ行く
ソー・オーディンソン御一行のパーティー構成
ですが…


 ソー(勇者)
 シフ(女戦士)
 赤毛(戦士 大食い)
 金髪(戦士 少しエロい)
 モンゴル人(寡黙なサムライ)
 ロキ(魔法使い)



 戦士多い!バランス悪!!



 そしてゲートを通ってヨトゥンヘイムへ
(この異世界へ行くゲートの描写がわかりやすい)


 ぞろぞろと氷の巨人族が現れます。
 

 フロストジャイアントAがあらわれた
 フロストジャイアントBがあらわれた
 フロストジャイアントCがあらわれた
 フロストジャイアントDがあらわれた
 フロストジャイアントEがあらわれた
 
 
 氷の巨人族の王ラウフェイがあらわれた



 いきなりボス戦です!!
 


 ソーの弟で頭の良いロキは慎重に行動しようと
するがソーの部下もあまり深く考える方ではなく(笑)
ラウフェイの態度も傲慢そのものなので戦闘に突入。


 交渉も何もありません、即戦闘!
(あの戦士が多いパーティーではロキは
意見を聞いてもらえない…)

 
  

 とにかく強いソー・オーディンソン!!
ハンマーには、こんな使い方もあったのか!?
と驚くくらい強いです!!


 しかしオーディンの仲裁が入り戦闘は中断。

 アスガルドと氷の巨人族の仲を悪化させたく
ないオーディンはソーの行動に激怒!!

 ソーをミッドガルドへ追放してしまう。



ソーとジェーン・フォスター

 と以上が導入部です。
 こう書くとバトルがメインみたいに見えますが
ミッドガルド(地球)へ追放されたソーとヒロインの
ジェーン・フォスターとのやり取りなどの
コミカルなシーンも面白いのです。

(ジェーン・フォスターを演じるは
ナタリー・ポートマン『スターウォーズ』のアミダラ姫
や『レオン』の少女です)

 
 今まで神様の国にいたソーが地球に来て
そのギャップをコミカルに描いています。

 
 ジェーンの相棒や仲間もあまりにも普通の
女子大生なので、それがまた面白いのです。

 

 ヒロインのジェーンがソーを拾うのですが…
ジェーンは天文学を専攻しているので
空を見上げて星を見てソーと話します。


 天文や星とからめてソーの故郷アスガルドについて
語るので説得力があります。

 
 『木曜日(サーズデイ)の語源は「ソーの日」』
というトリビアもさらっとあります。



 そしてジェーンは研究の成果を没収されてしまい
ますが、それを取り戻す為にソーはやっぱり
攻め込んで暴れます(笑)


 どうもソーは律儀で恩は忘れない性格ですが
猪突猛進タイプです(笑)

 それでも礼儀正しい面もあったりするので
どこか人柄や品の良さを感じます。



 ソーは王子様なので馬に乗ります。
 だから馬を探してペットショップに
行きますが、もちろんペットショップに馬は
いません(笑)


 というかソーが久しぶりに戦友と再会したシーン
…なんで、あんなにおかしいんですか~(笑)

 「ヤッホー、王子久しぶり~」みたいな☆

 なんで、あんなにフレンドリーなんですか~(^-^;)



 あと地上にハンマーも一緒に落ちるのですが
ハンマーの周りに野次馬のように集まって
バーベキューをしたりハンマーを
引っこ抜こうとしたりするアメリカ人は
なんかおかしいです(笑)
でもよく思いついたなぁ~とも思います(^-^)



 ジェーンの資料を没収したのは、この人です。

 アイアンマンにも出てきたコールソン捜査官です。

 少しですがアベンジャーズのあの人も出てきます。


 トリビア、『ベビーシッター・アドベンチャー』
(ホームアローンのクリス・コロンバス監督作)
にマイティ・ソーが好きな少女が出てきて
後半にマイティ・ソーにそっくりな人が
出てきて、ちょっとしたドラマがあります。
 
 この人良い人だなぁ~ってドラマです、
ファンの少女がいるくらいマイティ・ソー
は人気者だという事です(^-^)





■ソー・オーディンソンとロキ

 『マィティ・ソー』のテーマはソーとロキの相克…
要は兄弟ゲンカです(^-^;)
 

 筋肉ムキムキの兄ソーと頭が良いロキ


 ロキは常に頭が良いので慎重論を言いますが
兄ソーと部下がアレなのでぜんぜん意見を
聞いてもらえません。


 だからかロキは少しひねくれていますが
プラス出生の秘密も加わって更にひねくれて
しまいます。


 そんなロキとソーですが兄弟の仲は
意外と(?)良いのです。


 立派な神様で王様のオーディンパパの下で大切に
育てられました。

 ソーもロキもオーディンパパを敬愛して
います。


 ですがロキの出生の秘密…オーディンパパ…
言ってることはわかりますが…黙ってやったら
それは誘拐と同じじゃないんですか?
 



 そして、『マイティ・ソー』で描きたいことに
「王の資格」があると思います。


 王となる資格がある者でなければハンマー
(ムジョルニア)を持ち上げる事はできません。

 
 最初の頃はただ突撃するだけだったソー、
あまりにも王らしくない性格なのでハンマーに
見捨てられ、再度持ち上げようとしても
ムジョルニアを持ち上げることができずに
慟哭するソー。


 そんなソーがだんだんと王らしくなっていきます。


 民を守りたい、部下とジェーン、そして町のみんなを
守りたい、強いだけでなく威厳や誇りも身につけて
いきました。

 そして、ソーはハンマーのムジョルニアに選ばれ
王の資格を得たのです。