思い出のマーニー
その2
杏奈とマーニー
杏奈を支えてくれる神秘的なマーニー☆
(マーニーが杏奈を守る様に置いた手が素敵♪)
そんなマーニーに恋心にも近い一緒にいたい
という気持ちを持つ杏奈♪
杏奈とマーニーの関係は、この森とサイロのシーン
がターニングポイントだと思います。
例えば杏奈とマーニーの「好き」の言い方のちがい。
そして杏奈がマーニーの本当の気持ちに気づいた後の
「何か私たち入れ替わっちゃったみたい」のセリフ。
あと杏奈の絵や話し方の変化にも注目☆
それから杏奈、マーニー、彩香の3人がいるシーンの
現実と夢の境界が曖昧な不思議な感じとか☆
(作画監督の安藤雅司さんは今敏作品でよく作画監督
をしていたそうです)
つまり杏奈とマーニーはお互いに支えあえる仲に
なれた、ということですよね♪
杏奈とマーニーの月下の幻想的なダンスの
シーンも素晴らしいですよ☆
そして中盤ながら、ある意味クライマックスな
このシーン。
見終わった後、このセリフには二重の意味がある
深いセリフだということに気づきます。
頼子さん
杏奈の養母。
イギリスでは親のいない子供は『ハリー・ポッター』
のように養親が世話をするそうですが杏奈と頼子さんの
関係はまさにそうです。
(マーニーの原作は本当はイギリスが舞台なのです)
頼子さんは、ささいなことから杏奈と気持ちが
すれ違ってしまいます。
頼子さんと杏奈は終盤で気持ちが通じ合います
が、2人がなぜ気持ちがすれ違ってしまったのか?
そしてどのように和解をするのか?
それは見てのお楽しみ☆
1つだけ言うなら、こういう状況を作ってしまった
マーニーには後悔の気持ちがあったと思います。
老婦人?
『思い出のマーニー』で言えるのは
ジェームズ・ディーンの『エデンの東』のように
子供は親から愛されていることがわかると
やはりどこかホッとする、ということでしょう。
久子さん
おそらく一番『思い出のマーニー』な女性。
彼女とマーニーの間にあったことを想像すると
ものすごく切なくなります・・・。
出番は少ないのですが久子さんの言葉に杏奈は
いい方向へ変われるきっかけを見つかられたのかも
しれません。
マーニーの母
パーティーが好きで社交性はあるけど
マーニーの「寂しい」という気持ちには
気づけなかった人。
ある意味、『思い出のマーニー』の始まり。
彩香
ホームズ役。
彼女の登場から『思い出のマーニー』は
前半から後半に向います。
彩香の「あなたマーニー?」のセリフは
結構重要だと思います。
喋り方が可愛いんですが紅茶の「クイーンメリー」
のくだりが特に可愛いです♪
杏奈と彩香が仲良くしてるシーンはほほえましい
んですが、ある意味『思い出のマーニー』は
杏奈と彩香が出会う話だったと思います♪