百合とオレンヂ城Ⅱ

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思い出のマーニー その2

2014-08-25 20:02:00 | 同志少女よ、敵を撃て 思い出のマーニー


思い出のマーニー






その2






杏奈とマーニー







 杏奈を支えてくれる神秘的なマーニー☆
(マーニーが杏奈を守る様に置いた手が素敵♪)


 そんなマーニーに恋心にも近い一緒にいたい
という気持ちを持つ杏奈♪







 杏奈とマーニーの関係は、この森とサイロのシーン
がターニングポイントだと思います。


 例えば杏奈とマーニーの「好き」の言い方のちがい。


 そして杏奈がマーニーの本当の気持ちに気づいた後の
「何か私たち入れ替わっちゃったみたい」のセリフ。


 あと杏奈の絵や話し方の変化にも注目☆







 それから杏奈、マーニー、彩香の3人がいるシーンの
現実と夢の境界が曖昧な不思議な感じとか☆


 (作画監督の安藤雅司さんは今敏作品でよく作画監督
をしていたそうです)







 つまり杏奈とマーニーはお互いに支えあえる仲に
なれた、ということですよね♪


 杏奈とマーニーの月下の幻想的なダンスの
シーンも素晴らしいですよ☆







 そして中盤ながら、ある意味クライマックスな
このシーン。


 見終わった後、このセリフには二重の意味がある
深いセリフだということに気づきます。






頼子さん

 杏奈の養母。







 イギリスでは親のいない子供は『ハリー・ポッター』
のように養親が世話をするそうですが杏奈と頼子さんの
関係はまさにそうです。
(マーニーの原作は本当はイギリスが舞台なのです)


 頼子さんは、ささいなことから杏奈と気持ちが
すれ違ってしまいます。


 頼子さんと杏奈は終盤で気持ちが通じ合います
が、2人がなぜ気持ちがすれ違ってしまったのか?
そしてどのように和解をするのか?


 それは見てのお楽しみ☆


 1つだけ言うなら、こういう状況を作ってしまった
マーニーには後悔の気持ちがあったと思います。






老婦人?

 『思い出のマーニー』で言えるのは
ジェームズ・ディーンの『エデンの東』のように
子供は親から愛されていることがわかると
やはりどこかホッとする、ということでしょう。






久子さん

 おそらく一番『思い出のマーニー』な女性。


 彼女とマーニーの間にあったことを想像すると
ものすごく切なくなります・・・。


 出番は少ないのですが久子さんの言葉に杏奈は
いい方向へ変われるきっかけを見つかられたのかも
しれません。






マーニーの母

 パーティーが好きで社交性はあるけど
マーニーの「寂しい」という気持ちには
気づけなかった人。


 ある意味、『思い出のマーニー』の始まり。






彩香

 
 ホームズ役。


 彼女の登場から『思い出のマーニー』は
前半から後半に向います。


 彩香の「あなたマーニー?」のセリフは
結構重要だと思います。


 喋り方が可愛いんですが紅茶の「クイーンメリー」
のくだりが特に可愛いです♪


 杏奈と彩香が仲良くしてるシーンはほほえましい
んですが、ある意味『思い出のマーニー』は
杏奈と彩香が出会う話だったと思います♪