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それゆけ!宇宙戦艦ヤマモトヨーコ
ヤマモトヨーコ×まどか&綾乃&紅葉♪
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左から綾乃、まどか、紅葉
『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』の
完全版が発売されました。
話は山本洋子、御堂まどか、白鳳院綾乃、松明屋紅葉
たち現代人が未来の世界の人の死なない戦争と
オールドタイマーという科学の遺産を巡っての
バトルに参加して…なのですが。
ストーリーはSFで戦争ですが科学技術の
発達により人の死なない戦争になっています。
だから部活動感覚というかゲームやクラブ感覚
なのです。
鬱展開とは無縁なのもポイント(笑)
しかもヨーコたちは強い!
それにSFうんぬんよりも、
山本洋子、御堂まどか、白鳳院綾乃、松明屋紅葉たち
少女たちの方が目立っていますし♪
少女たちの遊んだりする日常の方が面白いんですよ♪
少女たちの日常とは例えばヨーコたちがゲーセンに
いったり、どこかに出かけたり、とか。
これが楽しい♪
『涼宮ハルヒ』みたいな感じです。
というかハルヒを見た時「ヤマモト・ヨーコにそっくり」
とか思いましたよ(笑)
(山本洋子はショートにカチューシャなのでハルヒ
にそっくりなのです)
他にもネコ娘な洋子に、まどかがつっこんだり
綾乃がマイペースだったり古武術の達人だったり
紅葉がカッとんだり(笑)
おでこが広い、とかいう設定も今ではよく
使われますが(?)最初に使われたのは
御堂まどか…とか思っています(笑)
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■AIと書いて愛と読む
SF設定…というか未来のバトルでは
戦闘機にのってシューティングゲームのように
戦うのですが、サポートAIがついていて
それぞれがAIに名前をつけて呼んでるのも
可愛いです♪
レイジングハートやバルディッシュみたいに。
洋子が『アソビン教授』
まどかが『コーチ』
綾乃が『お師匠様』
紅葉が『AD』
それぞれの個性がよく出ています。
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■93年から現代までの文化
そして文化。
ゲーム、映画、アニメ、F1、ファッション
それが少女たちの口から語られます。
ヨーコがゲーム、まどかがアニメ、まんが
紅葉が映画をよく話します。
今ではなつかしいネタがいくつもあります
洋子はアンディが持ちキャラとか、チン・シンザン
を残影拳の連発でタコ殴りにするとか。
(『NEO-GEO』で『飢狼伝説2』が出たばかりなので)
まどかが、まんがやアニメの話をよくするのですが、
「バイトばっかりしてると16歳で人妻になっちゃうわよ」
「サリーちゃんよ」
これはマイトガインです。
サリーちゃんとは、クレヨンしんちゃんで有名な
矢島晶子さんが演じていた吉永サリー、のことです。
また紅葉がポニーテールなので、
まどか「ねっ、セーラージュピター」
洋子「扇を持ってにっぽんいち~!!、とか言わない?」
と言われたりします(笑)
洋子がゲームネタで、まどかがアニメネタ担当(笑)
まどかの読んでるマンガに『サディスティック19』
があるのもポイントです。
実は私が『サディスティック19』を読んだのは
『ヤマモトヨーコ』がきっかけです(笑)
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紅葉は映画が好きなのですが、紅葉の好きな俳優が
ジャン・クロード・ヴァン・ダムというのも
時代を感じます。
『エクスペンダブルズ2』でラスボスを演じた
のがジャン・クロード・ヴァン・ダムです(^-^;)
上の画像を見ればわかりますが
『アベンジャーズ』のホークアイも
ジャン・クロード・ヴァンダムに
まちがい電話をかけてしまったことが
あります(笑)
『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』の
あとがきは少女たちのチャット形式なんですが
1993年当時、今でこそ当たり前のチャット
ですが、当時は珍しかったのです。
というか『電光超人グリッドマン』のように一部の人
(赤松健とか)しかチャットはしていませんでした。
ちなみに『電光超人グリッドマン』(小中和哉)の兄
が『lain』のシリーズ構成の小中千昭です。
兄弟そろってパソコンに詳しいのです。
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■レッドスナッパーズ
上段、左からルージュ、エリュトロン、ルブルム
下段がロート
ヨーコたちのライバル(?)のレッドスナッパーズたち
4姉妹とのバトル(という名の漫才やケンカ☆じゃれあい♪)も
実はなかなか良いです♪☆
どこか憎めない愛らしい敵役♪
4姉妹は長女ルージュ、次女ロート、
三女ルブルム、四女エリュトロン
がおります♪
ルージュさん、はなかなか性格がアレなところも
ありますが一応長女らしいところもあります♪
ロートは可愛い外見ながら腹黒で策士です☆
ルブルムは不良な外見ながら常識人のツッコミ役
で可愛い性格です☆
エリュトロンは実は一番優秀なパイロットです☆
エリュトロンは紅葉と仲がいいので
ロートに『ユリッ子』と言われます♪
薔薇のメモワールでは4姉妹の
しんみりした姿も見れます☆
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■フィッシュチーム
上段 左が集(つどい) 右が木葉(このは)
下段 左が光(ひかり) 右が翼(つばさ)
後半、また1チーム増えて益々にぎやかになります。
ほとんどヨーコたちの関係者なんですが(笑)
その名もフィッシュチーム
紅鵬院翼、高取集、雉波田光、鷲尾木葉
翼は熱血格闘家で綾乃と意気投合☆
集はある理由で洋子を付け狙います☆
光は先輩のまどかに新体操部に戻って欲しい
のです☆
木葉は忍者(?)で紅葉を連れ戻しに
来ました☆
みんな個性的で可愛いんです♪
もちろん(?)レッドスナッパーズとも
出会い…非常に楽しいこと(笑)になります♪
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■アニメはシャフト
『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』はアニメ化も
しましたが…今ではシャフトのハシリといえるでしょう。
(『ひだまりスケッチ』『まどか☆マギカ』のシャフト)
『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』は
監督が新房昭之でキャラデザが渡辺明夫なんですが…
この2人は『化物語』のコンビです!
原作の庄司卓先生が渡辺明夫または
ぽよよんろっくのファンで、
「ヤマモトヨーコのキャラデザに渡辺明夫さんを
お願いしてもいいですか?」
と聞き受諾されたのが参加のきっかけだそうです。
セルアニメでシャフトのシュールさが
見れるのは貴重です(笑)
この頃から麦人さん、とか出ていますし。
(ゼンガー役)
アニメの方は、けっこうオリジナル展開ですが
百合度は…高いです♪
洋子と綾乃♪
洋子とまどか♪
洋子と紅葉♪
が、すごく良かったです♪
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■声優ブーム
『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』は
アニメ声優ブームを感じるキャストでしたし
奥井雅美さんの歌も良かったです♪
声優は90年代的です。
ヨーコたちエスタナトレーヒチームは、
山本洋子(高山みなみ)、御堂まどか(林原めぐみ)
白凰院綾乃(宮村優子)松明屋紅葉(新山志保、後雪乃五月)
レッドスナッパーズたち4姉妹は
ルージュ(玉川紗己子)、ロート(かないみか)
ルブルム(ゆかな・当時は野上ゆかな)
エリュトロン(鈴木真仁)
他にもゼナ・リオン(美女)提督(勝生真沙子)
シルヴィー・ドレッド(自分に素直な人♪)(根谷美智子)
がおります♪
時代を感じますよね♪(^-^;)
この頃、根谷さん、やゆかなさんは
まだデビューしたばかりです♪(^-^;)
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