紫色のクオリア
『悪魔のミカタ』のうえお久光先生の
描く百合小説『紫色のクオリア』
挿絵は『ジンキ エクステンド』の綱島志朗先生です☆
ゆかり、マナブ、七美の楽しい日々♪
最初は、ゆかり、マナブ、七美の3人を紹介します☆
前半はこの3人(+アリス)の楽しい日々が描かれます♪
ゆかりはぎゅっ☆てしたくなる可愛い女の子です♪
しかし彼女にはある秘密があって…
マナブはゆかりのお友達で、すごく優しい子です♪
七美もゆかりにつれない態度をとってるんですが、
根は良い子です♪
しかし、ある事件がきっかけで
マナブとゆかりは疎遠になってしまいます…
しかし気持ちがすれ違ってしまった後も
マナブはなんとかゆかりと付き合おうとして
ぎゅっ☆とゆかりを抱きしめます♪
照れ屋なマナブのゆかりへの不器用な
コミュニケーションの1つが、ゆかりへの
ぎゅっ☆なのです♪
七美はゆかりにつれない態度をとっていますが、
これはああいう目に会ってしまった七実なりの
ゆかりへのコミュ二ケーションなのでしょう☆
七美は難しい科学やSF用語をあげていますが、
それはなんとかして再びゆかりと付き合いたい気持ちの
表れなのでしょう☆
マナブと七美も仲良くなり(?)ゆかりと何とか
付き合っていこうとお互いにいろいろと探っていましたが…
途中から謎の組織からの刺客?アリスちゃんが登場します☆
アリスちゃん、ゆかりを保護したいんでしょうね♪
アリスちゃんはゆかりと自分自身を少し重ねている
ところがありますし♪
アリスちゃん自身もヒドイ目に会ったことがあるので
ゆかりの気持ちはよくわかっていると思います。
途中、マナブが「アリス可愛い♪」という気持ちに
気づいてしまうというコミカルなシーンがあります♪
また、ゆかりや七美への純粋な気持ちに
気づいたりしてドギマギしあたふたする
マナブの姿がすごく可愛いです☆(笑)
■ストーリーのセオリーやお約束
『紫色のクオリア』で『火の鳥』のロビタ編を
思い出す人がきっといるでしょうねぇ~(^-^;)
ですが、こういうのは永遠のモチーフなので
同じようなテーマの作品が出るのはありますからね~
(^-^)
『紫色のクオリア』は『空の境界』『寄生獣』
『まどか☆マギカ』藤子F不二雄先生が好きな人は
ハマるかもしれません。
正直『紫色のクオリア』はSFのお約束っぽい
のですが、よくぞこれだけ新しい切り口が!
ぐいぐい読ませる文章が書けるとは!
と思います☆
要はすごく面白いのです!
そして百合としてもすごく良いのです☆
『紫色のクオリア』はゆかりとマナブ♪
七実やアリスたちが仲良くて百合で素敵です♪
どこか可愛いくて不思議でSFな感覚のラノベです☆
でも、ちょっとだけ(?)怖いかもよ(^-^;)
■欲しいのはごく普通の幸せ♪
『紫色のクオリア』の後半はマナブのゆかりを
救いたい気持ち、強い強い気持ちと孤独な戦いが
描かれます…
すごい孤独な長い戦いを、誰にも理解できない戦いを
続けていたマナブですが・・・
ゆかりの、ほんの一言が救いとなりました。
あっけないかもしれませんが、そういう事は
あると思います。
マナブだけでなくゆかりの視点や意見も大事
なんですよね☆
マナブはすごい力を手に入れましたが、
欲しかったのはごく普通の幸せなんですよね☆
(^-^)
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