◆バニラ
アサウラ先生の「バニラ」がせつなすぎます。
途中、もうケイとナオのふたりには何もなくなってしまった
んですね。
おばあちゃんの店がなくなったのがきっかけの
ひとつだったかもしれません。
挿絵にもあるお風呂上りのケイと今起きたばかりの
ナオ、キレイなケイ、とかわいいナオ。
ケイの肩をナオがもんだり、するなにげない
シーンで、小さい手でケイの肩をもみゅもみゅ
と懸命に揉むナオ、うーん気持ち良いけどもう少し
かな?と思うケイを想像してしまいます
少しくすぐったいかも。
いつもなにげなく手を握ったり、肩に頭を
乗せたり、初めてのキスの時たどたどしく首を
反らせたり、でも追う様にして唇を重ねたり
して互いを求め合うのは、好きだけど、この絆が
社会から見てあまりにも脆いかもしれないから、
こうやってお互いの気持ちを確認したり、
離れたくない、という気持ちでするのかも
しれません。
少しでも側にいたい
もうふたりだけいれば、それでいい
今折り返し地点ですが、帯に書いてある通り
「神様どうかふたりを逃がして―」
な気持ちでいっぱいです。
2022年、追記。
『ベン・トー』のアサウラ先生が、今では、
『リコリス・リコイル』のアサウラ先生(ストーリー原案)
になるのでしょうね♪