ずっとUPが遅れていますが、9月27日~28日、一泊で奈良へ行ってきました。
近鉄奈良駅下車、まず西国三十三ヵ所第九番札所、興福寺・南円堂へ。
南円堂は藤原冬嗣が父・内麻呂追善のために建て、
不空羂索観音を祀ったのが始まりと伝わっています。
南円堂内陣は非公開ですが、毎年10月17日に特別開扉されます。
私は以前、「興福寺国宝特別公開2008」の時に見学しました。
住所 : 奈良市登大路町48
宗派 : 法相宗大本山
本尊 : 不空羂索観世音菩薩
開基 : 藤原冬嗣
創建 : 弘仁4年(813)
御詠歌 : 春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうす雲
現在の興福寺は境内の中央に「中金堂」を再建中です。
多数の国宝や重要文化財が保存されている「国宝館」は「平城遷都1300年祭」の昨年
リニューアルされて、以前はガラスケースの中に収められていた乾漆八部衆立像が
目の前で生鑑賞できるようになり、阿修羅像の八部衆がずらりと並ぶ様は圧巻でした。