まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

福島で働きたい4年生の皆さんへ

2011-09-22 16:34:44 | お仕事のオキテ
以前このブログで取り上げた福大卒業生 (ダンス部) から連絡をもらいました。
彼の勤める製薬会社が、勤務地福島県限定での採用を決めたのだそうです。
その求人情報の告知のため、来週の火曜日、
福島大学の秋季合同企業説明会に来てくれるそうです。

【期日】 9月27日 (火) 午後の部のみ(14時より)
【場所】 福島大学大学会館 2F大集会室
【社名】 ブリストル・マイヤーズ (株)
【職種】 医薬品情報担当者 (MR:製薬メーカー営業)
【勤務内容】 病院・開業医を周り対象疾患及び自社薬の情報提供・情報収集を行い、
       薬剤の適正使用を啓発する。
【条件】 要普通免許、勤務地が福島県限定での採用
【対象】 4年生

普通、総合職採用だと勤務地はどこに飛ばされるかわからず、
彼なども、縁もゆかりもない盛岡で働き、そこで結婚することになったわけですが、
今回のような震災という事態を受けて、
福島で働きたいという意欲のある人を別枠で採用することになったようです。
彼によると、製薬会社の営業という仕事は、まったく何の予備知識や技術・資格もいらず、
やる気さえあれば誰にでもできる仕事だそうですので、
教員や公務員を目指していたような人でも是非受けてみてほしいとのことでした。
とりあえず企業説明会に出て、詳しいことを聞いてみてください。

もうひとつ、これはもうすでにご存知の人も多いと思いますが、
東京都教育委員会と福島県教育委員会が協定を結びました。
将来、福島県の公立小学校教員として採用されることを希望する者について、
東京都で50名を限度に採用することになったようです。

都教委と福島県教委の協定の締結について

福島県は震災や原発事故による児童の減少を理由に、
今年は教採を行わなかったわけですが、
そうすると将来的に教員の年齢構成等に極端な偏りが生じてしまいます。
そこで、現在教員数が足りておらず、しかし将来的には教員需要が減少していく東京都で採用し、
しばらくの間 (5年くらい) 東京で働いてもらったあと、福島に戻すという作戦です。
福島県の小学校を希望していた人には有り難い措置ですね。
この制度もぜひ活用してみてください。

もう10月になろうとしているからといって、
福島が震災に見舞われたからといって、
まだ就職を諦めてしまう必要はまったくありません。
最後まで粘り強く活動を続けていけば、必ず道は開けます。
特に、福島のために働きたいと願っている皆さん、
その熱意を未来に繋げられるよう是非がんばってください。