まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

てつがくカフェ @ サイトウ洋食店

2011-09-23 22:55:00 | 哲学・倫理学ファック
                   


いよいよ明日は 「サイトウ洋食店」 で哲学カフェです。

これまではあちこちのイベント会場を借りて開催してきたわけですが、

今回初めてカフェっぽいところで哲学カフェを開催できることになりました。

はたしてどんな感じになるのか今から楽しみです。

昨日は打ち合わせも兼ねて、ぢゅんちゃんと2人でサイトウ洋食店にお邪魔しました。

サイトウ洋食店は福島駅東口側の駅前通りからちょっと右に入ったところにあります。

中合デパートを越えて、うどん屋さんの 「なか卯」 の角を右に曲がり、

ほんの少し進むと右手に見えてくる 「カフェ・コパン」 の2階です。

お店は満員で、今回初めてカウンター席に座ることになりました。

カウンター席からは斎藤さんが料理を作っている様子がよく見えます。

20名分以上のオーダーを次から次へとたった1人でこなしていく姿を拝見しながら、

『おいしい関係』 の織田シェフを思い出していました。

『おいしい関係』 ってご存知でしょうか?

槇村さとる原作のマンガで、中山美穂・唐沢寿明の主演でドラマ化もされました。

そこに出てくるシェフは、パリの2つ星レストランで修業を積んだんですが、

料理に厳しく、でも人と上手くやっていくのが下手でどの店でも長続きせず、

けっきょく町の洋食店で雇われコックをやっているという設定です。

そのお店が 「プチ・ラパン」 というお店なんですが、

オムライスやチキンソテーなんかが売りの洋食屋さんなんだけれど、

夜にはけっこう凝ったメニューも出しているんです。

ドラマやマンガを見ていた当時は、私の知っている洋食屋とはあまりにかけ離れていて、

こんな洋食屋あるんだろうかと思っていましたが、

「サイトウ洋食店」 ってまさに 「プチ・ラパン」 という感じなんですよねぇ。

斎藤さんはとても人当たりがよくて、織田圭二みたいな冷徹人間ではないけれど、

大量の注文を次から次へとこなしていく 「お料理マシーン」 のような姿は、

やはり織田圭二を彷彿とさせるのです。

と言っても、あのドラマやマンガを知らない人には伝わらないだろうなあ。

1990年代だもんなあ。

うーん、誰かこの感覚を共有してくれる人はいないかなあ。

それにしても厨房を見ながら食事できるのってサイコーだなあ。

これからはカウンター席にしようっと。

そして、明日の哲学カフェ

あの空間でいったいどんな議論が交わされるのでしょうか。

とっても楽しみです。