まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

イブ散歩&イブ・ディナー

2011-12-25 07:58:52 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
クリスマス・イブの昨日はむちゃくちゃいい天気。
雲ひとつない快晴で、気温はあいかわらず低いのだけれど、
一昨日とはうってかわって風もなく、お散歩日和な感じでした。
というわけで、福島大学美術研究会の展覧会をやっている文化センターまで、
ちょっと歩いて行ってみることにしました。
和服姿の女性と一緒だったのでちょっと時間がかかってしまいましたが、
まあちょうどいいくらいの散歩コースです。

美術研究会というのは部活なんでしょうか、
初めて来たのでどういう団体かよくわかりませんが、
学類の1年生から大学院生まで40人くらいが出品していました。
10数人くらいの作品をじっくり見て回れるいつもの卒業制作展とは違い、
40人がだいたいみんな1点ずつ出品している感じで、
(なかには何点も出品している人もいましたが)
その多様さというか、会員数に圧倒されました。
「文化創造論」 は2年生相手の授業ですので、
卒業制作展で作品を見るときは授業をやった2年後になるわけですが、
今回初めて、今 「文化創造論」 を取ってくれている2年生や、
去年取ってくれた3年生の作品も見ることができました。
プレゼンで説明していた絵の具の話ってこれのことかあなどと、
プレゼン内容と関連させながら見ることができてとても面白かったです。
今日までですので、ヒマな人は散歩がてら行ってみてはいかがでしょうか。

帰りはまだ4時くらいだというのにだいぶ日が傾いて、
気温が急激に下がってきていました。
あいかわらず天気はいいのですが、散歩を楽しむ感じではもうありません。
和服の女性は足袋がむきだしになっている足元が冷えると泣いていました。
とても家まで一気に帰れそうもなかったので、途中の 「Cafe Carrera」 でビバークしました。
以前に一万歩散歩したときに寄り道したお店です。
今日は、クルマ好きそうなおじさんたちがカウンターに陣取って、
なにやらマニアックな話に花を咲かせていました。
私たちはカフェ・ラテとチーズケーキで暖を取り、身体を暖め直してから帰途につきました。
郵便局で年賀状を買い、MAXでディナー用の買い物をしてなんとか無事帰ってきました。

頂き物のシャンパン、ポル・ロジェがあったので、それを中心にメニューを考え、
手分けしてクリスマス・ディナーの作成にかかります。
といってもいつもとそんなに変わらないレパートリーですが、
できあがってみるとなんとなくオシャレな感じのディナーに仕上がりました。



まずは主役のポル・ロジェ。
シャンパーニュに敬意を表して、めったに使わないバカラを使ってあげます。



テーブル中央には、蒸し野菜やアボカド、アイスプラントを配した豪華な一皿。
作者は和服女性。
これはオリーブオイル+バルサミコ酢をつけて食べていきます。



私が作ったのは、平野レミ師匠のレシピ、トマト牛肉。
ぢゅんちゃんとの打ち合わせのときに食べたしゃぶしゃぶの牛肉が残っていたので、
トマトを買ってくればできるだろうという安易な気持ちで決めましたが、
レンコンが美味しそうだったので、初めてレンコン入りで作ってみたところ、
シャキシャキ感が加わり、いつもとは違う食べ物になってくれました。



そして、和服女性の創作料理、オイルサーディンの千切りパン焼き。
本当はオイルサーディンを並べたところに大葉と粉チーズとパン粉をのせて焼くつもりだったのですが、
冷凍庫のなかにあると思っていたパン粉がなかったので (在庫チェックの甘かった私の責任です)、
急遽、余っていたフランスパンを千切って代用してみたら、
パン粉で作るよりもいい感じに仕上がってくれました。



これでもう十分お腹いっぱいでしたが、シャンパンがまだ残っていましたので、
いちおう下ごしらえしてあったパスタも作ることにいたしました。
パスタの師匠直伝の 「スモークサーモンとズッキーニのクリームパスタ」 です。
腹具合を考えて、量は控えめにしておきました。



このところ外食が多かったし、さもなければ鍋、みたいな手抜き料理ばかりでしたので、
久しぶりにちゃんと料理を作ってのんびり時間を過ごすことができました。
けっきょく酔っ払ってしまい、年賀状を作成することはできませんでしたが、
まあ、今日がんばれば何とかなるでしょう。
私からの年賀状が元旦に届くことなんて誰も期待していませんよね。
いつものように何日か遅れで着くと思いますので、なにとぞよろしくお願い申しあげます。