昨日に引き続き、今週末のイベント情報です。
今週の土曜日、オーケストラ・フィルジッヒの第8回演奏会が開催されます。
「オーケストラ・フィルジッヒ」 というのは福島に作られた非常設のオーケストラだそうです。
今まで私はその存在を知りませんでしたが、
私がやっている大学院の必修科目 「地域文化創造特論」 を取ってくれた院生さんが、
その団員だということで、情報をいただくことができました。
直接、福島大学と関係のない団体ではありますが、
福大の嶋津武仁先生がずっと芸術監督をやっていらっしゃいますので、
まったくの無関係というわけでもないでしょう。
今回のコンサートでは、その嶋津先生の新曲が演奏されるそうです。
まったく存じ上げず誠に申しわけなかったのですが、
嶋津先生は現代音楽の分野では世界的に知られた作曲家なのだそうで、
私、現代音楽って苦手なのですが、
この機会にぜひその 「世界の音楽」 に触れてみたいと思います。
「レクイエム (=死者追悼のための鎮魂曲)」 というタイトルから、
3.11を意識した曲だということがうかがわれます。
私も 「てつがくカフェ@ふくしま」 という形で哲学・倫理学の立場から、
3.11に迫ろうとしているわけですが、
音楽の立場からはどのようなアプローチがなされるのか楽しみです。
そして、今回はさらに福大のピアノの先生、中畑淳先生が、
ショパンのピアノ協奏曲第1番を弾かれます。
モーツァルトしか聴かなかった私が初めてモーツァルト以外の人の曲で好きになったのが、
このショパンのピアノ協奏曲第1番でした。
(ブーニンがショパン・コンクールで弾いたやつが私の初体験)
中畑先生もけっこう有名なピアニストで、
しかもショパンには一家言もっている専門家なのだそうです。
これまでは教員の送別会とかで1、2曲弾くのを耳にした程度でしたので、
ショパンのピアノ・コンチェルトをまるまる弾いてもらえるというのは、
ものすごく有り難い機会だと思います。
テンション上がりまくります。
フランクという作曲家はまったく聞いたことありませんでしたが、
専門家でもあまり馴染みのない音楽家だそうで、
その人が1曲だけ書いた交響曲を演奏会で取り上げるなんて、
相当マニアックな選曲なのだそうです。
上述した院生はヴィオラの首席奏者であるばかりでなく、
フランク交響曲の曲目紹介も書いたそうで、
誰も知らない作曲家とその作品をどのようにプレゼンテーションしたのか、
パンフレットを楽しみにしたいと思います。
28日はMAX福島で 「卒業制作展」 を見たあと、
音楽堂に足を伸ばしてフィルジッヒの演奏会を聴くという、
アーティスティックな一日にしたいと思います。
皆さんも 「芸術の冬」 を楽しんでみてはいかがでしょうか?
オーケストラ・フィルジッヒ 第8回演奏会
日 時 2012年1月28日 (土) 開場17:30 開演18:00
場 所 福島市音楽堂 大ホール
芸術監督 嶋津武仁
指 揮 橋裕之
全席自由 一般 \1,000 高校生以下 \800
演奏曲目 フランク/交響曲ニ短調作品48
ショパン/ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
ピアノ:中畑 淳
嶋津武仁<委嘱作品>/レクイエム(バリトンとオーケストラの為の)
-世界初演-
P.S.
フィルジッヒというのは 「桃」 という意味のドイツ語だそうです。
な~るほどね。
今週の土曜日、オーケストラ・フィルジッヒの第8回演奏会が開催されます。
「オーケストラ・フィルジッヒ」 というのは福島に作られた非常設のオーケストラだそうです。
今まで私はその存在を知りませんでしたが、
私がやっている大学院の必修科目 「地域文化創造特論」 を取ってくれた院生さんが、
その団員だということで、情報をいただくことができました。
直接、福島大学と関係のない団体ではありますが、
福大の嶋津武仁先生がずっと芸術監督をやっていらっしゃいますので、
まったくの無関係というわけでもないでしょう。
今回のコンサートでは、その嶋津先生の新曲が演奏されるそうです。
まったく存じ上げず誠に申しわけなかったのですが、
嶋津先生は現代音楽の分野では世界的に知られた作曲家なのだそうで、
私、現代音楽って苦手なのですが、
この機会にぜひその 「世界の音楽」 に触れてみたいと思います。
「レクイエム (=死者追悼のための鎮魂曲)」 というタイトルから、
3.11を意識した曲だということがうかがわれます。
私も 「てつがくカフェ@ふくしま」 という形で哲学・倫理学の立場から、
3.11に迫ろうとしているわけですが、
音楽の立場からはどのようなアプローチがなされるのか楽しみです。
そして、今回はさらに福大のピアノの先生、中畑淳先生が、
ショパンのピアノ協奏曲第1番を弾かれます。
モーツァルトしか聴かなかった私が初めてモーツァルト以外の人の曲で好きになったのが、
このショパンのピアノ協奏曲第1番でした。
(ブーニンがショパン・コンクールで弾いたやつが私の初体験)
中畑先生もけっこう有名なピアニストで、
しかもショパンには一家言もっている専門家なのだそうです。
これまでは教員の送別会とかで1、2曲弾くのを耳にした程度でしたので、
ショパンのピアノ・コンチェルトをまるまる弾いてもらえるというのは、
ものすごく有り難い機会だと思います。
テンション上がりまくります。
フランクという作曲家はまったく聞いたことありませんでしたが、
専門家でもあまり馴染みのない音楽家だそうで、
その人が1曲だけ書いた交響曲を演奏会で取り上げるなんて、
相当マニアックな選曲なのだそうです。
上述した院生はヴィオラの首席奏者であるばかりでなく、
フランク交響曲の曲目紹介も書いたそうで、
誰も知らない作曲家とその作品をどのようにプレゼンテーションしたのか、
パンフレットを楽しみにしたいと思います。
28日はMAX福島で 「卒業制作展」 を見たあと、
音楽堂に足を伸ばしてフィルジッヒの演奏会を聴くという、
アーティスティックな一日にしたいと思います。
皆さんも 「芸術の冬」 を楽しんでみてはいかがでしょうか?
オーケストラ・フィルジッヒ 第8回演奏会
日 時 2012年1月28日 (土) 開場17:30 開演18:00
場 所 福島市音楽堂 大ホール
芸術監督 嶋津武仁
指 揮 橋裕之
全席自由 一般 \1,000 高校生以下 \800
演奏曲目 フランク/交響曲ニ短調作品48
ショパン/ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
ピアノ:中畑 淳
嶋津武仁<委嘱作品>/レクイエム(バリトンとオーケストラの為の)
-世界初演-
P.S.
フィルジッヒというのは 「桃」 という意味のドイツ語だそうです。
な~るほどね。