まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

福島で初めての巨大披露宴

2015-11-03 11:20:06 | 性愛の倫理学
これも書き忘れていましたが、半月ほど前ダンス部卒業生の結婚披露宴にまた行ってきました。

今回はダンス部どうしの結婚ですので、

乾杯の音頭ぐらいではすまされずに主賓の祝辞とか頼まれるのではとヒヤヒヤしていましたが、

なんと何の役割も振られずにすみ、ただひたすらお客さんとして飲み食いしてるだけでよかったので、

本当に心置きなく披露宴を楽しむことができました。

というのも、今回は福島で列席したなかでは文句なく最大規模の巨大披露宴だったのです。

(関東にいた頃はもっと大きな披露宴に参列したことがありますがそれはまた別の話。)

招待客総数は200名弱。

会場は 「ベル・カーサ」 でしたが、もうこんな状態です。



キャンドルサービスなんてできないんじゃないの?と開会前にみんなで心配したほど、

会場には立錐の余地なくテーブルがひしめき合っていました。

乾杯の音頭もこの巨大披露宴にふさわしい、度肝を抜くような初めてのパターンのものでした。

なんと乾杯の音頭のために前に呼ばれた方が6名もいらっしゃったのです。



新郎新婦の親戚その他のお子さんたちです。

1人でじっとしていられないぐらいの子もいたので保護者同伴のため、

マイク前はもうごちゃごちゃ状態です。

ともあれ乾杯の意味も知らないであろう子どもたちの発声により、

この巨大宴会の幕は切って落とされました。

主役2人のうしろにはこんな巨大スクリーンが!



東京ドームでのコンサートかっていうくらいの拡大ぶりです。

さらにはこんなものも初めて目にしました。



樽酒の鏡開きです。

こういうのってお相撲さんとかプロスポーツの祝勝会とかでしか見たことないんじゃないでしょうか?

いくら大人数とはいえ、どれだけ飲む気なんだっていう

この樽酒に限らず、とにかくアルコールの豊富な披露宴でした。

会場の一隅には本格的なバーコーナーが設けられており、



本物のバーテンダーが2名張り付いていて、

本格的なカクテルからノンアルコールカクテルまでその場で何でも作ってくれるのです。



メニューにはなかったけれどジンリッキーを頼んでみたら、ちゃんとライム入りで作ってくれました。

今回はダンス部どうしの結婚ということで、

前回に負けず劣らずダンス部関係者はたくさんよばれていましたが、

この巨大披露宴のなかではダンス部の面々もそんなに目立たずにすみました。

結婚した2人は福島県内の市役所や町役場に就職しており、

仕事関係の方々のほうがはるかにたくさんよばれていたためその中に紛れることができたのです。

(来賓祝辞もそれぞれの職場の上司の方が担当してくださって本当に助かりました

余興のときにダンス部としての演し物がなくてすんだのも初めてのことで、

顧問としては小っ恥ずかしい思いをせずにすみ、

最後まで穏やかな気持ちでありとあらゆるアルコールを楽しむことができました。

ひとつ笑ったのは、ダンス部の現役生 (現部長) がこの結婚式場でバイトをしていて、

彼女が私たちのテーブルの担当についてくれたことでした。



まあフツー現役生がOB・OGの披露宴によばれることはありませんので、

現役生がこんな形であれ参列できるなんて光栄だったことでしょう。

心配していたキャンドルサービスですが、これも予想の斜め上を行く形で決行されました。

なんとこんな装束ですよ。



キャンドルならぬ生ビールサービスです。

新郎がビールサーバーを背負ってサーブしてまわり、新婦は乾き物を配っていきます。



これがひとりひとりに配給された乾き物です。

もちろんコースのディナーでお腹いっぱいですから、これらは引き出物とともに持ち帰りました。

私も有り難く生ビールサービスを受けることにいたしました。



新郎新婦満面の笑みですが、このヘルメットには笑いを取る以外にどんな意味があるのでしょうか?

それにしてもこんなサービスは初めて見ましたが、

ロウソクに火を付けたり風船を割ってまわるよりは場が和んでいいかもしれません。

今後このサービスが主流になっていくかもしれないなと予感しました。

この仕事をしていると披露宴によばれることも多く、ある程度場慣れして食傷気味でしたが、

前回といい今回といい、披露宴にもまだまだ工夫の余地があり進化を遂げていて、

この歳になっても新しい体験をさせてもらえるんだなと感心しました。

以上、福島で初めての巨大披露宴のリポートでした。

明日は、これも初めての試みの2次会についてご報告いたします。