まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

福島県議選2015

2015-11-10 14:30:58 | グローバル・エシックス
今週末11月15日 (日) は福島県議会議員選挙です。

わが福島市選挙区では、定数8のところ、10名の方が立候補されています。

私としては小選挙区制の選挙制度はロクなもんではなかった、

民主主義を破壊することにしか役立たなかったと総括しておりますが、

かといって前回の市議選や今回の県議選のような中選挙区制の選挙も、

どう投票したらいいのか困ってしまいます。

たった2名しか落選しないので、

私がゼッタイに県会議員になってほしくないと思っている人たちもきっと大量に当選してしまうでしょう。

それはもうどうしようもないので、

どっちみち私の政治指向にぴったり合致する政党も候補者もいないことですし、

私の政治指向と真反対の方向へと突き進みつつある現政権に対して歯止めをかけるような、

現実の政治に具体的に影響を及ぼす可能性の少しでも高そうな投票行動をしたいと思います。

つまり、完全に一致しないまでもある程度私が容認できる政策を掲げていて、

かつ、当落線上に位置していて私が投票してあげないとヤバイという人に票を投じたいと思うのです。

とはいえ、そういう人を見抜くのが難しいですね。

何はともあれ候補者10名のことをきちんと知っておかないといけません。

選挙公報はこちらです。

立候補しているのは以下の10名です (五十音順)。

いとう 達也氏 (公明党)  

大内ゆうだい氏 (維新の党)  

おおば 秀樹氏 (民主党)  

こんの 長人氏 (社民党、現職)  

さくらだ葉子氏 (自民党、現職)  

佐藤まさひろ氏 (自民党、現職)  

高橋 ひでき氏 (民主党)  

丹治ともゆき氏 (自民党、現職)  

にしやま尚利氏 (自民党、現職)  

宮本 しづえ氏 (共産党、現職)

名前をクリックするとひとりひとりのウェブサイトや Facebook に飛ぶことができます。

政党名を見ただけではじくことのできるのが半数。

もう1名もちょっとその政党には賛同しがたいという人がいます。

残るは4名。 

うち現職の2名は前回の選挙である程度余裕をもって当選しています。

というわけで残る2人のいずれかに投票することになるのではないでしょうか。

いずれの方の党も特に支持しているわけではないので、

あとはどちらが当落線上なのかを読み切れるかどうかが課題です。

とはいえ、現職の人で出馬していない人もいて、その票がどう流れるかがよくわからず、

政治の素人にはたいへん難しい問題です。

こんなことを考えずに、ただ入れたい人に入れることのできていたほんの数十年前が懐かしいなあ。

いやな世の中になってしまったもんだ。

でもとてつもなく耐えられないほどいやな世の中だからこそ、

投票というこの希少な政治参加の機会を有効に使いたいと思います。

選挙権を持っている学生諸君は必ず投票に行きましょう。

投票にも行かないやつに民主主義を語る資格はないし、

ましてや社会科や公民科の教員になって社会の仕組みを人に教える資格はないと思います。