おはようございます^^
朝晩はすっかり涼しくなりました。昨夜なんか残業もなくて早めに上がって帰ってから 家の近くを歩きました。
昨日も紹介しましたが七時にはすっかり夜の帳(とばり)が降りています。この前までの熱帯夜は何だったんでしょう・・
毎朝カレンダーで日にちを確認していても、季節の流れはつかめていないようです。一日を流れるまま無意味に過ごしているから
いつの間にか空の色が変わっているのがわからないようでもあります。 これを季節音痴というらしい…とは最近読んだエッセーに書いてありました。
私は若い頃は長編の小説を読んだこともありました。しかし四十を過ぎて仕事のゴタゴタもありましたし、老眼が始まりだしたようで細かい文字を
根気良く読むことが苦手になりました。しかし私なんかただ読むだけでこんな風だから執筆される小説家の方は 大変な作業じゃぁないでしょうか。
歴史小説の大家の司馬遼太郎氏は私が歴史に興味を持ったきっかけの人です。大体の作品は読みましたが、途中から小説を書くのを止めて
エッセー、随筆、旅行記などに移行されましたが、それに気が付かないまま ある時 氏のエッセーから長編小説を書くだけの気力や根気
体力が失せてしまった…なのでこれからは短編やエッセーをちょっとずつ書いていきます・・とあったのを読んで ああそうなんだ…
と思いましたがその時の私はまだ壮年期だった所為か もうひとつ ピンときませんでした。それが最近は司馬遼太郎氏の心境がほんのちょっこと
分かったような気がしました。でも 書く方の労力と読み手では 比較のしようもないほどではありますが、ちょうどおやじと同じ世代だとわかった
時 初めておやじの背中の大きさが分かったような気がしました^^