おはようございます^^
今日は 二十四節気の 芒種(ぼうしゅ) であります。この二十四節気は月に二回くらいありますが、気が付けば
紹介をしています。有名なのは立春だとか夏至、冬至に大寒…マニアックな というか気象庁が この時期の
歳時記みたいな紹介をするのに 啓蟄(けいちつ)ですか。これは冬ごもりしている虫たちが春の息吹を感じて地中から
出てくるこの時期(春の訪れ)にみられます…みたいな紹介で有名になりました。ですが都会ではこの啓蟄を実感
できる環境にはありません。二十四節気は通じて農業に因んだ暦、今風に言えばカレンダーですから、現代の農業蔑視
の環境にはそぐわないように思えます。例えば今日の 芒種 なんて一体何なのか?漢字とは見れば 或る程度想像が
付くものがあります。さっきの立春では 春が立つ…と読めば はは~ん ひょっとして春の始めかな…と思えますし
1月20日が大寒です、と聞けば 物凄く寒い日の事かな…と想像できますよね。それからすると 啓蟄なんかは
見てもわからないし説明を聞くと そんなことあるんだ…とピンとこない人がほとんどじゃぁないですか。
私なんかも田舎育ちでしたからこの啓蟄などは ハイ、よく知ってます、と言いたいところですが、実際に
実感が湧いてこないし そうそう、子どもの頃ねぇ…と話すことも出来ません。
ですから田舎育ちでも土に馴染んだ遊びもたくさんしてきましたけど、虫はイマイチ、という人いますよねぇ…
さて 話を戻しましょう。
改めて今日は芒種 です。
これもわからない中のナンバーワンかも知れません。字体をみても種という字は植物の種 ? それで始めの字は
…わかりませ~ん^^ これの解説を見ますと 芒(ぼう)とは のぎとも読むそうで、稲の穂先にある突起部分
を呼ぶそうで 芒種とは穀物…今なら麦が一番分かり易いでしょうか。兎に角穀物の種を蒔いて 成長をしていく
その過程で見られる成長の証 みたいなものでこの時期にひとつの段階にまで育ってきてやれやれ…
さぁ後半収穫までもう一息 という目安にしていた時期なのでしょう。
穀物(米、麦など)は人間の食糧の基本ですから 昔(ほんの六十年前まで)は大切なものだったのでしょう…
その名残りが今の二十四節気ですね。その二十四節気は先ほど紹介しましたが天気予報のマクラに使われるくらいが
精々になりました。それはそれだけ人間が裕福になった証拠かも知れませんね。