おはようございます ^^
早くも週末になって来ました。 あ、これは終末の間違いではありませんからご安心下さいね。
: え、誰がそんな間違いするか(怒) ですって・・そりゃぁそうですよね。
ところでこの縁起でもない 終末ですが 同意語が並んでますね。他にも誘引、延伸、建築、終了、温暖、倉庫、衝撃
(三つは私が考えました)など数え切れないくらいありそうですね。
一方 反対の意味がひっついたのが 始末、終始、上下、古今、乗降、伸縮、公私、利害、労使、呼吸、問答・・
普段気にせずに使っているのですが こうして指折り並べてみますと ありますねぇ^^
これ等はひと口で表せたら と考えられて作られたのが 造語 と言うらしいのですが、漢字ってひらがなより字画も多いし
読み方もあるでしょう、それを覚えないと読めないし使えませんよね。
ところで(ここからは偉いセンセイのお言葉です)日本は文字を中国から仕入れました。輸入でも同じことなのでしょうが、
日本はこの漢字という文字を日本流に使ったのですね。 どういうことかと説明をしますと 中国語の漢字と日本語の漢字
では読み方が全く違うのです。
私も最初 あれれ‥なんかおかしいなぁ‥‥と思ったのは読みもありますが 文法が違う事でした。
例えば 私はあなたを愛しています というのを 中国では 私は愛していますあなたを と書きます。
これは英語でも同じような アイ ラブ ユーですよね。日本は漢字や文字を中国から入れたのですが 文法は
習わなかったんですね。
じゃぁ 何を習ったかと言いますと しゃべった言葉を記(しる)せるために 漢字の発音を使ったようでした。
今風に言いますと 当て字ですね^^ 例えば伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊邪那美尊(いざなみのみこと)‥
日本にいた人々(主として日本人でしょうが‥)は 発音に対していちいち記号(漢字みたいに)を作る手間をかける
よりも 引用した方が合理的だと思ったんですね。 ですから 漢字の発音だけを拝借して自分たちの言葉を残せる
ようにしたのです。
漢字は仏教伝来(538年ゴミヤさんと憶えましたねぇ)と同じころではないかと思われていますがそれから数百年過ぎ
て漢字だけで文章を書くのは大変だし覚えきれないと漢字を省略したのが紫式部や清少納言が使ったひらがなですね。
それが今に伝わるひらがなですが今では 漢字、ひらがな、カタカナが混合する独特の文字文化になりました。
たまには 為になるお話が出来ました^^