まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

30数年前のこと

2018-05-10 16:56:29 | 日記
昨日、子育てサロンで写真を撮っていた時のこと。
参加者の中の一人のお母さんから声をかけられました。
「○○ちゃん(次女の名前)のお父さんですか?」
「はい、どなたですか?」
「○○ちゃんと一緒に学童保育に行っていた△△です。」
「そういえばお母さんに似てますね。」

30数年前に娘が学童保育に通っていた時、どこかで会っているのでしょうが、こちらには記憶がありません。
それを覚えていてくれて、声をかけてもらえただけでうれしくなりました。
30数年前を思い出しました。

当時、保育園に通っていた子どもの親が、小学校に入ると放課後の子どもをみてもらえるところがないということで、学童保育の実施を求めて運動していました。
できるのを待てないということで、自分たちで費用を出し合って学童保育ができる場を作ることも行われていました。
自分の子どもが小学校に入学して、できたばかりの学童保育所を利用しました。
親が保育料を出し合って職員を雇用し、放課後の子どもたちの保育にあたってもらいました。
そんな運営に関わり、運営委員長を何年かやりました。

利用する子どもが増えて、それまで借りていた民家では手狭になり、知り合いの業者に頼んで20坪ほどの中古のプレハブを畑の中に建てたりもしました。
親の中に井戸を掘ることができる人がいて、井戸堀をして水を確保できたと思いましたが、水質検査で飲用には適さないことがわかり、井戸水は洗いものだけに使うなどということもありました。
夏休みには親子4~50人でキャンプをすることもありました。

プレハブは、夏暑く、冬は寒い建物で、そんな中、扇風機とストーブだけで子どもたちは過ごしていました。
今だったら、「エアコンなしで熱中症になったらどうするの?」「キャンプに行ってケガしたら誰が責任取るの?」と大変なことになるかもしれないですね。
当時は、そんなこと言っていたら、放課後の子どもはどうするのと必死でしたから、多少の不備はそのままに突っ走っていた感じです。

そこでの親同士のつながりは今にも生きていて、まちともが地域のボランティア活動に参加するようになったのも、学童保育運営で知り合った方の勧めでした。

そんなことを思い出す、お母さんからの声掛けでした。




タチアオイです。
静岡市の花。
6月頃に咲く花と思っていたら、近くの駐車場の隅で花を咲かせていました。