静岡県は、12月第1日曜日を地域防災の日と定めて、各地域で防災訓練が行われます。
当地でも指定避難所の小学校体育館に400人余が結集して訓練が行われました。
訓練は、この体育館に何百人も入った時に、実際に横になってみて、その雰囲気を感じてもらうことを体験することから始まりました。
表題の写真にあるように、ありあわせの毛布などで搬送する方法を体験することなど行いました。
会場には人工透析を受けている方なども参加し、被災した時に、どの医療機関で人工透析が受けられるのか情報を確認することも行われました。
情報は紙に書かれて体育館の入口付近に貼り出されていましたが、確認に来た人がどこに貼り出されているのか探すことができませんでした。
周りの人に聞いても、そのような貼り紙があることすら知らないので、最終的には訓練責任者に確認してわかるという状況でした。
避難所運営の対応は、地域の自治会役員などが1年交代でなかなか蓄積されない困難面を示したようなエピソードでした。
混乱した中での運営側の情報共有の難しさを感じました。
そのような面で、収穫のある訓練でした。