まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

秋の晴天はどこへ

2019-10-21 17:35:52 | 天文・気象
今日の定点観測地の様子。



正午前ですが、曇り空です。
この時期、秋の晴天が続きますが、今年の天気は、今までの経験値だけでは予想できないようです。

10月下旬の当地の平年の晴天率は概ね6割。
ところが、向こう10日間の予報では、降水確率20%以下の日は1日だけ。
曇りや雨の絡んでくる日が多く予想されています。
10月中旬の日照時間が関東では、平年の3割とか。
地球温暖化の影響が、こんな形で現れてくるのでしょうか。

そんな曇り空が続いても季節は秋。
遊水地の周りではススキの穂が風に揺れています。



こんな写真も、青空の下で撮ってみたいものです。


十月桜

2019-10-20 17:54:20 | 写真
先日、仕事に行く途中で、この時期になると咲く桜があるので立ち寄りました。
まばらですが咲いていました。



以前は「帰り花」かな、と思っていましたが、「十月桜」のプレートがいつからか表示されています。
さすがに春に比べれば花の数は少ないですが、遠くから見ても咲いているとわかるくらいになっています。




この時期に桜の花が見られるのもいいですね。
これから桜のエンブレムを付けたラグビーの日本チームの応援。
さらに勝ち進むことを願っています。


金木犀と彫刻(静岡県立美術館)

2019-10-19 16:33:44 | 写真
前回掲載した「やぶきた茶の母樹」を通り過ぎて、美術館に向かって歩くと、すぐに美術館緑地に着きます。
緑地の中のプロムナード沿いにキンモクセイが植えられていて、花をつけ良い香りが漂っています。




プロムナードには何点かの彫刻作品が展示されています。
黄色に染まったキンモクセイとのショットは、この時期だけのものです。




芳香漂うプロムナードを散策している人も多く見かけます。



雨模様の天気が続きます。
すっきり晴れた青空が見たいですね。


茶の木の花

2019-10-18 21:35:32 | 写真
今の時期、お茶の花の季節です。
茶の木は、挿し木によって苗を育てますので、花が咲き、実がなってもそれを活用することはありません。
茶畑の木は、新芽を刈るために常にかまぼこ形に剪定されていますので、花は茶の木の横に目立つことなく咲いているものが多いです。
しかも、葉の陰で咲くことが多いので、目に触れることは少ないかもしれないですね。



県立美術館の近くに、静岡県の天然記念物に指定されている「やぶきた茶の母樹」が植えられています。
全国で栽培されている茶の木の多くが、この母樹から挿し木で広がっていったものです。



母樹の解説。



そんな母樹にも花が咲いていました。



この母樹の植えられている場所の横に公園があり、そこに「だいらぼっちの夢」と題した彫刻があります。



やぶきた茶の母樹と関係あるのかわかりませんが、県立美術館につながるプロムナード沿いにあるので、興味があれば見ていただけたらと思います。


台風の脅威の伝え方

2019-10-17 18:09:31 | 天文・気象
気象庁長官が今回の台風に関して、「『狩野川台風』に匹敵すると注意喚起したことについて検証が必要だ」と述べたとの報道がありました。
台風の脅威を適切に伝えるのは難しいですが、今回の伝え方が妥当なものだったのか考えることは賛成です。

まちともは、『狩野川台風』に匹敵するものとの報道を受けて、これは大雨で大変な台風だと直感しました。
それは、まちともが小学生の時、同じ県内で甚大な被害が生じた台風との記憶がよみがえったからです。
狩野川流域では、この台風の記憶を風化させないように、毎年被害を受けた時期になるとその時の体験を伝える等の取り組みが行われています。
それがローカルニュースで伝えられるため、自分の中の記憶が風化しないで残っているのだと思います。

しかし、『狩野川台風』と言われてもピンとこない人が大半ではないでしょうか。
61年も前のことですから、知っていても70歳前後より歳の多い方になります。
報道の解説を聞いたり、ネットで調べたりしても、伊豆半島と関東地方に大きな被害があったくらいにしか受け止められないのではないでしょうか。
まちともも、まさか長野や東北地方で甚大な被害が生じるとは思いもよりませんでした。

台風の脅威を伝える時に、過去の大きな被害が生じた台風をたとえにすることはよくあります。
代表的なものとして『伊勢湾台風』『第2室戸台風』等々。
気象関係者に伝えるには適切かもしれませんが、多くの国民に危機感を伝えることができるでしょうか。
最近の災害で記憶に生々しいものでしたら危機感が伝わるでしょうが、ほとんどの人が知らないものを例示されてもなかなか危機感が伝わらないと考えます。

今後、ますます今まで経験したことのないような大雨などの災害が増えると言われています。
その脅威が具体的に伝わる方法は、直近の災害で記憶に新しいものを例示するのが適切ではないかと考えます。
今回も風については15号の被害状況や昨年の台風21号の実際の画像等で脅威が伝えられ、その効果はあったと思います。
しかし、雨については伝えきれなかったようです。
少しでも人的被害をなくすため、気象庁の検証に期待します。

遊水地脇のコスモス。
台風でなぎ倒されましたが、力強く立ち直って花をつけています。