まちの安全管理センター

このブログは、全ての人々が安全で安心出来る地域社会を実現します。

レベル2地震動に耐えられない230駅の耐震化を推進

2013-09-21 12:58:21 | 日記
 国土交通省は鉄道駅や鉄道高架橋の耐震化を促進するため、補助対象を拡充します。2014年度予算の概算要求で、前年度の当初予算比で約1.36倍となる25億円を計上しました。地震大国『日本』にとっては、非常に重要です。南海トラフや東海地震などの危険性も叫ばれていますが、阪神・淡路大震災や長野地震のようにそれまで地震はあまり起こらないといわれていた場所でも地震は起きています。まだ知られていない危険な断層もたくさんあると思います。 緊急地震速報がありますが、中国などでは、「日本は地震も予報できるのか」とその技術の高さに驚いていました。耐震性も世界トップレベルの技術を持っているので、大地震が起こる前に工事してほしいです。

道路の異状を市民が報告、千葉市の実験

2013-09-20 12:43:53 | 日記
 利用者の視線で身近なインフラに生じた課題を見つけてもらい、スマートフォンなどのICTツールでデータ化して行政に報告してもらう。千葉市はそんな新しいインフラ点検データの収集手法が着目されています。携帯電話や一部のデジタルカメラで撮影した画像には、GPS情報が付いています。(知らずに使っている人も多いですが)その画像を行政に送ることによって、行政は現場確認の費用を削減できるし、住民から直接意見を得ることが出来ます。とても良いアイデアなので、全国に広まることを願います。

リニア中央新幹線

2013-09-19 10:29:24 | 日記
 東京と愛知・名古屋をわずか40分で結ぶ、リニア中央新幹線の詳細なルートが発表されました。巨額な建設費用を自社で負担し、巨大プロジェクトを進めるJR東海と、中間駅の設置を発展につなげたい地元自治体との思惑のずれも、垣間見えます。
 JR東海の山田佳臣社長は「あの、6年...、6年以上たつんですかね。まあ、かかって、やっとここまで来たという気持ちですよね」と述べています。
 18日、JR東海が発表したリニア中央新幹線の詳細なルートと、6つの駅です。
 東京の品川駅を発着点に、神奈川・相模原市、さらに、山梨・甲府市、長野・飯田市、岐阜・中津川市を経由して、名古屋駅に発着します。ルートを見ると、ほぼ、真っすぐとなっています。自治体推奨の迂回するルートよりも安く建設できるそうです。(それでも5兆円を超えますが)
 明治大学の市川宏雄教授は「必ず、地元は駅が欲しいという陳情が来るのはわかっていたはずなので。JRは、それを知っていながら、結果的に直線にするということに徹した。これは簡単に言うと、今回のリニアが、東海道新幹線のバイパスなんですね」と述べたそうです。中間駅よりも到着の名古屋を優先させた形です。それでも東京駅の地下40mも下ですが
 東京 - 名古屋間を、最速40分で結ぶ予定のリニア。JR東海は、1時間に上り下りを、それぞれ5本ずつ走らせることを想定しているそうです。全ての中間駅に停車した場合は、72分かかります。運賃は、東京-名古屋間で700円高いだけだそうです。
 中間駅予定地の長野・飯田市民は「やっぱり、人がいっぱい来てくれればね、いいと思うんですけどね」と話しています。相模原市の加山俊夫市長は「(駅ができると)都市力、また経済力、こういったものを押し上げていく、大きなインパクトを与える要因になりますので」と話しました。
歓迎ムードの一方、JR東海と地元自治体の思惑のずれも、見え隠れしている。JR東海の山田社長は「それぞれの県の色でですね、いろんなものをつけ足していただいて、立派な、トータルな駅にしていただければと」と述べました。
 駅の建設費用は、JR東海が負担するが、切符売り場や駅員を配置せず、利用者は、インターネット予約に限定するそうです。無人駅です。施設は、最低限にとどめる計画となっています。これに対し、地元自治体は困惑しているようです。
 山梨県の横内正明知事は「(JR東海がチケット売り場を作らない場合は?)これはもう、鉄道事業、鉄道施設だから、その部分は、これはもうJR東海がやるということですから、県がそれ(チケット売り場)を作るということはありません」と述べました。長野県の阿部守一知事は「まあ、駅をどうやって活用していくかということを、われわれ自身もしっかり考えたうえでですね、必要な事項については、JR東海に求めていくと」と述べました。
 JR東海と地元自治体の間に、温度差があると、明治大学の市川教授は指摘しています。市川教授は「(駅を造ったら)あとは地元で考えてくれというようなスタンスが、どうも感じられますね。ですから、JR東海が造る駅は、一番簡素なものであると。もし仮に、これを使って地元が開発するんだったら、ご自分で考えなさいということを言ってるような気がしますけどね」と話しています。莫大な費用のかかる建設費を少しでも抑えたいJR東海と地域活性化の起爆剤にしたい地元自治体との違いが浮き彫りになっています。はたして田んぼの真ん中に建てた「新横浜駅」のように発展するのでしょうか?地方には、新幹線駅の周りに何もない所が多数ありますが。 

「都心直結線」の調査費計上、大深度地下の利用も

2013-09-18 12:25:55 | 日記
 国土交通省は、東京都心と成田空港、羽田空港を結ぶ「都心直結線」の整備に向け、2014年度予算の概算要求で3億円の調査費を計上しました。羽田と成田の両空港を直線で結ぶのは、ハブ空港を目指す日本としてはとても良いと思います。しかし、大深度地下の利用はどうでしょう?地下鉄が張巡らされた東京ですから、その下を利用するのはしょうがないかもしれません。もしも、事故や整備が起きた時の事を考えると心配です。ですが地上に建設すると、土地の買収などで多額の費用がかかってしまいます。大阪で提案されたビルの真ん中を高速が通るのも、多額の費用がかかるし技術的に難しいと思います。問題は山済みです。

台風18号、温帯低気圧に

2013-09-17 07:17:05 | 日記
 列島各地に大きな被害をもたらした台風18号は、16日午後9時、温帯低気圧に変わりました。しかし、この低気圧の影響で、引き続き、北海道東部では強い風が吹いていたそうです。
釧路市松浦町では、台風18号の雨の影響で、道路が一時、完全に水没しました。
 当時は、7台ほどの車が立ち往生していましたが、17日午前0時前現在は、数台の車が残っている状態となっています。釧路市の隣の釧路町では、午後7時までの1時間でおよそ80mmの雨が降り、気象台は記録的短時間大雨情報を出しました。さらに釧路町別保地区では、現在も218世帯465人が、役場の中にあるコミュニティーセンターに避難したそうです。
 住民の人たちは、不安な夜を過ごすことになるとみられています。今後、北海道の太平洋側では、猛烈な風が吹くとみられています。暴風や高波に警戒が必要となります。雨の峠は越したが、地盤が緩んでいる所では、今後も土砂災害に十分な警戒が必要となります。
 今回の台風の特徴は、台風とは離れた場所での災害です。京都・滋賀・福井・和歌山・埼玉・千葉・群馬などで、雨・風による大きな被害が出ました。特に京都・滋賀・福井には大雨特別警報を運用後初めて出しました。多くの住民が避難していました。(一時42万人避難指示)京都・嵐山・渡月橋があんなに氾濫したのは、はじめて見ました。海水温が上昇している昨今、まだまだ台風が発生する危険はあるので注意が必要です。海水温が高いので、日本列島に近づいてからもエネルギーをもらうので勢力が中々衰えないし。