築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

限界。。

2022-12-10 08:51:52 | Weblog
今日の競り場、近海物も大西洋ジャンボもそこそこの本数あり。
しかし、私は1社のセリしか入っていないのでなんとも言えませんが、
私がいたところは全体の3分の2くらいの天然本マグロがセリで値段すら入らず
セリ残っておりました。。
これには理由があって、セリ前にある程度「いくらから売ります」
という値段があって、仮にセリでそれ以下の値段を出しても競り人はその値段を
読んですらくれないので最初から出さない・・・ということです。
言ってみれば、その「売りたい」という値段がもう高すぎるんですよね・・・・
なので値段出さない。。
魚が特に悪いわけでは無いんです。
ただ自分のところの売りまえと合わないので、どうせ読んですらくらないのなら
値段入れても意味がない・・・ということだと思います。

確かに、物が良い「特別な数本」にはしっかりとした値段が入ります。
ただその「特別’」から外れた魚すら、今は浜値だけが「特別」になってしまっているので
もう皆さん限界なのだと思います。。
それでもどうしても買わなきゃならなければ仕入れるのだと思いますが、
仕入れても利益どころか、原価にすらできないような値段では会社がやっていけませんからね。。
なので前みたいに「やすければ仕入れておこう」がいまはできない状態。
ギリギリの在庫でいくしか無いので、今日のように物はあっても需要が減ると
一気に値段すら入らなくなるという現象が起きるのだと思います。

おそらく今日のセリも「もうちょっと安ければ」売れるんだと思います。
で結局セリが終わってから話し合って、少し安くしつつ売るのであれば、最初からセリで
値段安くてもその値段読んでくれよ・・・って思います。

まーお互いにお互いの「立場」ってものがあると思うので、
向こうには向こうの言い分があるのだと思いますが・・・





今日は近海物、津軽海峡よりも三陸と北海道の噴火湾定置は中心だったように思います。
あとは小さめで京都の舞鶴なんかも見かけました。
ジャンボはボストン、ノースカロライナ産の釣りにカナダ産の延縄。
物があっても値段がもう限界なので、そのへんでどう折り合いつけるかが難しい所ですね。。。

冷凍物も上がってますが、今一番良いのは冷凍かもしれませんね~