築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

脂すごっ(^^)

2023-11-09 09:01:22 | Weblog
休市明けの今日も、宮城県の塩釜産旋網漁天然本マグロがたくさん!
といってもこれ、火曜日の揚げ残しと聞いておりますが・・・(^^;)
それでも十分に物は素晴らしく、この時期の三陸沖の魚らしく脂バッチリ!!



こういう感じの「全体的に脂が散っている」マグロって味が美味しいんですよね~
特にこういうマグロは赤身がめちゃくちゃ美味い!!
さらにただでさえ味の良い塩釜の旋網漁ということで、このマグロは鉄板です(^^)

全体的には塩釜も多かったですが、青森県の延縄漁のマグロや、津軽海峡の釣り物もあったり、
大西洋ジャンボもカナダ産の延縄漁も結構あったりで、競り場は天然本マグロ祭り!?でした(^^;)

相場は延縄はそれなりに、旋網漁は休市前と変わらずといったところ。
旋網漁は特に高いわけでもないので、特に背側はお安くご提供させていただけるかと思います。
大西洋ジャンボにも同じことが言えますが、旋網漁は明日無し。
ジャンボも来週中でカナダ産延縄は終わってしまうとのことで、いよいよ
来るべきときが来たかなー・・・と(^^;)
まぁ毎年のことなのですが、年末前になると手頃で物が良い天然本マグロがおわってしまうという。。。
そうなると、いよいよ天然物は近海物の釣りか延縄、もしくは定置網漁があればな~となります。
産地も主に津軽海峡もしくはその周辺となるので、値段はそれなりに覚悟しないと~・・
となります(><)

今年も相変わらず養殖は高いまま・・・伊根や隠岐の島の値段もすでに聞いておりますが、
まぁいま仕入れている天然の本マグロ、塩釜旋網や大西洋ジャンボよりも高いです。
養殖が天然よりも安いというのはマグロには当てはまらないのが現状です。。

年末が来るのが・・・怖いです(><)