『ぷろむな~ど―手仕事の散歩道―』16日目の今日、
ねぶり流し館5F能舞台で、
「琵琶で聴く変化(へんげ)物語」が午前・午後の2回開催されました。
私が参加した午前の部は満員御礼!
吉岡悠水さんによる『羅生門』、
鷹觜優水さんによる『茨木』は
羅生門に棲む鬼と渡辺綱との戦いを描いたお話で、
『羅生門』は綱が鬼の腕を切り取る場面で終わり、
続く『茨木』では老婆に姿を変えた鬼が見事に綱をだまし、
腕を取り返して「我こそ茨木童子なり。」と名乗って姿を消すという、
まさに変化(変化)の物語でした。
時に悲しく、時に激しく、変幻自在な琵琶の音色に乗って
朗々と語られるお2人の声の素晴らしさ。
格闘の場面が目に浮かぶようでした。
その後休憩をはさみ、
お2人が漁師と天の羽衣に扮して語られる『羽衣』で、
幽玄の世界は幕を閉じたのでした。
『ぷろむな~ど』は明日が最終日となります。
台風の進路が気になるのですが…晴れ女の自分を信じて明日も頑張ります!