
「池袋ウエストゲートパーク」を読んで、
人を見る優しい目線に惹かれ、
それ以来本屋で文庫本を見つけるたびに読んできた。
「うつくしい子ども」
「少年計数機ー池袋ウエストゲートパークII」
「波のうえの魔術師」
「エンジェル」
「娼年」
「4TEEN フォーティーン」
どれを読んでもそれほど当たりはずれがない作家だと思う。
今日は図書館で借りてきたハードカバーの「約束」を読んだ。
ハードカバーは寝転がって読むには大きいし、重いが、
短編集なので、
1話ごとに休憩しながら読めたし、
どれも生きる元気をくれる作品だったので、
退屈しなかった。
基本的に私は挫折の中から生き直していく「再生」を
主題にしたものが好きなので、
ちょこっとほろっとしながら読み終えた。

実はネットで再契約したのは1週間も前なのだが、
どうしても開けず「ファイヤーウォール」に問題があるのかと思い、
あれこれ試しては、毎日撃沈!。
もし今日駄目だったら、シマンテック社に電話してみるしかないかと最後のチャレンジをしたのだった。
今までと同じようにXPのファイヤーウォールを無効にしても駄目!
もう一度説明を読んで、(ずっと後ろの方までね!)
んん?と気付いた。
もしかしたら…、ノートン2004を無効にするわけー?
フムフム…、アンチウイルスも無効にするわけー?
どれどれ、やってみよう。
ていうことで、やったらあっさりダウンロードを開始するではないかー。
こんな馬鹿な話があるの?
自分とこの製品の邪魔を自分がしてるなんて…。
そりゃ無いよ、ノートンさん。
と、PCオンチの私はぼやいたのだった。
そんなら、説明の一番先に書いてよね。(プンプン)
しかーも、それからが長い長い。
いつ終わるわけー???
途中でエラーは何度も出るし。(今もどうも完璧ではない模様)
もう、こんな疲れたことはございませんわー。
気分を落ち着けるには「グリーン」を見よう!
というわけで今日は葉っぱで行きます。
アサギリソウとツルニチニチソウです。
アサギリソウは1年で物凄く大きくなっちゃった。
寄せ植えにしたら、
銀葉が効果的なんだけど、
量が多すぎてバランス悪いんだよね、これが。
でも、涼しげだよね


美味しいコーヒーといえばお勧めの所があるのだ。
私は6ヶ月毎に診察のため盛岡に行くのだが、
その時必ず寄るお店が有る。
それは材木町の「光原社」。
宮沢賢治の「注文の多い料理店」「春と修羅」を発行した出版社跡が
今は陶器店になっているだが、
そこに併設されている喫茶店のコーヒーがとても美味しい。
自分で入れるのと何でこんなに違うのか、
カウンターに座ってお姉さんたちの入れ方をじっくり観察していると、
銀色のケトルの注ぎ口がやけに細いことに気付いた。
その細い注ぎ口からゆっくりと糸のようにお湯を入れていくと不思議なほど豆が膨らんでいく。
職場のTI先輩の入れるコーヒーも美味しかったが、彼女曰く
「最初に良く蒸らすことと、
全部お湯が落ち切る前にフィルターを外すことと、
入れ終わったらサッと温めるのがコツだよ。」と教えてくれたが、
お姉さんたちのやり方もその通りだった。
ああ、胡桃のクッキーと一緒にまた飲みたくなったなー。

左は大好きな薔薇の花の模様の「ロイヤルアルバート」
派手だからすぐ飽きるんじゃないかと心配したけど、
何年経ってもやっぱり大好き。
右は日本のメーカー「オオハシ」のデミタス。
これも金色の薔薇が付いてて、薔薇好きにはたまらないなー。