今日の阿仁合テーブルランナー制作会には
10月の大規模な個展を控えている鴻池朋子さんが、
様々な活動をご一緒になさっている
神奈川大学の英文学の教授であり、
おとぎ話研究家の村井まや子さんを伴って来秋されました。
テーブルランナーの活動は阿仁合から秋田市へつながり、
そして来月からは青森市での活動が本格化してきているのですが、
村井教授は海外での制作活動を考えていて、
その下調べとして阿仁合の皆さんの制作現場を見たいと言うことのようでした。
いつも賑やかな制作現場ですが、今日の阿仁合のみなさん少しよそ行き顔?(笑)。
午前中はとても静かな制作風景でした。
でも、テーブルランナー自体はそれぞれのペースで、
それぞれの個性でますます生き生きした作品になっていました。
なんと早くも3作目に突入した方もいらっしゃるし、
初めにお話を伺った時は豪快と言うイメージの方だったのに、
お付き合いが深まると几帳面な一面が見えてきたり、
(1人ずつ丁寧に袋に入れての保存、凄い!と雑な私は驚いた。)
5月に新しく入った若い方たちが、子育てやお仕事で時間の足りない中で、
意外に早いペースで制作を進められていて(自宅でも頑張っているんだろうなあ)
作品の形が見えて来ていたり、
ステッチの名前や教えている先輩たちのお名前を
忘れないように手元の箱にメモしている方がいらっしゃったり、
いろいろな発見がその都度あるのも楽しいわけです。
お昼はみなさんでお喋りしながら持ち寄りランチ。
美味しいお漬物やお菓子(食べるのに夢中で写真はないんですが…)が回ってきます。
皮を剥いた大きなキュウリが見えますか?
これ、秋田の伝統野菜として最近売り出し中の「阿仁小様きゅうり」と言うんです。
普通のキュウリよりかなり太めなのに「小様」とはこれいかに?と疑問に思っていたのですが、
小様と言うのは地名なんですって。(詳細は
こちらに載っています。)
瑞々しくてとても美味しいキュウリでした。
はい、今日の私のお弁当。(写した時はご飯がまだ炊けてなかった!)
隣に座った村井先生に「お弁当箱、小さすぎませんか?」と真面目な顔で質問されたので、
「はい!ものすごく物足りない量なんです。」と答えたら大受けされました(笑)。
でもね、今、売り場で女子用のを買おうとするとみんなこれくらいの大きさなんだよね。
(みなさん、小食!)
だから、私も買うときかなり悩んだんです。
如何にも男子っぽい色や模様で、大きい(つまり量が私の胃袋仕様)のにするか、
可愛い女子用にするか…。(笑)
さて、鴻池さんの個展『根源的暴力』ですが、
10/24(土)~11/28(土)に、神奈川県民ホールギャラリーで開催です。
素晴らしいエネルギーにあふれた作品が並びます。(たぶん)
関東地方の皆様(それ以外の方も)、是非に!(HPは
こちらです。)