青を基調にしたこの鮮やかな模様の茶器は、
中国の北京飯店内のアンティックショップでアケビが買ってきてくれたものです。
「高かったんだよー。」と言っていました。
もしかしたら凄い年代ものの骨董品かもしれないという
夢を与えてくれる「うつくしき」陶器です。
ひっくり返して器の底を見ると、
「乾隆年製」と印字してあったので、
調べてみたら中国清朝の時代乾隆年間(1735~96)に作られた器のようです。
300年近くも前に作られた10センチにも満たない小さな急須は、
いったいどんな人の手を経て私の所にやってきたのでしょうか?
前の持ち主たちに大切に扱われていたのか、
注ぎ口や持ち手に欠けた所もなく、
風格さえ漂わせながら我が家の和室の出窓に飾られています。
本物ですよね?