ジャイアンからのプレゼント

昨日の夕方、いつものように実家近くの道の駅に野菜を買いに行ったら、
向こうから声を掛けてくる男性あり。
職場の先輩Eさんでした。

右手に小さなレジ袋を持っていたので、
男性でも野菜を買いに来るのだ、微笑ましいなーと思いながら、
挨拶をしてそのまますれ違って、
買い物をしていました。

すこししてまた私を呼ぶ声がするので、顔をあげたら、
駐車場から彼が戻ってきていました。

右手の袋をブラブラさせながら、
「今、釣ってきたんだ。山女。岩魚は取れなかったんだけど。持っていけ。」と言うのです。
あら、野菜じゃなかったんだと、有り難く頂いてしまいましたが、
なんだか可笑しくて、可笑しくて。

実は彼は小学校の頃、私の１つ上のガキ大将でいじめっ子。
同級生や下級生で彼に泣かされなかった者はいないくらいの暴れん坊だったのです。

私も廊下で訳も無く頭をごつんとされ、大泣きした「暗い過去」があって、
大嫌いな奴でした。

だから、今の職場で、彼に会った時は驚いたの何の…。
また、いじめられるかとビビッていたら、
年月は彼を変え、
太っ腹（心だけじゃなく、体もね）の「兄貴」になっていました。

と言うわけで、ジャイアンから貰った山女。
本日私、美味しく頂きました。
ご馳走様でした。

この写真を見たら、渓流釣りの好きな妹の旦那様、
羨ましがるだろうなー。

『木を植えた男』

この間、ぼんやりテレビを見ていたら、
大規模店に押されて閉店を余儀なくされている街の本屋さんが多い中、
生き残りをかけた小さな本屋さんの様々な取り組みやアイデアが紹介されていました。

その中で（確か）北海道の本屋さんが「売れない本展」をやっているというのが紹介されました。
他の本屋さんではなかなか手に入らないような種類の、
「店主お薦めの本」を展示しているのですが、
棚の本を手に取ったお客さんの見ていた本がこの『木を植えた男』でした。

「あら、これ私の好きな絵本だわ！」と嬉しくなりました。

大きいことをしようなんていう欲は多分本人には一つも無く、
心の寂しさを埋めるために、
ひたすら黙々と木を植え続けた男の成し遂げた大きな仕事のお話です。

読んでみてください。

『私にも妻がいたらいいのに』を見ました。

パソコンテレビGyaOで韓国映画『私にも妻がいたらいいのに』を見ました。
韓国映画によくあるような派手な演出や感情表現の全く無い作品でしたが、
私はこういう映画、とても好きです。

ヒロインのチョン・ドヨンさんは、
王子の出演している『若者のひなた』でも、
普通の女性の微妙な心理をちょっとした表情の変化で自然に演じていて、
上手い女優さんだなーと思っていたのですが、
今回も彼女の演技が光る作品でした。

ソル・ギョングは『ペパーミント・キャンディ』ではエキセントリックな役でしたが、
さすがに演技派、この映画では冴えない銀行員を力を抜いて演じています。

少々ネタばれになってしまいますが、
実はこの題名の言葉を、映画の中では主役の二人がそれぞれ別の場面で口にします。
彼女が言う場面では「おお、そうきたかー。」という感じで、ニヤッとしてしまいました。
こんな「くすぐり」の台詞に結構やられちゃいます、私。

それから、最後の場面の台詞とドヨンさんの演技にもニヤニヤ。
愛されることで女は強くなる！のよね。

イングリッシュプリムラ

昨年他の方のサイトを見て、ゴールドレースと言うプリムラをネットで買いました。
黄色と白と赤紫の色合わせが気に入ったのです。
ところが咲いた花を見たら、全く違う地味な花でした。
何の手違いだったのか、私が買ったのは実はエリザベスキラレイと言う品種でした。

ちょっとがっかりしたのですが、突然変異によって誕生したと言うこの花の「希少性？」を尊重して、
風除室で初めての冬越しをさせていました。

そのイングリッシュプリムラが、３月とは思えない寒さの中で開花しました。
実は１月末に蕾が付いているのを発見して、
暖冬とはいえ、こんな時期に蕾をつけるなんてすごい生命力だなー、逞しいんだなーと感心しながら、
今か今かと開花を待っていたのです。
その花が遂に咲きました。
こうして成長をずっと見ていると愛着がわいてきますね。

プリムラはどれも意外に丈夫なのですが、
これは中でも特に耐寒性の強い品種らしくて、
－15度まで大丈夫のようです。
最近また小さな蕾がたくさん出てきたので、今年は何度も楽しめそう。
プリムラの中では小さくて地味な花だけど、たくさん咲いたら綺麗だろうな。
楽しみ楽しみ。

ちなみにゴールドレースはこんな花です。
今年はどこかで出会えるかな？

朝ご飯ではありませんよ

今日の晩御飯です。
毎月実家に郵便局から届く美味しいものが今月は甘塩の油の乗った鮭で、
それを母から貰ってきて焼きました。

でも、今日この晩御飯を記事にしたのは、
それではなくて、ピーマンの和え物をご紹介したかったのです。

土曜朝のフジテレビの『ベリサタ！』では、
毎週日本のあちこちを訪ねて、
名産を使った地元の人達のお料理を紹介しているのですが、
昨日はピーマンでした。

そこでいくつか紹介された中にピーマンをさっと茹でて、
塩昆布と千切りのショウガで合えると言う一品があって、
ピーマンを茹でると言う発想が面白いと思ってやってみました。

残念ながら塩昆布が無かったので、どうしましょうと思っていたら、いいものを発見！
最近週末に出汁を取った後の昆布と鰹節でふりかけを必ず作っているので、
それを使ってアレンジしてみました。
ピーマン独特の癖が取れて食べやすかったです。
ショウガが効いているかも。

その他にはモヤシとワカメとキュウリ・カニカマの酢の物とニラと豆腐のかきたま汁でした。
ご馳走様でした。