今般の騒動で、働き方は大きく変わった。プレミアムフライデー同様、働き方改革も掛け声倒れに終わると思っていたが、ビデオ会議を始めとするリモートワーク支援システムに関しては、好意的な意見が多い様に思える。無論経産省の手柄ではないが、これを奇貨として欲しい。IT投資余力に乏しい中小企業に手厚く助成し、定着させるのは経産省の腕の見せ所である。期待しているからね、本当に。またネットを介して対面する機会が増えた為か、どう映っているかを考慮する人が増えた様に思える。アングルや照明や背景、果ては映えるメイク等、様々なノウハウが発見・拡散されている。慣れた人になるとカメラ目線を自然に決めているので、そう云うスキルが必要とされる時代になったと思うと感慨深い。ただこの分野にも既にマナー講師が湧いている様であり、働き方改革に旧弊を持ち込ませない様、経産省は目を光らせて欲しいのである(決して率先垂範しないで欲しい)。