Go Toキャンペーンのせいで大迷惑であろう。全角英字が混入すると色々と弊害が出るシステムは、残念ながらまだ多い。縦書きは全角中央揃えだけど横書きになったら半角下揃えにして、と云う無茶なレイアウトを要求されるデザイナーも居るかも知れない。そこら辺を配慮した優秀なフォントも有るが、納品先で全部MS明朝に変換されると云う悲劇も有ったと聞く。何より輸入した概念では無いのだから、無理矢理英語を使う必要も無いと思う。ゴー・トゥーとカタカナにすると間抜けに見えるから同情の余地は有るが、だったらもう少しマシな呼び方を捻りだすべきであった。観光業救済大作戦の様に直球で攻めた方が、より切実感は伝わると思う。とは言え現状は埼玉県内の観光地であっても微妙な空気で、中途半端に営業したらより深手を負う恐れも有る。遊びに行ってもGo Homeと言われ兼ねない状況をまず打開しなくては、観光業への支援も空振りに終わりそうに思えるのである。