「専守防衛論」にもっと磨きをかけるべきだーーーいたずらな軍事費増大は身の破滅
ロシアによるウクライナ侵攻やアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問などに触発されて、防衛費増大に歯止めがかからない。 しかもその増大分をどのような財源で賄うかの議論もなく、またもや安...
和歌は恋で漢詩は友情ーーー日本と中国の文化の違い
詩人の高橋睦郎さんは、「和歌は恋で漢詩は友情」と述べている。 確かにそうかもしれない。 万葉集や古今和歌集には恋の歌が多い。 一方漢詩は友情や人生を詠ったものが多い。 ...
どうなる円安介入ーー財務省の独り相撲の可能性が大きい
神田真人財務官は22日夕、円買い介入に踏み切ったことを明らかにした。 145円台後半を付けた円も140円台まで急落した。 鈴木財務大臣を始め財務省は円安に強い危機感を持っている...
四面楚歌のプーチン、いまや項羽の心境か。
秦の始皇帝の死後の混乱を収拾した項羽は、得意の絶頂にあったが、老獪な劉邦の術中に陥って垓下(安徽省)で包囲される。 愛する虞美人をかたわらに別れの主演を開いた。 力山を抜き、気...
軍事費から読み解く危険な兆候ーーーロシアと韓国
伝説の投資家と言われるジム・ロジャーズは次のように主張する。 国の支出は国民の生活を豊かにするために行われるべきものです。武器に充てられる予算は、武器製造やメンテナンスに直接かか...
じわり狭まる黒田日銀総裁包囲網
黒田日銀総裁は子どものころ、「穏やかでおとなしい」子であったらしい。 しかしそのおとなしい子も、80歳近くになると「頑固で言いだしたら人の言うことを聞かない」ようになる。 就任...
秋深し、膝の痛みよ飛んでいけ。
9月に入ったころから膝が痛み出した。 長年の酷使による金属疲労だとは思うが念のため近くのクリニックへ。 案の定、診断は「変形性膝関節症」 春・夏のガーデニング疲れが出て来たか...
今こそ国民の意思で二大政党制を作り出さなければ
石破茂の「自民党論」が面白い。 自民党に代わりうる政党が果たしてあるのか、と思うようになりました。 自民党は日本そのものと言える政党だからです。いい加減さも含めて、「その他大勢...
戦後の自民党のねじれた国家戦略ーー今やそのねじれさえもない
思想家の内田樹の発言が鋭い。 「対米従属を通じて対米自立を果たす」という国家戦略を戦後日本は選択しました。 ...
プーチンの脅しに屈してはいけない
プーチン大統領の目が据わって来た。 核兵器使用を再びちらつかせ始めたのだ。 この目にたじろいてはいけない。 ロシア人が好むロシアンルーレットを始めたと理解すべきだ。(脅しを好...