さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

羽根のこと

2025年03月19日 | 野鳥

ブログネタが尽きてきたので、今日は鳥の羽根のお話。

ある日、棚を整理していたら、バードカービングに凝っていた頃の鳥の羽根が出てきました。

釣り具用品店で手に入れたフライ用の羽根ですが、調べたところ、ヤマドリの背の部分の羽根のようです。

ちょっと面白そうなので、コンデジTG-7の顕微鏡モードで撮ってみました。

鳥の羽根は大きく分けると・・・・・

板状の羽弁を持つ正羽または真羽 (feather) と羽毛布団などに使われている綿羽(down)があります。

正羽は、真ん中の羽軸、羽軸から斜めに伸びている羽枝羽枝から斜めに出ている小羽枝で構成されてます。

この3つが規則正しく整列し、さらに彩色が施されて、この美しい羽根ができてるんですね。

小羽枝をさらにズームして拡大してみると・・・・・・

小羽枝の先端は鉤状の構造になっていて小羽枝同士が絡まって羽枝がくっついて羽弁となります。

ファスナーのようになっていて、それぞれがくっつき合うことで、乱れても元の形の戻るようになってるんですね。

先端部分はこんな感じです。

フィールドを歩いてると、時々いろんな野鳥の羽根を見つけることがあります。

羽根だけで名前を特定するのは難しいですが、「何の鳥の羽根か?」悩むのも楽しみの一つかもしれません。

(もしフィールドで野鳥の羽根を拾って持ち帰得る時は、煮沸消毒などしてくださいね。)

ちなみに「赤い羽根募金」の鳥の羽根はニワトリの羽根だそうですよ。

 

 

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セッカ・コジュリン・ホオアカで賑わい

2025年03月16日 | 野鳥

今日は朝から雨、久しぶりにまとまった雨になりそうですが、寒い日のなりそうです。

田圃のコジュリンが長居してるため、夏羽に変身する様子を見たくて何日か通ってみました。

今回は、その様子を何回かに分けて載せていきますね。

 

3月1日、前回〈2月21日〉辛うじてア会うことができたコジュリンに、1週間ぶりに再び挑戦。

この日は土曜日で、鳥撮りさんたちも多いだろうと予想していたが、意外と少ない!ラッキー!

遠くに最初に姿を見せてくれたのはセッカ(雪加・雪下)です。

そして、待望のコジュリン(小寿林)登場です。

その後も何度か姿を見せてくれます。この子は雌?合わせて3~4羽いるようです。

この日はご機嫌が良かったのか、茂みの中からコジュリンの地鳴きが頻繁に聞こえます。

ホオアカ・コジュリン・オオジュリン・ホオジロ・アオジなどホオジロの仲間の地鳴きはよく似てますよね。

こんな近くにも・・・・雄は衣替え真っ最中。このまま完全な夏羽になるまで滞在してくれるか?

帰り間際にはホオアカ(頬赤)も姿を見せてくれました。

おまけは、コジュリン待ちの間に姿を見せてくれたモズ君です。

コジュリンもホオアカも数羽ずつ同じところで長居してるのも珍しいかもしれませんね。

地元の主のセッカやモズたちも負けてられないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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TG-7用テレコンバーター

2025年03月13日 | 機材

ブログネタも尽きそうなので、今回は新兵器(???)の紹介です。

最近多用してるコンデジTG-7のマクロ機能、少し距離のある被写体にも対応したいと・・・・

そこで、今回は別売のテレコンバーター(TCON-T01)を試すことに!!

本体に、コンバーターアダプター(CLA-T01)を介して装着。外観はこんな感じ。

バランスが悪そうですが、変倍率1.7倍。 本体のズーム機能と併用すると、面白い写真が撮れそうな気がします。

前回掲載の梅林近くの被写体まで少し距離があるフクジュソウで試してみると・・・・

マクロモードや顕微鏡モードではまだ試してないですが、どんな写真が撮れるのか??楽しみ!!

近いうちに。試し撮りしてみますね。

 

余談ですが・・・・最近の失敗談。

最近、近場に出かける時、財布を持ち歩くのが面倒で交通系カードSuicaを使うことが多くなりました。

チャージ限度額が2万円までと限度がありますが、結構使える店が多いので助かります。

先日、そのSuicaカードを紛失!!

前後数日は外出してなかったので、記憶をたどると・・・・

数日前の公園散策中に、ポケットに入れたレンズのキャップを取り出すときに、落としたか??

早速、大宮駅の改札口に紛失届を出し、カードの使用停止と再発行を依頼。(翌日再発行)

再発行費用は1100円。有難いことに、チャージ残金(約18000円)そのまま残ってました。

日数が経っていたので、カード残金は諦めていただけに有難い!!! 感謝!!

 

 

 

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満開の梅の花!!

2025年03月10日 | 

2月22日(土)から鼻と喉の調子が悪く、鼻風邪か??

歳とともに回復力が落ちてるのを実感。結局、丸1週間自宅籠り。

28日、やっと体も回復し、外はポカポカ陽気☀️🌞 鈍った身体をほぐすために、大宮第2公園の梅林へ・・

15日から「梅まつり」が開催されていましたが、今年は開花が遅かったせいか、この日も満開!! 

「大陶器市」も併設されていて、平日にもかかわらず、大賑わいです。

人が写り込まないよう撮るのに苦労します。

枝垂れ梅も満開。淡いピンク色がうまく出ない!!

白梅・紅梅もいいですが、ピンク色の梅の花も春らしくて良いですね。

併設されてる「大陶器市」の特売コーナーは、買い求める人で大行列ができてました。

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コジュリン(小寿林)が来た!

2025年03月07日 | 野鳥

田圃にコジュリンが来てるようなので、見に行こうと思いながら、日にちが経ってしまいました。

そして、2月18日、この日も北西の風が強くて寒い日でしたが、迷った挙句、決行!!

さすがに強風のせいか、鳥撮りさんは3名だけ! 聞くと・・出てるが強風ですぐに下草の茂みの中!

強い風の中しばらく我慢して待つものの、穂の先に止まってくれず、撮ること叶わず。寒い!!

時折、上空にチョウゲンボウが姿を見せてくれるだけで、結局、この日は断念。

 

そして、3日後の2月21日午後、再挑戦です。 まだ居てくれると信じながら・・・・・

暫し待機するも、いい所に姿を見せてくれず、先着の鳥撮りさんも帰って、一人残り!

日も沈みかけて、ギリギリ帰り際に、やっと姿を見せてくれました。帰り際のワンチャンスです。

コジュリン(小寿林)

オオジュリンなどと同じようにホオジロの仲間です。

日本では、中部以北のの本州及び九州で繁殖する留鳥ですが、繁殖地は局地的です。

最近は、開発による繁殖地の環境変化などにより生息数は減少しており、絶滅危惧Ⅱ類 (VU)に指定されています。

主な食べ物は、繁殖期は主に昆虫、越冬期は穀物が中心で、大きさはスズメより少し小さいくらいでしょうか。

同じホオジロの仲間でも、オオジュリン(大寿林)は、東北以北で繁殖する冬鳥。(北海道では夏鳥)

オオジュリンは冬に葦原などで見かけることも多いですが、コジュリンは生息数が少ないだけに希少種?

オオジュリンとコジュリンの見分け方で、一番分かりやすいのは・・・・・

上嘴コジュリンは真っ直ぐで、オオジュリンは少し丸みがあり、コジュリンより黒い。

コジュリンは肢全体が肉色ですが、オオジュリンの肢は黒。

参考のために、在庫からオオジュリンの写真も載せておきます。比較してみてください。

コジュリン待ちの間に、遠くに姿を見せた個体ですが、トリミングしてもこの大きさで、果たしてどちら??

オオジュリンの雌のように見えるのですが、コジュリンの雌?  判別できる方は教えてくださいね。

この日、ホオアカも姿を見せてくれたのですが、撮り損ねました。近いうちにもう一度来てみたいものです。

 

おまけは、2月18日、北風が強い中、上空に姿を見せてくれたチョウゲンボウです。

 

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