英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

政治倫理審査会(2024年12月)……表向きはきちんと説明しているように見えるが

2024-12-29 17:19:04 | 時事
(年明けで、こんな記事を書きたくないので、年内に滑り込みです)
政治資金パーティーをめぐる問題(パーティ券販売でノルマ超過分の還付金?を収支報告書に不記載の件など)で、12月17日から稲田議員を皮切りに、政治倫理審査会が開かれている。
初期の審査会より、不記載周辺の事情が語られているが、肝心のことが語られないし、追及する側もツッコミが全く足りない。

――当ブログの主な関連記事――
「第50回衆議院選挙 ~有耶無耶にされてはいけない~」(2024年10月16日)
「安倍派会計責任者の証言【政治資金パーティーの収支報告書に虚偽記載に関する裁判での被告人質問】」(2024年6月19日)
「自民党議員は《“不記載”という“事務的ミス”をしただけ》だと思っている」(2024年4月6日)
「到底、納得できない……高木毅議員(安倍派事務総長)の説明……」(2024年2月5日)
などなど……

 今回取り上げるのは、12月25日に開かれた参議院政治倫理審査会
【審査を受けた自民党旧安倍派の4人の議員】
石井正弘議員……おととしまでの5年間に378万円不記載 参議院岡山選挙区選出の当選2回・79歳
石田昌宏議員……おととしまでの5年間に26万円の不記載 参議院比例代表選出の当選2回・57歳
赤池誠章議員……おととしまでの5年間に268万円の不記載 参議院比例代表選出の当選2回・63歳
井上義行議員……おととしまでの5年間に178万円の不記載 参議院比例代表選出の当選2回・61歳

このうち2人の議員が、「報告書への不記載 派閥から指示された」と説明している
 石井正弘議員は、派閥に入会した2015年に行われたパーティーのあと、ノルマ超過分が還付された際に、秘書が派閥事務局から収支報告書に記載しないよう指示されたことを明らかにし、「秘書は驚き、『これは受け取れない』と押し問答をしたが、『みんなやっているから』と言われ、断り切れず押し切られた」と述べている。
 石田昌宏議員は、おととし初めてノルマを超過して還付金を受けた際に、秘書が派閥事務局から「収支報告書の記載は不要だ」と指示され、現金で渡された26万円を事務所で保管して取り扱いに苦慮したという報告を受けたと説明している。(NHK NEWS WEB「参院政倫審 議員2人“報告書への不記載 派閥から指示された”」より)

 この2議員の説明によると、派閥事務局から収支報告書に記載しないよう指示され、不記載を疑問に思ったが、事務局に従ったということだ。
 後付けの議員の言い逃れの可能性もあるが、その指示が事実だとしても、《指示内容に疑問を持っても、従う》《慣例と言う説明に疑問に思わなかった》《多忙さなどによって疑問を持つ余裕がなかった》と、結局、“なおざり”で済ませていた。まあ、派閥の上位議員関係者の指示に背くのは難しかったとは思うが……
 世論(衆議院選挙の自民の劣勢)で、ある程度説明しないと、納得してもらえないという流れから、ある程度説明することになったのだろう。
 でも、当ブログの関連記事で疑問を呈してきた《不記載の指示をしたのは誰なのか?》《一度決めた現金キックバックやめる方針を、誰が翻したのか?》などは全く明らかになっていない。

 せっかく、不十分な説明ながら足掛かりをくれたのだから、《2015年に行われたパーティーのあと、ノルマ超過分が還付された際に、「記載しないよう」に指示をした派閥事務局担当者は誰だったのか?》を追及すべきである。
 議員自身の口から語るのは難しいかもしれないが、その当時の事務局の担当者の名簿を提出させ、聴取することはできるのではないだろうか?
 なぜ、野党は追及しないのだろうか?
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年収103万円の壁を後方に押し下げたが

2024-12-27 17:15:56 | 時事
27日に閣議決定された政府の税制改正大綱では、いわゆる「年収103万円の壁」を見直し、所得税の控除額を20万円引き上げて123万円にするとしている。
基礎控除は10万円、給与所得控除は10万円、それぞれ引き上げ、年末調整で対応する形で来年から実施。
大学生などを扶養する世帯の税負担を軽減する「特定扶養控除」については、子の年収要件を今の103万円から150万円に引き上げるとしている。


 “壁”と言うと……それに続く熟語として「打ち破る」、「打ち壊す」、「突破する」、「乗り越える」というような熟語が思い浮かぶ。
 完全撤廃したわけではないので、「破る」「壊す」とは違う。
 所得税の控除額の103万円を20万円引き上げて123万円にするのだから、その行為をそのまま“103万円の壁”に適用する、「壁を引き上げる」となってしまい、おかしなことになる。
 実態は控除ゾーンを広くするのだから、「壁を押しやる」イメージなのだが、語感がよろしくない。
   ………「年収103万円の壁を後方に押し下げる」が妥当かも。いや、そんなことはどうでもいいのだけど、記事タイトルをつける際。、ちょっと悩んでしまった。


 個人的には、国民民主党の主張する178万円にはならなくて良かったと思っている。
 確かに、《労働時間が増えると税金が増えて却って収入減になる》という状況はおかしい。さらに、そのことによって労働時間を制限してしまうのは、労働力不足の現状を考えると、その矛盾を解消するのは有意義だ。
 しかし、その控除額の引き上げにより、国の税収が大幅減になってしまう。それによって、国政に支障が生じるのも困る。
 となると、控除額引き上げによる税収減をどこかで補うしかない。
 労働力が増えて経済が活発になれば、税収が増えるが、そううまくいかないだろう。労働時間が増えて収入増で消費が増えて経済が活発になり、税収増……と言うシナリオも考えられるが、そううまくいかないであろう。
 となると、別の項目で増税。……実際、国からの補助金が漸減されていき、ガソリン代が高くなっていきそうだ(厳密には増税ではないが、増税みたいなものだろう)
 とにかく、あちこちから名目をつけて、増税されていくだろう(防衛費増額による増税が予定されているし。

 この年収103万円の解消政策の恩恵を受けるのは、国民の4割と聞いている。選挙前後から何前回も聴いている「年収103万円の壁」云々は、私は恩恵を受ける4割に属さないので、あまり積極的に支持はできない(労働力不足解消には意義があるとは思っている)。それに、改正によって恩恵を受ける額は、高額所得者ほど大きい。
 少し話が逸れるが、少子化対策による支援策も必要だとは思うが、我々は高い授業料などを負担してきているのに……なんてことも感じている。
 今回の記事は、非常に個人的な局地的見地から書いているので、大きな声では言えないが。

 個人的な見地から言わせていただくと、皆が恩恵を受けられる施策をお願いしたい
・消費税を下げて欲しい
・ガソリン代、電気代などを下げて欲しい。補助してほしい(ガソリンは車に乗らない人は関係ないと思うかもしれないが、物流費が抑えられるという二次的恩恵がある)
・円安を何とかしてほしい
(円安により、原材料や燃料費が上がり物価が上がる)

 《物価高を上回る賃上げ》と政府は謳うが、賃金アップが価格に反映されるので、よほどの好景気でなければ無理!
 ある程度の物価高と高賃金でないと国際的競争力が低くなってしまうのも分かるが、賃金アップと円安による原材料費などの高騰で、苦しい台所事情の零細企業や個人事業主はこの賃上げペースが続くと、息が切れてしまう。バイト代も高くて雇えない…
 外国人労働力を当てにしても、円安だと来てくれないぞ。

 国民民主党は選挙時、自民を突き上げ「政権交代だ!」と叫ぶだけの立憲民主党と違い、政策を訴えたことを評価され議席数が大幅アップ。(他に投票する政党がなかったこともあった)
 ただし、聞こえの良い政策を掲げたが、税収減への対応策や見解は述べていなかった。
 今度は、立憲、維新、国民の3党が共同で「給食無償化」を提出したという。それはいいことだが、財源は?


 そもそも、共働きが稀有な時代に作られた扶養家族を念頭に置いた扶養控除などのシステムの大改革こそ必要だと思う。
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新ポリス・ストーリー(1993年公開)

2024-12-25 11:05:23 | 将棋
【概要】
 実話を基にしたシリアスなポリス・アクション。ジャッキー・チェンが、強いだけのヒーローではない人間的な刑事をリアルに熱演して新境地を見せた。

【ストーリー】
 香港警察の中で「重案組」と呼ばれる特捜班を率いるチェンが不動産王ウォンの護衛任務を任される。だが、目の前で謎の犯罪集団にウォンをやすやすと誘拐されるという失態を犯したチェン。
 やがて、犯人の手がかりが台湾にあることが判明し、彼はホン警部とともに現地へと飛ぶ。そして二人は台湾当局の許可を得ずに重要容疑者を追跡、追いつめた容疑者をホンが死なせてしまったことから、強制送還されることになってしまう。一方、この事件がきっかけでチェンはホンが犯罪集団の内通者ではないかという疑いを抱くが…。
(以上『BS12 トゥエルビ』番組サイトより)
 邦題では「ポリス・ストーリー」のタイトルを冠しているが、ジャッキーの代表作である「ポリス・ストーリー(警察故事)」シリーズの1本ではなく、1990年に香港で実際に起きた資産家誘拐事件を映画化したノンフィクション・サスペンスである。そのため従来のジャッキー・チェンの映画とは異なり、シリアスに描かれている。(ウィキペディアより)……紛らわしいので、安易に邦題をつけないで欲しい……


 「ジャッキチェン特集」で立て続けにジャッキー映画を見たが、《ジャッキー映画を続けて観るものではないなあ》と思った。
 彼のアクション、いや、彼のアクションだけでなく映画すべてのアクションシーンが凄いので、こちらの感覚が麻痺して、よく考えると、無茶苦茶ハードなシーンなのに、ボ~と流して観てしまうのだ。
 例えば……
 ジャッキーにぶっ飛ばされて、背中から床に叩きつけられたり、ショーケースに突っ込み、それごと倒壊。落下シーンも多々。ジャッキーにつき合う(ジャッキー映画に出演する)のは命懸けである。
 当然、ジャッキーのアクションは物凄い。たくさんあり過ぎて、覚えていないくらいだ。
 誘拐された不動産王ウォンが監禁されていた放置汽船での落下シーン……これでもか、これでもか、というくらい連続的段階的?落下していく。かなりイレギュラー要素が多く、落下具合を予測できないし、リハーサルも危険すぎてできないように思う。おそらく、ダミーの人形を落として、おおよその落ち具合の見当をつけて本番一発で撮ったのではないだろうか。あんなシーン、2度もやりたくないだろう。
 とにかくジャッキーは落下が好きだなぁ。ダンスホールの舞台上の簡易天井でのアクションでも落下。落下の際、ジャッキーにチェーンが絡まり、井戸の滑車のように宙づりになるのも、チェーンの絡まりなど何度も失敗しそうだ。(これぞ、“ジャッキーチェーン”!

 この映画のジャッキーも、犯人逮捕の為なら、街や建物、車が破壊されても関係なし。人命は大事。ただし、目の前の民間人だけ。おそらく、ジャッキが感知しない乱闘や銃撃・爆破などで重軽傷者多数。死亡者も出ているだろう。
 この主人公像は、ジャッキーの映画作りそのものであろう。……《凄いシーンを撮るためなら、ケガや痛み、破壊は厭わない》


 この映画は、実話を基にしており、「警察当局の要請により捜査活動のシーンは大幅に簡略化されている」そうだが、“簡略化”?……実際はいったいどんな捜査活動だったんだ?……アクションはかなり付加されているのは間違いない(笑)
 実はを基に、ということで、映画冒頭でチェン刑事がカウンセリングを受けているシーンがあり、そこで“警察官としての恐怖”が語られている。警察官の矜持と言っても良いかもしれない。
3つの恐怖
①何の罪のない民間人が命を落とすこと
②凶悪犯と立ち向かうこと
③凶悪犯を撃つ(射殺する)こと

 チャン刑事もこれらの警察官としての矜持に則って、行動している。

 命が危うい人……それが強欲な金持ちであっても悪徳刑事でも白バイ警官でも、当然、民間人も、必死に助けようと頑張る。
 クライマックスシーンでは、逃げ遅れていた子どもを救出している最中だったが、悪徳刑事・ホン警部を必死に助けようともがく。ホンは人質の居場所について口を割らなかったが、そんなチャンの行動に、刑事の心を取り戻したホンが、人質の居場所を教え、「子どもを連れて逃げろ」と叫ぶ。
(チェンはホン救出を諦め、子どもを抱えて脱出。それと同時に、爆発により建物崩壊、ホンは瓦礫に埋もれる)
 そんなチェンであるが、けっこう犯人たちを射殺していた……

 疑問を感じる点はあったが、面白かった。

(今回観たジャッキー・チェン特集、どの作品も既視聴)
【当ブログのジャッキー・チェン関連記事】
「ポリス・ストーリー3 」(1992年公開)
「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」(1988年公開)
「プロテクター」(1985年公開)
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2024皇后杯バレーボール 決勝 その2

2024-12-24 10:47:13 | スポーツ
「2024皇后杯バレーボール 決勝 その1」の続きです。

決勝:ヴィクトリーナ姫路vsSAGA久光スプリングス(以下、“姫路”、“久光”と表記)
 第1セットは、久光のディグ(スパイクレシーブ)が良く、ラリーからのポイントをよく取っていた。久光25-19姫路。
 第2セットも、久光ペースで進み、セット中盤では9点リード。しかし、姫路が猛追、23-24と1点差まで詰め寄る。ここで、ステファニー・サムディのスパイクでブロックアウトを取り、何とか久光25-23姫路で逃げ切る。
 第3セット、序盤は得点が拮抗。セットカウント2-0リードの久光が有利かと思ったが、姫路がブレイクを取り、点差が開くと一気に姫路に流れが傾き、姫路25-15久光と姫路がセットを奪う。このセット、姫路がボールをつなぎラリーをモノにするシーンが増えた。さらに、サーブもよく効き、連続ポイントの要因となった。

 ここでゲームの流れは大きく変わり、第4セットも、姫路25-20久光が奪取。
 ファイナルセット(15点制)は、久光も踏ん張り拮抗。ただし、得点は競ったが、姫路のペース。終盤、ブレイクしたあとは久光の粘りを振り切り、姫路15-13久光で栄冠をつかんだ。
 
 久光は2セット先取し、優勝が見えたが、悔しい逆転負け。
 敗因は、サムディ……と言うより、《サムディの起用法》。
 第2セット途中までは、サムディのスパイクは良く決まっていた(守備でも彼女のディグも素晴らしかった)。しかし、その後はそれが嘘のように決まらなくなった。《打っても打っても決まらない》という感触。
 原因はいろいろ考えられる。
①消耗して、打点が下がった。あるいは、スパイクの威力が落ちた
②姫路が彼女のスパイクに慣れてきた(①に因るところもあるかも)
③(②に付随して)サムディのスパイクコースが読めてきた。もしかしたら、サムディはブロックを避けて打つことが多く、姫路はブロックでスパイクコースを限定させて、レシーバーが待ち構えていた。セットが進み、慣れとスパイクの威力が落ちたこともありそう


 問題なのは、サムディを使い続けたこと。
 第3セットなどは点差も開いていたので、サムディをベンチに下げ、休ませるとともに、頭を整理させ、コーチ陣はスパイクが決まらない原因を分析し、対処法を練るのが肝要だったのでは?


 ………………………ベンチが無策だったと思えてならない。

ヴィクトリーナ姫路 3―2 SAGA久光スプリングス
      第1セット 19―25
      第2セット 23―25
      第3セット 25―15
      第4セット 25―20
      第5セット 15―13
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2024皇后杯バレーボール 決勝 その1

2024-12-23 22:18:04 | スポーツ
 バレーボールの国内試合について書くのは、実に久しぶり。「Vリーグ 久光製薬スプリングス×日立リヴァーレ トヨタ車体クインシーズ×東レアローズ」(2015年1月25日)以来。(五輪などの国際試合や高校バレーについては書いてます)

 バレーボールは今年、大きく形態を変更したらしい。
「らしい」というのは、発足したことはニュースでも紹介されたが、有料の試合中継が大部分となってしまったからである。
J SPORTSオンデマンド(バレーボールパック月額1980円)
 男女全試合ライブ配信なので、ガチのバレーボールファンならお得かも
ABEMA de J SPORTS(月額2180円)
 男女全試合ライブ配信 なので、お得かも
J SPORTS(スカパー!の場合:月額2515円)
 一部試合を生放送・録画放送 10月は女子2試合、男子6試合(11月以降は不明)
フジテレビ(無料)
 10~12月は男子1試合のみ
BSフジ(無料)
 10~12月は女子1試合のみ
フジテレビONE/TWO/NEXT(フジテレビONE/TWO/NEXT 3チャンネルセット=月額2310円、フジテレビONE/TWO 2チャンネルセット=月額1100円、フジテレビNEXT ライブ・プレミアム=月額1980円 )
 10~12月は女子1試合、男子14試合
GAORA(月額1320円)
 10~12月は女子8試合、男子10試合
(以上の情報は、少し古いので変わっているかもしれません)

 かつては熱心なファンだったが、ラリーポイント制移行、徐々にバレーボール熱は冷えていき、ここ15年ぐらいは惰性で見ている感じ。しかも、男子にはあまり興味が……女子の方がラリーが続くし。
 ネット配信は有り難いと思っているが、録画して何度も観返したい。

 そんなわけで、有料視聴の選択肢はなく、もはや“バレーボールファン”とは名乗れない状態だ。(将棋、他のスポーツ、ドラマ、アニメなど多趣味ということも要因)
 皇后杯・天皇杯の決勝はNHKのBSで中継されたので見ただけ。(ファイナルラウンド1回戦~準決勝はV.TVイージースポーツで生配信、決勝は録画配信)
 NHKにしても、BSが1chのみ(4K、8K放送は除く)となってしまったので、スポーツ中継がかなり減ってしまった。サブチャンネルの活用し中継を延長(リレー)する工夫もあるが、画質が落ちるし、チャンネル切り替えが煩わしいし、録画も複雑だ。
 
備忘録として、ファイナルラウンドのトーナメント結果を記しておこう。
  (SV)はSVリーグ所属チーム、(V)は下部リーグのVリーグ所属
1回戦
筑波大学3ー2プレス浜松(V)
岡山シーガルズ(SV)3ー1龍谷大学
アランマーレ山形(SV)3ー1東九州龍谷高等学校
ヴィクトリーナ姫路(SV)3-0札幌山の手高等学校
青山学院大学3-2フォレストリーヴズ熊本(V)
KUROBEアクアフェアリーズ(SV)3-1今治精華高等学校
PFUブルーキャッツ石川かほく(SV)3-2カノアラウレアーズ福岡(V)
東京女子体育大学3-1JAぎふリオレーナ(V)

2回戦
筑波大学3ー2NECレッドロケッツ川崎(SV)
岡山シーガルズ(SV)3ー1東レアローズ滋賀(SV)
デンソーエアリービーズ(SV)3ー1アランマーレ山形(SV)
ヴィクトリーナ姫路(SV)3-0クインシーズ刈谷(SV)
埼玉上尾メディックス(SV)3-0青山学院大学
SAGA久光スプリングス(SV)3-0KUROBEアクアフェアリーズ(SV)
PFUブルーキャッツ石川かほく(SV)3-1Astemoリヴァーレ茨城(SV)
大阪マーヴェラス(SV)3-1東京女子体育大学

準々決勝
岡山シーガルズ(SV)3ー1筑波大学
ヴィクトリーナ姫路(SV)3-2デンソーエアリービーズ(SV)
SAGA久光スプリングス(SV)3-2埼玉上尾メディックス(SV)
大阪マーヴェラス(SV)3-1PFUブルーキャッツ石川かほく

準決勝
ヴィクトリーナ姫路(SV)3-0岡山シーガルズ(SV)
SAGA久光スプリングス(SV)3-1大阪マーヴェラス(SV)

決勝
ヴィクトリーナ姫路(SV)3-2SAGA久光スプリングス(SV)

因みに、SVリーグの現成績と皇后杯の成績
1位 大阪マーヴェラス      13勝2敗  ベスト4(1回戦シード)
2位 デンソーエアリービーズ   14勝4敗  ベスト8(1回戦シード)
3位 埼玉上尾メディックス    12勝4敗  ベスト8(1回戦シード)
4位 NECレッドロケッツ川崎   11勝5敗 2回戦敗退(1回戦シード・初戦敗退:対筑波大学)
5位 ヴィクトリーナ姫路     11勝5敗  優勝
6位 Astemoリヴァーレ茨城    10勝6敗 2回戦敗退(1回戦シード・初戦敗退:対PFUブルーキャッツ)
7位 SAGA久光スプリングス   10勝8敗  準優勝  (1回戦シード)
8位 東レアローズ滋賀      10勝8敗 2回戦敗退(1回戦シード・初戦敗退:岡山シーガルズ)
9位 PFUブルーキャッツ石川かほく 7勝11敗 ベスト8
10位 クインシーズ刈谷      6勝10敗 2回戦敗退(1回戦シード・初戦敗退:ヴィクトリーナ姫路)
11位 KUROBEアクアフェアリーズ 6勝12敗 2回戦敗退
12位 岡山シーガルズ       4勝10敗  ベスト4
13位 アランマーレ山形      2勝16敗 2回戦敗退
14位 群馬グリーンウイングス   0勝14敗 関東ブロックラウンド敗退

 SVリーグの成績3位までの3チームは初戦の2回戦は勝ったものの、マーヴェラスはベスト4まで勝ち上がったが、デンソーと埼玉上尾はベスト8に留まった。
 意外だったのは、レッドロケッツが初戦(2回戦)で筑波大学に敗れたこと。筑波大学の健闘を讃えたい。その裏返しになるが、レッドロケッツがだらしなかったという見方もできる。
 この他、シードで初戦の2回戦で敗れたのはNECの他に、リヴァーレ茨城、東レアローズ滋賀、クインシーズ刈谷の3チーム。
➀PFUブルーキャッツ石川かほく(SV9位)3-1Astemoリヴァーレ茨城(SV6位)
②岡山シーガルズ(SV12位)3ー1東レアローズ滋賀(SV8位)
③ヴィクトリーナ姫路(SV5位)3-0クインシーズ刈谷(SV10位)
 シードは昨年の実績を考慮したものかもしれない。
 今期の成績からすると、③は順当で、➀②は少し波乱かもしれないが、番狂わせというほどではない。


ヴィクトリーナ姫路(SV5位)とSAGA久光スプリングス(SV7位)の決勝となった。
 ここ2,3年はVリーグの試合をほとんど観ていなかったので、ヴィクトリーナ姫路の決勝進出は《あれ?》と思ったが、メンバーを見るとかなり強力。全日本メンバーの宮部藍梨と井上愛里沙がいる。その他外国人選手も3人いる(ただし、私にとっては未知の選手)
 久光は優勝争いの常連だが、メンバーを見る限り、少し寂しい。荒木彩花、渡邊彩、長岡望悠、大竹里歩と全日本メンバー、元メンバーだが……ベテランばかり。他のメンバーは私にとっては未知数。(とにかく、中継観戦数が減ったので、勉強不足状態です)

ヴィクトリーナ姫路(SV5位)の勝ち上がり
1回戦  3-0札幌山の手高等学校
2回戦  3-0クインシーズ刈谷(SV10位)
準々決勝 3-2デンソーエアリービーズ(SV2位)
準決勝  3-0岡山シーガルズ(SV12位)

SAGA久光スプリングス(SV7位)の勝ち上がり
1回戦  不戦
2回戦  3-0KUROBEアクアフェアリーズ(SV11位)
準々決勝 3-2埼玉上尾メディックス(SV3位)
準決勝  3-1大阪マーヴェラス(SV1位)

 姫路は2位を、SAGA久光は1位と3位を破っての決勝進出。 
                ―――――――――「その2」に続く

(実は、この続きが本記事を書こうとした動機ですが、日本バレーについて浦島太郎状態になっていたことを自覚。
 勉強の意味を兼ねて書いていたら、“前置き”だけで力尽きました。
 書きたいことは1つだけなので、「その2」は短くなると思います)
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ポリス・ストーリー3 (1992年公開)

2024-12-21 16:50:31 | ドラマ・映画
【概要】
 中国からタイ、カンボジア、そしてマレーシアへ、ジャッキー扮する熱血刑事がアジア各国で縦横無尽の大活躍!
 ジャッキー・チェンの人気シリーズ第3弾。アカデミー賞も受賞した、女優ミシェール・ヨーが華麗なアクション、危険なスタントを披露。手に汗握る超絶バトルから目が離せない!

【ストーリー】
 恋人メイと穏やかな生活を送る香港警察のエース、チェン刑事の元に、国際警察から極秘プロジェクトの参加依頼が入る。それは東南アジアを拠点に暗躍する世界的な犯罪組織”チャイバの帝国”を壊滅すること。
 中国の国家保安局部長で、特殊任務のエキスパートである美女ヤンとコンビを組んだチェンは、組織のボスであるチャイバに取り入り、黄金の三角地帯で行われる大型取引への潜入捜査を開始する。
(以上『BS12 トゥエルビ』番組サイトより)

恐るべしアクション!
・ヘリコプターから垂れ下がっている縄梯子に飛び乗り、ぶら下がりながら障害物を回避列車の上での格闘
・列車の上での格闘……スパイ映画、アクション映画では定番のシーンだが、見た目以上に難易度は高そう(映画後のNGシーンでは、ジャッキーがバランスを崩し転落しかけるのを、格闘相手の二人がすかさず駆け寄り引っ張り上げる……素晴らしい対応反射だ)
・中国の国家保安局部長のヤン(ミシェール・キングorミシェル・ヨー 別称?)のアクションも素晴らしかった。特に、バイクごと列車にダイビングして飛び移るなど、命が要らないとしか思えない

潜入捜査はあまり好きじゃない
 本作に限らず、潜入先の組織やボスや幹部の非道さを際立たせる演出があり、捜査の為にその残虐な行為を黙認するしかないとか、潜入した都合上、警察組織などと敵対行動をとらねばならないなど、けっこうフラストレーションが溜まる

その他の感想
・シンジケートでの銃撃シーンや爆破シーン……銃撃・爆破は好きではないが、それを吹き飛ばすほどの過激さだった(好きではないが…)
・ヘリコプターの縄梯子にぶら下がるシーン……縄梯子を切ればいいのに……


【当ブログのジャッキー・チェン関連記事】
「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」(1988年公開)
「プロテクター」(1985年公開)
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相棒 season23 第8話「瞳の中のあなた」

2024-12-19 21:49:36 | ドラマ・映画
第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
第4話「2つの顔」
第5話「幽霊ホテル」
第6話「薔薇と髭の夜明け」
第7話「復讐者は笑わない」


 強盗殺人事件に巻き込まれ、光を失った女性。
 境遇を悲観し、自ら命を絶とうとしたその女性を救い、支え続ける”足長おじさん”的男性。
 ふたりの間には、特別な感情が通い合っていた   ……ところが……

 “足長おじさん”は強盗犯で失明に至らせた張本人だった。
 そして、女性が手術で光を取り戻す直前に起こった、ランニング中での襲撃から始まる一連の事件の中で、視界を取り戻した女性が真相を知る……

 この一幕を描くためのストーリーだった。


 このストーリーの大筋は、ドラマではよくある話ではあったが、その設定からこの男女の心の動き、葛藤をどう表現するか、どういう選択をするかが、脚本の腕の見せ所であろう。
 私は、今回の脚本を評価したい
(上から目線で、申し訳ありません)

事件真相究明のカギとして、亀山&藍里を襲撃において、《どちらを狙ったのか? 目的は? 誰が?》という疑問
《誰を狙ったのか?》
①亀山……過去の事件絡みに対する恨み(恋愛関係のもつれは、なさそう)
②藍里……強盗殺人事件の犯人を目撃していた藍里が視力を取り戻すのはまずい
③野瀬……藍里の普段の伴走者は野瀬であり、亀山を野瀬と間違えて襲ったのでは?
     襲撃を思い返すと、藍里を突き飛ばしただけで、その後、亀山をナイフで襲ったので、標的は伴走者だったのでは?
 しかし、野瀬が標的だとすると、理由が分からない。
 
特命係はその推理の一方で、襲撃者を突き止めようとする
・藍里が感じた除光液の匂いは、塗料(ペンキ)の匂いなのでは?
・強盗殺人現場の聞き込みで、当時、区役所の横領事件の関係者がいて、それに対する誹謗の落書きの塗り替えをしており、その業者で担当した職人・木浪が判明

木浪、死体で発見される
・死因は練炭不完全燃焼の一酸化中毒
・スタンガンの跡があり、他殺が濃厚
・部屋に聖洋病院のカレンダーがあった(右京、“目ざと”過ぎ。しかも2年前のモノということまで認知)
・スマホには、藍里と野瀬のジョギングしている画像
・亀山を刺したナイフが発見(付着していた血液と亀山のDNAが一致)
・強盗殺人現場の遺留品のコンタクトレンズの残留DNAがと木浪のモノと一致
  →木浪は2年前の強盗殺人犯であり、亀山襲撃犯であることが判明

木浪は何故、野瀬を襲おうとしたのか? 木浪と野瀬の接点は?
 “足長おじさん”は野瀬であり、そのことを藍里も気づいていると右京から知らされ、野瀬の妹が若くして病気で亡くなっており、その病気の治癒のため大金が必要だったことなどを野瀬が白状
 →野瀬の妹が聖洋病院に入院していた!
 →強盗の共犯者として、野瀬が目を付けられる(これまで木浪とは無関係で、金が必要な野瀬は引き受ける)
      
  強盗決行、木浪は殺人まで犯してしまい、野瀬は藍里を失明させてしまった
  その時に、藍里の腕をつかんだ傷跡が右利きのモノ。(木浪は左利き)

木浪は藍里が手術を受け視力を取り戻すことを聞きつけ、そばで働いている野瀬を責める。
 「強盗がバレるだろっ!」(木浪)
 「俺がひとりでやったと自首する」(野瀬)
しかし、木浪は納得せず、亀山らを襲った。

 野瀬は2年前の強盗、その後の行動思いを打ち明けたが、
「木浪を殺したのは、俺じゃあありません」
「ええ、木浪を殺害した犯人は目星がついています」
「えっ!?」……私も《えっ!?》


「あなたの他にも、木浪には共犯者がいたんですよ」
《えっ?誰?……フラワーショップの店長?塗装会社の社長?》
捜査一課で取り調べを受けている坪倉!(強盗に入られた尾澤の隣人)
《ああ、こいつかぁ》
・区役所職員:尾澤が横領した5000万円を床下に隠しているのを目撃。その情報を木浪に教える
・デタラメな目撃証言をして、捜査をかく乱
・野瀬襲撃に失敗したので、野瀬を何とかすることを強要され、木浪を殺害

クライマックス
手術後、藍里を訪ねた特命係。
「亀山さん?……もしかして、杉下さんですか?」
「手術、成功して良かったですね」
うれしい初対面の後ろから、野瀬がおずおずと登場。
野瀬を凝視した藍里が
「この人です。この人が犯人ですっ!亀山さん、捕まえてください!杉下さん、早く!」(特命係の後ろに逃げながら藍里が叫ぶ)

………野瀬
「…良かった……良かった」涙ぐむ野瀬。
「……その声……なんで?なんでですか?……なんで!………なんでですか?……なんで?

 自分の正体を明かすことになるが、藍里の視力が戻ったことを喜ぶ野瀬。
 自分を失明させた凶悪犯を目の前にして、恐怖に慄く藍里。
 さらに、野瀬の声を聞き、〈野瀬=凶悪犯》と気づき、混乱。悲しみと怒り。
 《藍里が特別な感情を抱いていた声の主の姿を見たら、その姿が憎しみの対象だった》残酷な運命。
 自分が憎悪の対象となることを受け入れ、藍里の視力回復を喜ぶ野瀬……



「そうですか、また、学校の先生を目指すんですね」
「でも、野瀬さんのことは許せません。私にやさしくしてくれたのは、ただの罪滅ぼしだった。そんなの身勝手すぎる。許せません!」
と言い切る藍里だが
「そうやって憎もうとしたけれど……だめでした」
「それなら、無理に憎まなくても、いいんじゃないかな」(亀山)
「藍里さんが野瀬さんから受け取ったモノを、すべて否定しなくても、いいと思いますよ」(右京)
「はい。ありがとうございます!」

藍里の優しさ強さ柔軟さを感じる。
右京の“「すべてを否定しなくてもいいと思いますよ」というのは名言だと思う。
ありきたりな“足長おじさん”風秘話を無理はあったものの、複雑に構築して事件の真相を悟らせなかったのは見事だ

    
【疑問点】
・極秘にすべき横領を隠し場所を、なぜ、カーテンを開けて行う?
・木浪は単独で犯行を行った方がよかったのでは?
 2人も共犯者を作るのは、秘密保持、分け前の点でマイナス(共犯は坪倉だけでいいだろう。坪倉を共犯にしないと、後々、強請られそうだ)
・野瀬襲撃の為、ジョギングの様子をスマホで撮影するのは、却って気づかれる
・一瞬のカレンダーの認知、筆跡鑑定は、右京の眼は利きすぎ!
・2年前のカレンダーが置いてあるのは無理がある。捨て忘れかもしれないが、見える位置にあるのは、不自然。
 

【ストーリー】番組サイトより
薫が刺されて殉職の危機…!?
手掛かりは失明した女性の瞳に


 視覚障害のある女性・藍里(森マリア)の伴走者を務めていた薫(寺脇康文)が、ランニング中に刺された。
 薫に恨みを持つ者の犯行と思われたが、手掛かりは皆無。そこに、藍里と同じ生花店で働く、野瀬(レイニ)という男性が駆けつけてくる。野瀬は、藍里の伴走者を務めることが多いらしく、単なる同僚以上に親しげな様子。
 捜査に乗り出した右京(水谷豊)は、藍里が視覚を失った経緯を知る。2年前、藍里は偶然、強盗殺人の現場に居合わせ、犯人と揉み合いになった弾みで階段から転落。失明してしまったという。事件は未解決で、右京は薫が刺された今回の一件との繋がりを疑っていた。
 藍里が手術を受け、近日中に視力を取り戻す可能性が高いことも、その推理に信憑性を持たせていた。さらに捜査を進めると、2年前の強盗殺人が、区役所の巨額横領事件と絡んでいることが分かる。

視覚障害の女性が“目撃”した犯人の正体は?
2年前の未解決事件には驚くべき闇が…
右京の推理が隠された真相に光を当てる!


ゲスト:森マリア レイニ

脚本:川﨑龍太
監督:田村孝蔵
コメント (2)
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補助金申請漏れの件、全額交付の見込み

2024-12-18 08:46:37 | 時事
以前、取り上げた県が申請手続きを怠ったため、交付されない見込みだった補助金が全額交付される見込みとなった。

【当ブログの関連記事】
「福井県水産課、23年度補助金請求手続きを怠り4億6千万円を自腹(←福井県民が?)、18年度も3億円」(2024年7月1日記事)
「補助金申請漏れの件で杉本福井県知事が陳謝したが、何か違うような…」(2024年7月6日記事)
「“福井県庁の補助金申請漏れ” その後…真逆の人事委員会勧告」(2024年11月30日記事)
「NHK福井の報道に疑問……福井県補正予算の知事会見に関する報道」(2024年12月1日記事)


『福井 NEWS WEB』
「県の補助金問題 約4億6000万円全額が交付へ」(2024年12月17日 18時46分)
県が漁港の整備などにあてる昨年度の水産庁の補助金の請求を怠り、約4億6000万円を受けとれていなかった問題で、水産庁が年度をまたいだ請求を認めて、今年度中に全額が交付される見込みとなったことがわかりました。

この問題は、漁港の整備などにあてる水産庁の補助金について、県水産課の職員がことし4月末が期限となっていた昨年度分の補助金の請求を忘れ、約4億6000万円を受け取れなかったものです。
県は、年度をまたいだ交付が受けられるように、水産庁と協議を続けてきましたが、17日、水産庁から年度をまたいだ請求を認める内示を受けたということです。
県はすみやかに請求を行う予定で、今年度中に全額の約4億6000万円が交付される見通しだということです。


 4億6000万円が国から交付されることは、福井県民にとっては良かった。
 しかし、これまで事務的ミス(怠惰)を繰り返し犯していたこと、補助金が交付されない件の穴埋めに知事の給与の一部と県庁関連の事務経費や費用対効果の少ない事業の見直しで補填することに釈然としない気持ちは残っている。
 さらに、《県人事委員会が、今年4月に県内の108の事業所と県職員の給与を比べたところ、月給、ボーナスともに民間の支給額を下回っており、月給の平均で9395円、率にして2.62%を、ことし4月にさかのぼって引き上げることを勧告した》ということにも大きな疑問。
 《たった3人の委員で108の事業所の給与と県職員の給与を精査したのか?》
 《108の事業所の選定は適正なのか?》

 さらに、県議会へ
《県職員の給与引き上げ》と《梅農家支援》と併せて補正予算を提出したが、補正予算34億円のうち給与引き上げに33億円、農家の支援には610万円という実態。農家支援を隠れ蓑にしているように思えてならない。
 しかも、民放はこの数値を報じているのに、NHKはボヤかかして報道している。NHKには質問メールを送ったが、なしのつぶて……

 やはり、釈然としない。
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年公開・ワーナー・ブラザース制作)

2024-12-17 20:30:00 | ドラマ・映画
「GODZILLA ゴジラ」(2014年公開・ワーナー・ブラザース制作)
「ゴジラvsデストロイア」(1995年公開)
「ゴジラvsスペースゴジラ」(1994年公開)
「シン・ゴジラ」(2016年公開)
 上記は、これまで書いたゴジラ映画。
 本作を含めて、5作で一番面白かったのは『シン・ゴジラ』。記事にはしていないが、『ゴジラ-1.0』がそれに迫る面白さだった。
 『ゴジラvsデストロイア』は“駄作”と言いたくなる内容だったが、劇場で見るともう少し差が縮まると思う。やはり、劇場で見るとその迫力、臨場感は段違いだろう。テレビ視聴は、冷静にストーリーを観ることができるし、わからない部分を何度も観返すことができる。その分、ストーリーの強引さや矛盾を感じてしまう。


 本作は、『BS12 トゥエルビ』の「ゴジラ70周年」ということで、11月に4週連続放送されたうちの一作。このうち『GODZILLA ゴジラ』(11/10放送)と本作の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(11/17放送)を視聴。
 何が言いたいかというと、ひと月も経っているので、細かい部分は忘れてしまっているということ。大雑把な記事になると思いますが、ご了承ください。

★映像は素晴らしかった
・キングギドラの強大さはいかんなく発揮されていた。ただし、「トゥるるるる……」という怪鳴音?が利けなかったのは残念。
・“炎の悪魔”・ラドンも格好良かった。ただし、キングギドラの軍門に下り、そのキングギドラがゴジラに倒されると、今度はゴジラに摺り寄る……ヘタレというか“スネ夫振り”が清々しかった
・“怪獣の女王”・モスラは気品があった。何とかラドンを倒したものの、ギドラ(キングギドラ)の攻撃からゴジラを庇い、消滅……悲しい


【ストーリー】(『BS12 トゥエルビ』番組サイトより)
 怪獣の研究・保護を目的とする秘密機関モナーク機関の基地を武装集団が襲撃。研究者のエマ・ラッセル博士と娘のマディソンが拉致される事件が発生する。
 モナークの芹沢は、拉致の原因はエマが研究を進めていたオルカ装置にあるとにらむ。それは怪獣と共鳴する音を発生させ、怪獣を操ることをも可能にする危険な装置だった。芹沢はかつてエマと共同でオルカ装置を研究し、夫でもあったマーク・ラッセルに助けを求める。誰よりも装置の恐ろしさを知るマークは、一刻も早く怪獣を死滅させるように訴える。
 しかし、時すでに遅し。異変を察知したゴジラが姿を現したことをきっかけに、世界各地に怪獣が出現し覇権争いを始めてしまう。誘拐されたエマとマディソン、そしてオルカ装置の奪還に向けてモナークは動き出す。


★ストーリーは………しょうがないか……
・この映画に関わらず、ゴジラなどの怪獣が日本やアメリカなどを襲うという筋書きに難がある。特に、《怪獣同士が戦う》ストーリーの場合、その理由付けが難しく、ストーリーに無理が生じる。
 ただ、ゴジラは《放射性物質を求める》とか《核実験への復讐》という理由付けがあり、扱いやすい。また、モスラは《インファント島の神獣》《神官的存在の小美人》もあり、人類の味方として登場・活躍させやすいとは言える

 で、今回は“怪獣総進撃”風に仕立てたので、制作サイド(脚本)も苦労したのではないか?
 そのせいで、主要キャラの行動・意志は滅裂となってしまった


エマ・ラッセル博士
 この人が一番、理解不能。
 モナーク幹部の純古生物学者。怪獣と人類の共存を目指し、夫・マークの開発した"オルカ"を修復・改良。
 卵から孵化したモスラと"オルカ"を使い交信に成功した矢先、テロリストグループに拉致されたが、怪獣による地球環境の再生を目論むテロリストだった。

 怪獣による環境再生が実現できる確証がないが、彼女を含めたテロリスト集団は確信しているようだ。エマの娘・マディソンも彼女の考えに賛同していた。
 モナークの同僚が大量惨殺される計画に加担。さらに、南極の基地では氷塊を爆破し基地を破壊するという暴挙を行った。しかし、娘の窮地には何を置いても駆けつける……大きな矛盾だ(この段階では、テロ計画が破綻してはいた) 
 とにかく、狂信した科学者は始末に負えない。

アラン・ジョナ
 エコテロリストのリーダー(首領)
 エコテロリストは環境破壊を憂いて、歴史的建造物や美術品を汚すことで、その主張を世間に訴えようとする輩。目指すところは否定しないが、やり方を大きく誤っている。
 このジョナも同じ傾向だが、極めて暴力的で殺戮者である。尤も、こういう狂人がいないとバイオレンス映画やSF活劇は成り立たないので、必須のキャラであった。
 ただし、上述したように、「怪獣による環境再生」が本当に実現できるという確証を持っていないようだ。現に、モンスター・ゼロ(キングギドラ)がタイタン(怪獣)とは異種の存在であることを全く知らずに、目覚めさせてしまうという愚か者(本人は全く反省なし)

マディソン・ラッセル
 エマの娘。
 テロリスト集団やエマの計画に賛同しともに行動するが、その計画に誤りを感じ、阻止しようとする。
 天才少女とも言える頭脳と行動力を持つ(ちょっとスーパー過ぎ・後述)

その他の疑問点など
・モナークの存在自体が謎。
 何を目的としているのか?意味不明……研究するのが目的?
 資金はどこから?
・米軍が開発したというオキシジェン・デストロイヤー。どういう経緯で研究開発したのか、私は聞き逃してしまった。
・芹沢(演:渡辺謙)の助手のグレアムが勇敢に仲間を救出したが、その時、モンスター・ゼロに捕食され死亡……気の毒。
 ストーリー的に、必要なエピソードだったのか?

★いかにもアメリカ映画だなあ……
 アメリカの娯楽映画には、“家族愛”と“子どもの活躍”(または主人公の大活躍)が必須のようだ。(「GODZILLA ゴジラ」だは主人公が特大活躍)
 本作も「GODZILLA ゴジラ」も家族愛が大きな柱となっている。
 クライマックスでは、ワシントンD.C.にラッセル一家(マーク、エマ、マディソン)が集結し、大活躍。←個人的には要らない
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ニュースやワイドショーで…イラっと

2024-12-17 19:57:10 | 気象
12月に入って、雨降りが続く……
  武生降水量 福井  最高気温 日照
1日 13.0mm 15.5mm 11.5℃ 0.4h
2日 0.5mm 0.5mm  17.2℃ 8.5h
3日 1.5mm 2.5mm  17.2℃ 2.8h
4日 0.5mm 1.0mm  13.2℃ 0.5h
5日 9.0mm 15.5mm 10.1℃ 0.6h
6日 28.5mm 21.0mm 9.8℃ 0.3h
7日 51.0mm 31.0mm 7.8℃ 0.1h
8日 24.0mm 12.0mm 8.8℃ 0.6h
9日 0.5mm 1.0mm  9.3℃ 0.4h
10日 4.0mm 2.0mm  9.5℃ 2.4h
11日 10.5mm 4mm  8.7℃ 1.3h
12日 0.0mm 0.0mm  8.9℃ 6.7h
13日 10.5mm 20.0mm 9.6℃ 6.7h
14日 12.5mm 12.5mm 8.0℃ 1.7h
15日 39.0mm 51.0mm 6.5℃ 0.6h
16日 38.0mm 36.5mm 6.4℃ 0.2h 
 今日(17日)も18時時点で約50mmの降水があります。

 5日辺りから雨降りの毎日。しかも1日中降り続ける日が多いです。
 日照時間のデータがありますが、気象では雲量20%以上あれば「晴れ」になるので、その数値より天気は悪いです。
 12日は良く晴れましたが、北風が強く非常に寒く感じました。
 外回りが多いので、雨は嫌です。寒いのはもっと嫌です。
 というわけで、ストレスが溜まる日々です。今後も冬型の気圧配置、寒気も軟化気味で寒いようです。

 そんな心情の中……昨日のNHKニュース
【おはよう日本・気象予報士】
「今朝の東京は、すっきりと青空です」
「日本海、風がぶつかり合うところもあるので、雲が発達し、それが北陸にかかるので、北陸は降り方が強まりそうです。
 この後も、夜に駆けても、同じような雨や雪の天気です。また、山沿い、北日本の日本海は大雪の恐れもあり、12時間で最大30cmも降るようなところもありそうですから、注意してください。
 さあ、一方で太平洋側は、晴れて空気も乾燥しています。乾燥注意報が出ているところも多くなっています。
 火災が起こりやすいですから、火の取り扱いに注意。風邪もひきやすいので、風予報もしっかり行いましょう」


 「東京はスッキリとした~」がちょっと気になりますが、適切な解説です。

【ニュース7・気象予報士&アナウンサー】
「太平洋側を中心に、乾燥注意報が発表されています」(気象予報士…以下“予報士”)
「本当に火の取り扱いには十分注意が必要ですね」(男性キャスター…以下“男キャス”)
「そうですね、晴れが続いていて空気がカラカラの状態です。さらに明日も晴れる見込みです。
 天気の移り変わりを見ていきましょう。北海道から九州にかけての太平洋側と沖縄は朝から晴れが続く予想です」(予報士)
「冬らしく、日本海側とは天気の傾向が分かれますね」(男キャス)
「はい。その日本海側、北陸から九州の平地は雨、北日本では雪が、夜にかけて降ったりやんだりしそうです。
 しばらく、こうした天気傾向が続きます。雨のマークのところも、日本海側を中心に雪になる時間がありそうです」(予報士)
「あの、晴れる太平洋側も気温が低くなるんですね」(男キャス)
「はい。木曜日の最高気温は、各地、一桁の予想で、真冬の寒さになるところもありそうです。
 この原因は寒気……(略)…………………………気象情報でした」(予報士)

【番組の最後に、男性キャスタ―と女性キャスターが日常会話的なまとめをする】
「最近、コンタクトの渇きが気になって、目薬買いました」(女性キャスター)
「持ってましたね」(男キャス)
「はい、寝る時もマスク、欠かせないですねえ」(女性キャスター)
「暖房使うと、部屋の中、より乾燥しますから、濡れタオル1枚干しておくなど、ちょっとした工夫したいですね。では、また明日」(男キャス)


 聞き手と語り手の関係で、進行上の掛け合いなのでしょう。
 でも、この男性キャスタ―、あまりにも東京寄りの言葉ですよね。
 確かに、乾燥は肌の大敵ですし、火事になりやすい、火が広がりやすいという点で、注意が必要ですし、静電気も嫌です。痛いです。
 《でも、毎日、雨や雪は嫌だぁ》《洗濯物が乾かない!》《寒いの嫌です》《日差しが欲しい》のです。
 最後の締めの会話など、プンスカ、ムッスーです。

 そもそも、情報番組の気象コーナーだと、「これからしばらく、雨(雪)が続く」という(ここまでの天気はスルーされる)表現になりますが、「これまでも、雨が続いてんだよ!」と言いたくなります。

 こういう日々が続いています。

【追記】
今朝(12月17日)の「おはよう日本」
「Kさん、今日も冬らしい天気になりそうですね」
「そうですね。日本海側は雪や雨、太平洋側は晴れそうですねぇ。東京は13℃くらいまで上がっていく見込みです。日なたではポカポカ陽気となりそうですね。そして今日のポイントはこちらです」
『日本海側 雪や雨』………イラッ
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