英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2025年2月の天気

2025-03-04 11:52:06 | 気象
(予定では、予想気温のズレに対する不満をぶちまけるつもりでしたが、その前に先月(2025年2月)の天気を振り返ります)

 今年(2025年)の2月は雪が降ってばっかりで、寒かったなあ。
【2025年 1月と2月の降雪・積雪と気温】
    総降水量   日平均  日最高  日最低  総日照時間  総積雪量  最深積雪
1月  274.5mm  4.0℃  8.0℃   1.2℃   101.0h   24cm    13cm
平年値 284.9mm  3.2℃  6.7℃   0.5℃    65.4h    85cm    21cm

2月  243.0mm  2.4℃  6.3℃  -0.4℃    74.8h   137cm    52cm
平年値 167.7mm  3.7℃  7.8℃   0.3℃    88.4h    58cm    34cm
          “日平均”は1日の平均気温の1月通じての平均
          “日最高”は1日の最高気温の1月通じての平均
          “日最低”は1日の最低気温の1月通じての平均

 一番寒さの厳しい時期は、やはり“大寒”の期間で、1月20日頃~2月5日頃。
 月単位で見ると、2月より1月の方が寒さが厳しく、雪も多い。

 ただし、今年は1月は天気が悪かった(例年通り)が、気温が若干高めだったので、降水量は多かったが、雪にはならないか、みぞれで済んだことが多かった。
 ところが、節分(2月2日・今年は1日早い)近くなると、寒波襲来の予告(予報)。当たって欲しくなかったが、予報が大的中。しかも、一段落しそうな時点で、第2波が襲来する予告。
 そんな訳で、寒くて雪かきの日々が続いた2月だった。

 

 2月の日最高気温は2月1日の平年値が6.4℃、月末の28日は9.8℃になるなど、気温のグラフは右肩上がりになるはずだが、今年はずっと低迷したままだった。
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今日(2025年3月3日)は、真冬の寒さ 関東でも降雪か

2025-03-03 15:26:35 | 気象
 昨日(3月2日)は各地で気温が上がり、宮崎27.1℃など九州南部で夏日(25℃以上)、都心でも22℃と5月上旬の陽気だったようだ。
 この気温上昇は予想されており、そして、その後の急降下も予測されていた。

 下図は昨日(3月2日)13時のアメダス気温データ図。さらにその下が、今日の13時のアメダス気温データ図。
 


 東京(アメダス観測地点)の気温は、22.1℃(最高気温・昨日13:33)から下がり続けた。
 日付が変わる0時は13.9℃(この時刻では、かなり暖かい)、午前6時では10.0℃(この時刻だと4月中旬に相当)と、暖かさの余波が残っていたが、そこからも順調に下がり続け、13時で3.7℃、15時では2.2℃(昼間のこの気温は福井の大雪時並)。


 おそらく、気象庁の予想を上回る気温の低下ではないだろうか。
 現在、関東には雨雲が掛かっているようで、この寒さだと雪が舞っているところもあるかもしれない。
 現在の雨雲は、南方へ去っていくようだが、明日からあさってにかけては南岸低気圧が雨雲と寒気を引き連れてくるので、降雪、さらに積雪があるかもしれない。
 都心の雪は、微妙。私は、都心の雪の経験値がないので、天気図や雨雲予想、気温(地上&上空)データだけでは、予測はできない。とにかく、用心や不便の想定は必要だと思います。


 実は、福井県の昨日の最高気温は9.2℃(平年の2月26日に相当)と、春の陽気には程遠かった(前日予報の予想最高気温は13℃)。仙台でも昨日の最高気温は17.5℃だったというのに。
 今日の福井はの最高気温(16時現在)は6.6℃(平年の2月初旬並)と寒いが、東京よりは高い。

 ここ最近の、福井の気温予想については、昨日の気温を含めて、いろいろ言いたいことがある。
 寒波が過ぎた後の気温も、予報が言うほど暖かくなかった。その辺りの不満は、明日、怒りが持続していたら書きます。
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エレベーターに乗る時

2025-03-03 10:20:44 | 時事
「エレベーター空間の底部で男性死亡 扉開いたまま4階から転落か」(NHK 「NEWS WEB」)
 《エレベーターの扉が開いて、入ったら床がなかった》ということは、ギャグや映画などでは考えられるが、実生活でそんなことに遭遇するなど、普通は考えられない。亡くなった方は不運としか思えない。(過去に、自転車を引いて降りようとした高校生が、降り切っていない時に、扉があいた状態でエレベーターのカゴが上昇して天井に挟まれ死亡した例もあった・2006年06月)

 今日(3月3日)の『めざまし8』でもその事故について論じられていた。
 「普通、扉が開いたら何も考えず(確認せずに)に乗り込む」「エレベーターが到着して扉が開くまで、床の有無はチェックできない」「検査がいつ行われたのか、チェックしない」など述べていた。
 なるほど、もっともな意見だ。

 でも、エレベーターは降りる人優先なので(先に降りてから乗る方が合理的)、普通、待っているエレベーターが到着して扉が開くときは、乗っている人がいないかをチェックするはず。当然、床も視野に入る。
 エレベーターに乗ろうとした時、既に到着していて動き出す少し前なら、駆け込むことは考えられるが、そういう場合は人が乗っている場合だし、仮に、誰も載っていなくても、床は視野に入るだろう。

 考えられるのは、酔っぱらっている場合。
 酔っぱらっていたら、注意力散漫なので、予め乗っている人の有無や床の有無には気が回らないかもしれない。 
 あとは、ほぼ毎日、一日何回も利用しているエレベーターに習慣的に乗る場合は、床や人の有無を気にしないかもしれない。

 そして、一番、危険性が高いのは、“歩きスマホ”。
 「歩きスマホしていたら、気が付きませんよね」という意見が出たが、“歩きスマホ”前提にしてはダメだろう
 交差点で歩きスマホしながら渡る人がいるが、危ないと思う。
 交差点でなく、路上、いや屋内でもやめた方がいい。
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2024年度 A級順位戦 9回戦(最終局)結果

2025-02-28 09:59:03 | 将棋
「2024年度 A級順位戦 9回戦(最終局)を前に」の続きです。

渡辺 明九段(5勝4敗)○-●菅井 竜也八段(3勝6敗)…18時59分
増田 康宏八段(5勝4敗)●-○永瀬 拓矢九段(6勝3敗)…22時9分
佐々木 勇気八段(5勝4敗)○-●佐藤 天彦九段(6勝3敗)…23時8分
千田 翔太八段(4勝5敗)●-○豊島 将之九段(4勝5敗)…23時35分
中村 太地八段(4勝5敗)●-○稲葉 陽八段(3勝6敗)…23時49分


 永瀬九段と佐藤天九段が6勝3敗で並び、両者によるプレーオフが3月4日に行われる。
 降級は菅井八段、稲葉八段。


 例年は全局終局まで観戦していたが、昨日は3局終了した時点で床に就いた。
 昨日は決算などがあり、慌ただしかった(合間をぬって記事を書いたが、検証不足で降級条件を間違えてしまった)
 2月は短いので、下旬の請求書作成・配布がぎゅうぎゅうになるし……

 で、《どうやら今年は全局予想的中かな》……と就寝。
 朝、結果を確かめると予想通りで、《やったぁ!》と喜んだが、永瀬九段の負けと予想したと思っていた。
 ……ああ、そうだった。この対局予想は迷ったのだが、「増田八段の勝ち」と予想したのだった。
 慌ただしかったので、深く考えて予想したわけではなかったので、予想した内容もきちんと覚えていなかったという始末。
 的中率は80%というのは評価できる率だが、深く考えての予想ではないので、誇れるものではない。
 深く考えて、全部外れたこともあったけれど……

【今期の感想】
 5局終了時点で
4勝1敗が②永瀬九段 ➅佐藤九段 ⑦佐々木八段、3勝2敗で③渡辺九段 ⑩増田八段
2勝3敗で⑧中村太八段 ⑨千田八段、1勝4敗で、①豊島九段 ④菅井八段 ⑤稲葉八段と
 挑戦権争いと残留争いに色分けできそうな展開だった。豊島九段の不振が目立った(他の棋戦を含めて)。菅井八段と稲葉八段の出だし四連敗も予想外。

 ところが、6回戦以降、成績上位者が星を落とし始め、下位者が盛り返し、“団子状態”。(渡辺九段がひざの手術で不戦敗や途中棄権が続いた)
 7回戦終了時点(永瀬-渡辺戦は未消化)では
 5勝2敗…➅佐藤天九段、4勝2敗…②永瀬九段、4勝3敗…⑦佐々勇八段 ⑨千田八段 ⑩増田八段、3勝3敗…③渡辺九段、3勝4敗…①豊島九段 ⑧中村太八段、2勝5敗…④菅井八段 ⑤稲葉八段
 と混沌としていた。
 しかし、8回戦で上位が星を伸ばし、下位が星を落とす傾向が強かったので、最終局を迎える時点では、挑戦権争い残留争いがある程度絞られていた。

 降級は菅井八段、稲葉八段となったが、A級は誰が落ちても不思議ではない。豊島九段は最終局で降級確率が5割だったし、渡辺九段も体調不良ということもあり、7回戦辺りでは降級の恐れも出ていた。
 中村太八段の残留は、A級への思いを感じた(今期成績は11勝15敗)

 プレーオフは永瀬九段の勝ちの予感。
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2024年度 A級順位戦 9回戦(最終局)を前に【訂正あり】

2025-02-27 15:27:49 | 将棋
「2024年度 A級順位戦 6回戦終了」(2025年1月6日記事)から間が空いてしまった。
 言い訳させていただくと、渡辺九段がひざの手術により、変則日程となってしまい、対局消化が均一でなくなってしまったからです。
 途中棄権のような敗局や不戦敗が続いた渡辺九段だったが、前局の佐藤天九段戦は快勝しており、一安心。(渡辺九段の残留も決まった)

 【6回戦終了時点 】        【8回戦終了時点 】 
2 永瀬九段  4勝2敗     6 佐藤天九段 6勝2敗  佐々木
6 佐藤天九段 4勝2敗     2 永瀬九段  5勝3敗  増田
7 佐々木八段 4勝2敗     10増田八段  5勝3敗  永瀬
10増田八段   4勝2敗     3 渡辺九段  4勝4敗  菅井 
3 渡辺九段  3勝3敗     7 佐々木八段 4勝4敗  佐藤天
8 中村太八段 3勝3敗     8 中村太八段 4勝4敗  稲葉
9 千田八段  3勝3敗     9 千田八段  4勝4敗  豊島
1 豊島九段  2勝4敗     1 豊島九段  3勝5敗  千田
4 菅井八段  2勝4敗     4 菅井八段  3勝5敗  渡辺
5 稲葉八段  1勝5敗     5 稲葉八段  2勝6敗  中村太
 名前左の数字は今期のランキング 一番右の棋士名は最終局の対戦相手

挑戦権争い順位による頭ハネはないが、3名以上同星がいる場合は、パラマス方式(下位からの勝ち残り戦)
 佐藤九段は勝つと挑戦権獲得。
 佐藤九段が敗れた場合は、永瀬-増田の勝者と佐藤九段によるプレーオフ。

残留争い同星の場合は、順位優先
 既に、稲葉八段の陥落が決定。
 陥落の可能性があるのは、千田八段、豊島九段、菅井八段。通常は(直接対決がない場合)、菅井、豊島、千田の順に危ないのだが、最終局に豊島-千田戦がある関係で、通常とは異なる。
 と言っても、3勝に留まっており順位が低い菅井八段だが、勝てば残留、負けると降級。
 豊島九段と千田八段は、最終局に勝てば残留。敗れると、菅井八段が最終局に勝てば陥落する。
 現状の成績序列だと、通常は菅井八段は“他力残留”なのだが、自力残留。さらに、千田八段は豊島九段より1勝多いので、優位なはずだが、両者の直接対決なので残留に関しては同等となっている。
 豊島-千田戦、渡辺-菅井戦の勝率を5割と仮定した場合、豊島、千田の両者は残留確率.750(降級確率.250)、菅井八段は残留確率.500(降級確率.500)。

 先ほど、「下書き」で保存したつもりだったのですが、間違って記事アップしてしまいました。検証が完全でなかったので「菅井八段は負けると即降級、勝っても千田八段が負けないと残留できない」と間違えてアップしてしまいました。

【最終局の予想】
 佐藤-佐々木○
 永瀬-増田○
○渡辺-菅井
○豊島-千田
 中村-稲葉○
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相棒 season23 第17話「盗まれた死体」

2025-02-27 09:38:14 | ドラマ・映画
《“闇バイト”は怖いなぁ》……警察の“「闇バイト」加担防止啓発用動画”を観ているような感触だった。
巧みな勧誘だけでなく、強引に引き込まれるケースもあるのか……


 ただし、その啓発だけで、内容としては疑問符だらけ
①多彩(多才)で不死身な住田龍介……いい奴だが、悪友のせいで反社組織『スカル』に引き込まれてしまっていた
・友達思い。それ故、傷害事件を起こし、就職内定取り消しに。それでも、友達を責めることはなかったが、その友達に誘われ、闇バイトを引き受けてしまう
・内定取り消しにあった後、町工場に就職し真面目に働き、仕事以外の面でも社長を支えていた
・素敵な彼女と婚約したが、父親が刑事と知り、身を引く。さらに、彼女がグループに狙われていると知り、それを防ごうとして、組織トップの“ユキチ”の制裁に遭う
・刺されて殺害され(実際は死に至らなかった)スーツケースに詰め込められた
・スーツケースの詰め込まれた状態で、駅の階段から転げ落ちる。かなりダメージを受けたはずで、その上、刺されて瀕死状態だったはずが、中を確認した少女にも死体と思われるほど、スヤスヤ?気絶したまま。
・見張り役が、少女の代わりにスーツケースを運ぶが、途中で血が流れているのに気づき、中を確認しようとしたところで、見張り役を打ちのめし、服を強奪。
・その後、彼女の父・羽藤刑事を拉致監禁

 不死身で強靭で重傷状態で刑事を拉致。スーパー過ぎ!ドラマの最終シーンでは、何ともないような感じで移送されていくし……
 工場であれだけ親身に働いていたのなら、闇バイトに加担しても、彼女と婚約する時、将来を考えなかったのかな?決断は難しいが、彼女の父が“ユキチ”を追っている刑事なら、相談すべきだったろう。

②闇バイトグループ『スカル』も脆弱過ぎ
 シビアに監視統制された組織のように見えたが、トップの“ユキチ”と勧誘役(詐欺師)以外は、烏合の衆(←強引な寄せ集め)
 “見張り役”もいるのかと思ったが、実はボスだった。深手を負った住田にやられるし……(ボスが現場に出てくるの?)
 力仕事の死体を運ぶ役に少女を選ぶものだろうか?(まさか死体を運んでいるとは思われないという利点はありそう)

③警察も無能かも?
・“ユキチ”を“見張り役”として取り調べした後、すぐ釈放したのだろうか?
・金庫泥棒の犯行痕跡や、実行犯(下っ端だが)の身元や勧誘手口から、組織の概要は掴めるはず
 

第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
第4話「2つの顔」
第5話「幽霊ホテル」
第6話「薔薇と髭の夜明け」
第7話「復讐者は笑わない」
第8話「瞳の中のあなた」
第9話「最後の一日」(元日SP )
第10話「雨やどり」
第11話「33人の亀山薫」
第12話「細かいことが気になる患者」
第13話「レジリエンス」
第14話「中園照生の受難」
第15話「キャスリング」
第16話「花は咲く場所を選ばない」

【ストーリー】番組サイトより
殺害死体が運搬中に盗まれた!?
闇バイトが恐ろしい事件を呼ぶ!


 闇バイトを使って金庫泥棒を繰り返す反社組織『スカル』。警察は特別班を組織して、ユキチと呼ばれるリーダーを追っていたが、素性すら掴めずにいた。
 そんな中、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、スーツケースを盗まれたという少女と遭遇。事情を聞くと、少女は弱みにつけ込まれて“運び”の指示を受けたものの、中身が死体と気づいて逃走。しかし、報復の恐怖から現場に戻ったところで、右京たちに声を掛けられたという。その少女に指示を出していたのがユキチだった。
 同じ頃、ユキチを追う特別班の刑事が、何者かに拉致される事件が発生。さらに、その刑事の娘も不気味な集団に監禁されていた。いっぽう、右京と薫は、死体運搬に使われたスーツケースの遺留品から、被害者が住田(松岡広大)という反社組織メンバーの可能性が高いことを掴んでいた。

スーツケースの死体はなぜ消えたのか…
刑事とその娘を拉致した犯人の狙いは?
同時多発する事件には驚くべき接点が!


ゲスト:松岡広大

脚本:渡部亮平
監督:守下敏行
コメント (2)
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再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)⑧……寒波の総括

2025-02-26 14:02:53 | 気象
「再び寒波襲来(2025年2月17日~23日)……2月15日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~23日)②……2月16日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)③……2月17日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)④……2月19日午前7時時点の状況」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)⑤……2月20日午前8時時点の状況」
「 再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)➅……2月23日 あと少しで収束だが」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)⑦……2月24日 思ったより…」
の続きです。

 昨日(25日)はようやく寒気が抜け始めましたが、北陸地方には寒気がしつこく残り、午前中はどんよりした雲でした。

 上空1500mの寒気が北陸地方に留まっていますが、寒気の東進が中央高地(山脈)に遮られているからと考えられます。

 午後に入るとm、雲が消え久々に晴れ渡り、最高気温も8.3℃とほぼ平年並みとなりました。



 今日(26日)は寒冷前線がかすめ、気温が下がり、午前9時で3.4度。寒いです。11時で6.0℃、13時でも6.6℃。
 例によって、A気象予報士や大下さんは、「春(4月初旬)の暖かさです」とおっしゃっていました。東京は9時で10.1℃、11時で14.6℃、13時で16.0℃。


 今回の寒波は立春寒波より降雪はやや少なかったですが、その期間と寒さは同等でした。
 よく、この2回の「寒波は強くて長い」と言われましたが、大概、大雪になるような寒波は大規模なので長いです。(週間予報が全部雪マークということはよくあります)
 福井県は「大雪」というレベルだったとは言えますが、「豪雪」ではなかったです。詳しく検証していませんが、豪雪ならば最深積雪は80cm~120cm。そう積雪量も2度の寒波を合わせてもかなり少ないです。まあ、ほぼ毎日、愚痴っていましたが。
 せっかくなので、2018年の大雪と比べてみましょう。
 この年は、1月中旬からずっと雪が降り、1月末には最深積雪は45cmになっていました。この時点で、かなり体力的にも消耗していたのですが……
 2月に入ると……2月4日から7日までの4日間で、降雪量は計118cm、7日の最深積雪は111cmになりました。
 さらに、2月12日、13日の2日間で66cmの降雪があり、最深積雪は130cmになりました。
 この2回の寒波の総降雪量(6日間)は、184cm。
 今回の立春寒波と強烈寒波の総降雪量は166cm(100cm+66cm)。
 そう降雪量は、それほど差がありませんが、今回は合わせて16日。2018年は6日間だったので、一気に積もりました。個人的、最深積雪の許容量は60cmですね。
 1週間ほど続くのは珍しくないと書きましたが、今回は2度の寒波の間隔が短く、寒さが緩んだのは2日間だけで、その間も、寒波に備えて雪かきをしていたので、ほぼ半月、毎日雪かきしていました。

 とにかく、雪で苦労した地域は多かったようです。

 データをまとめておきます。
  降雪量 最深積雪  最高気温 最低気温(←気温は福井市)
3日  0cm  0cm    8.6℃  1.4℃
4日 26cm 24cm    3.7℃ -0.2℃
5日 12cm 33cm    2.1℃ -1.8℃
6日 21cm 49cm    2.3℃ -1.7℃
7日 14cm 54cm    3.4℃ -1.1℃
8日  7cm 56cm    4.9℃ -1.1℃
9日 11cm 60cm    2.4℃ -1.1℃
10日  4cm 55cm    4.2℃  0.0℃
11日  5cm 51cm    4.9℃ -1.2℃

12日  0cm 44cm    5.3℃ -2.0℃
13日  0cm 44cm    8.1℃  0.9℃
14日  0cm 38cm    9.5℃  0.5℃
15日  1cm 36cm    11.9℃  -0.3℃
16日  0cm 32cm    12.4℃  3.0℃
17日  3cm 28cm    8.3℃  0.3℃
18日 16cm 35cm    4.5℃  -1.1℃
19日  8cm 37cm    3.1℃  -0.8℃
20日  9cm 43cm    2.6℃  -1.4℃
21日  6cm 41cm    4.1℃  -1.5℃
22日 12cm 42cm    3.6℃  -1.4℃
23日  0cm 42cm    2.8℃  -4.5℃
24日 11cm 47cm    2.9℃  -1.1℃

25日  1cm 41cm    8.3℃  0.6℃
 青字は“立春寒波”、“強烈寒波”の期間(当初、立春寒波は“6日まで”と言われていた)

 最低気温ですが、予想では「-3℃や-4℃の日が四日ほど続く」(その3の文末画像)だったのですが、1日だけだったので良かったです。


 個人的なツッコミをしつこく言わせていただくと……
寒気の期間、「東京も寒くて、最高気温は一桁(9℃)で、“真冬の寒さ”です」
その二日ぐらい後に「月末には北海道も気温が上がり、札幌では7℃“春の暖かさ”です」とおっしゃっていました。
“札幌としては”という文言をつけて欲しいなあ…と
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高校授業料無償化……“予算(財源)”と“新年度予算案可決”を秤にかけただけ

2025-02-26 08:30:12 | 時事
……高校授業料無償化について本当に議論・検証したのかなぁ。新年度予算成立とか、党や内閣の支持率アップを考えているだけとしか思えない。

 確かに、教育無償化が理想だが、現状の分析や無償化による影響に対する考慮が充分だったのか?
 正直に言うと、“教育の無償化”や“少子化対策”って、若い世代が恩恵を受けているだけ。……これを言うのは建設的でないので、本題に進もう。

 まず、都市部の都府県と地方とでの、公立高校と私立高校の立ち位置が全く違うので、これを全国一律に無償化すると、その弊害が出てきそうだ。現に、公立高校が定員割れの懸念が大きいそうだ。
 これについては、情報番組などで語られていたので、この記事では触れない。(このあと、付随して触れることにはなるかもしれない)

 さて、高校授業料無償化を具体的に書くと
・今年の4月から公立・私立を問わず一律に年間11万8800円の就学支援金の所得制限を撤廃し公立高校を実質的に無償化
 あわせて、低中所得世帯を対象に教材の費用などを支援する「奨学給付金」や、私立の無償化の影響を受ける公立の工業や農業など専門高校の施設整備の支援を拡充する
・来年4月から私立高校を対象に加算されている就学支援金の上限額の所得制限を撤廃し、私立の全国平均の授業料である45万7000円に引き上げる


 私立高校の授業料支援の“完全”実施は来年(次々年度)になるようだが、単純に考えて、私立高校生に対して45万7000円、公立高校生には11万8800円の支援というのは、不公平ではないだろうか?
 公立、私立の選択は自由なので、授業料が高いのなら、効率を選択すればいい。ただし、都市部の有力私立高校は教師や設備も整っているので公立高校より上質な教育を受けられるだろう。なので、生活に余裕がある家庭だけ、私立高校に通える……その意味では、不平等だ。
 上記のように、“教育の機会均等”という観点では、《授業料負担を考えずに受験できる》改正と言える。
 ただし、受験する段階の教育環境はやはり家庭環境に左右される。塾や家庭教師、参考書、AI環境など、さらに考えると、家事や家業の手伝いなども家庭によって差がある。所得と子どもの学力には相関関係(比例関係)があると言われている。
 また、私の知識不足だが、私立高校には授業料の他に“教育環境費”などと称する別請求があるかもしれない。寄付金を募られることも?


 “中庸”という言葉がある。(私は結構好き)
 支援は45万7000円ではなく30万円にしてはどうだろうか?
 (今回の記事は、我ながら論旨がブレていると思う。ご容赦ください)

 ところで…
 今回の記事と直接関係がないが、AI対応の為、(高校だけでなく)各学校にタブレット端末などが配備されているらしい。(これを十分に活用しない、できない教師も結構いるらしい。ある程度、修練していないと授業に活用は大変かも)
 こういう設備などは公立学校だけなのだろうか?
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再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)⑦……2月24日 思ったより…

2025-02-24 09:45:22 | 気象
「再び寒波襲来(2025年2月17日~23日)……2月15日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~23日)②……2月16日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)③……2月17日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)④……2月19日午前7時時点の状況」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)⑤……2月20日午前8時時点の状況」
「 再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)➅……2月23日 あと少しで収束だが」
の続きです。

【昨日(2月23日21時)の天気図】です。

 朝鮮半島東方で発生した低気圧は、昨日正午に隠岐の島付近に進み、そこからゆっくりゆっくり東進し昨夜9時に若狭湾付近に到着しました。
 そこまでは予想(予報)通りで、24日0時から滋賀県北部から福井県若狭や越前市付近まで、高速道路や国道が予防的通行止めになったようです。
 ただし、寒気の芯が予想より弱かったようで、大量の降雪があった地域は少なかったようです。

 (少し解像度が低いので読み取りにくいと思いますが)
【24日06時現在の積雪深】

福井市45cm、越前市46cm、今庄(南越前町)104cm、敦賀市32cm、小浜市33cm、大野市124cm、
九頭竜210cm、金沢市29cm、富山市37cm、米原21cm、関ヶ原1cm、彦根16cm、舞鶴13cm、鳥取29cm
(富山市は6~7時までに5cm積雪があり、積雪深は42cmになっています)

【24日06時時点の6時間降雪量
福井市11cm、越前市9cm、今庄(南越前町)9cm、敦賀市17cm、小浜市8cm、大野市13cm、
九頭竜9cm、金沢市2cm、富山市6cm、米原6cm、関ヶ原1cm、彦根2cm、舞鶴3cm、鳥取5cm


 24日午前0時ごろから3時ごろに雪が強く降ったようです。敦賀に雪雲が集中したようで、0時から6時までに積雪深が15cmから32cmに増えています。


 現在もまだ雪雲が残っており、上空1500mで-6℃のエリアは日本列島を覆っており、今日の日中はまだ雪が降るかなと言う感じです。
 それでも、今日午後辺りから寒気が抜け始めるようで、明日はほぼ平年並みの気温になりそうです(明日の予想最高気温は8℃)。
 明後日(26日)からは暖かくなりそうです。月末から3月初旬はかなり暖かそう。
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再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)➅……2月23日 あと少しで収束だが

2025-02-23 10:04:15 | 気象
「再び寒波襲来(2025年2月17日~23日)……2月15日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~23日)②……2月16日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)③……2月17日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)④……2月19日午前7時時点の状況」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)⑤……2月20日午前8時時点の状況」
の続きです。


 昨夜は雲の隙間が大きくて、新たな雪はうっすら積もるくらいですんだのですが、その分、放射冷却があったようで、今朝はかなり冷え込み、-4℃ぐらいまで冷え込んだようです。

 まず、今朝(2月23日)の時点での今夜から明日にかけての寒気の予想
【2025年02月23日21時 23日時点の予想】↓ 左が上空1500m、右は上空5000m

 
【2025年02月24日09時 23日時点の予想】


 参考までに【2月23日21時の寒気予報(2月17日時点)】↓も掲示しておきます。

 上空5000mの寒気は、17日時点の予想に比べて、縮小しています(これは、20日予想時点でもそうでした)
 なので、「今回の最大のヤマと思われた昨日(2月22日・猫の日)の午前中の寒気は過ぎたので、24日(月)までは寒気が残るものの、それほど大した雪は降らない」と思ったのですが、もうひとヤマあるようです

 というのは、《朝鮮半島の付け根東岸付近に低気圧が発生して、これが若狭湾付近に進んでくる》というのです。

 上図は今日(23日)午前6時の天気図。まだ低気圧は発生していません。
 

 上図は、今朝8時30分の気象衛星の写真です。
 全体的に白っぽいのが赤外画像で、くっきりとしているのが可視画像です。可視画像の左の方(西の方は)まだ日が差していないので暗いです。
 よく見ると、朝鮮半島付け根のやや東の海上に雲の渦のようなものが見えます(寒冷禍?)

 で、23日の天気図が下図です。

 現在の気象予報は、《どこそこでどれくらいの雪や雨が降る》というのは不正確ですが、低気圧の発生や天気図はかなり正確です。
 なので、けっこう心配しています。
 寒冷禍の低気圧は天気図で見ると小さく、気圧の差も小さいので、軽く考えてしまいそうですが、これがけっこう厄介。
 上空1500mの寒気と西高東低の気圧配置は健在なので、この低気圧によって、雪雲の発達が助長されることが大いに考えられます。

 私の住む地域は、23日未明の局地的大雪は逃れたのでホッとしていたのですが(該当地域の方、ごめんなさい)、今夜から明朝にかけては心配です。
 この低気圧の影響を受けるのは、福井県嶺北南部から山陰にかけて(中国地方全体、近畿地方も影響を受けそう)。
 寒冷渦はその西側に寒気を引き込むので、福井県嶺南地方、近畿北部(京都、兵庫北部)や山陰への影響が大きいかも。
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