人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

足が! 固まった!

2006-11-15 | 人工股関節


 写真上:農民一揆の犠牲者をまつった義民堂 下:風車の弥七像

 今日は県北まで車でゴー。
 山々が赤や黄色に色づき、雄大なパノラマを楽しみながらドライブ。
 障害者相談員の大先輩であられる方を訪ねて会長と3名で行った。常陸大宮市の社協職員さんと会の現状やこれからの交流について和やかにお話し合いをした。ノートパソコンを持参し、当会のホームページなどを見ていただく。

 昼食後名所旧跡を案内していただく。明治9年水戸藩圧政の元県北(上小瀬村)で起った農民一揆の犠牲者をまつったという「義民堂」、そして水戸黄門ゆかりの「風車の弥七」の像を見せていただく。

 義民堂に関してその史実を著した
 小林茂著 「万民救の旗のもとに―茨城農民一揆・明治九年―」という本をありがたく頂戴してきた。

 日中は暖かかったが、帰る頃には空気が冷え込みなぜか人工側が動かない。足を上にあげ、前に進もうにも動かないのだ。寒さに固まってしまったようだ。人工側が痛くて動けないという状態は始めてである。とても不吉な予感がして、もしや脱臼かな?・・・とすごく不安になった。

 ストーブを付けて部屋を温め、何とか歩けるようになってホッと一安心。

買い物デ-

2006-11-14 | 人工股関節
携帯から投稿
 駅から半径500m圏内のお店、郵便局、銀行をブラリ歩き。
 前は自転車で自由に行き来した所なのに、身体を2本の杖にたよって。
 荷物が重さで振り子のように揺れ、それが杖にぶつかって一瞬足にひっかかりそうになる。
 これからバスに乗り帰る予定。バス停から自宅までは12分位かかる。
 ついつい欲ばって買ってしまったが、ついでにおかずというわけにはいかないか。これ以上の荷物は無理というものです。

 今日の買い物。下着・ソックス・ベスト・セーター・手袋・衣類用圧縮袋(100均)。しめて重さ2キロ。
 出費は1,3000円ほど。バーゲンセール、この雰囲気たまりませんです。
 ホント、ひさしぶりだった~!

パソコンから追加投稿
 救世主現る!
 疲れたので喫茶で一休みしていたら、友人からメールが入る。
 「今どこ?」
 というわけで帰りは、バスではなく車で送ってもらいました。

 家に着くと足が攣りだした。いつものパターン。
 しばらくあったかいお湯につけてブラシでこすると治まった。

ソックスエイド

2006-11-13 | 股関節便利グッズ


 既に何回かこのブログの記事でふれたことがあるが、われわれ人工股関節組みには欠かせない便利グッズ「ソックスエイド」。購入も出来るが、私は病院で作ってくれた物を愛用している。

 当ブログのアクセス解析で検索キーワードを見ると、意外に「ソックスエイド」という言葉で検索し、私のページを見てくださる方が多いことがわかった。毎日1~4名くらいはいらっしゃる。
 そこでペットボトルを使った作り方を書いてみようと思う。製造元は病院のリハビリ室だが、特許上問題ないだろうと想像しているが、大丈夫よね~?
 
(1)ペットボトルの適当な部分を3面約20センチ位切り抜く。上の部分をゆるいカーブ状に切る。内側の分として厚紙で各面を作る。
(2)切ったペットボトルと厚紙をテープで固定する。
(3)下の部分に鳩目パンチで穴を開け、紐を通す。(長さは引っ張りやすい程度に)
 これで出来上がり。
 はき方は、ソックスエイドにソックスを端までしっかりはかせる(ゴムの部分を端にそろえるのが綺麗に履くコツ)・・・中に足を端までしっかりと入れる・・・紐をゆっくり引っ張るとソックスエイドだけが抜けて靴下がちゃんとはけている。

 これはおどろき。目の前で履いて見せると、誰もがビックリしてくれること請け合い。
 しかし、パンティストッキングを履く時は、めくれたテープがくっついたり、角っこに引っかけ伝線することもあるので要注意。


足が鳴る

2006-11-11 | 人工股関節
 寒い一日。
 始めて毛糸ものを着た。
 隣室の居間はエアコンの暖房だが、こちら私のパソコン室は石油がまだないので、小さな電気ストーブ。
 コタツが恋しいが、人工関節になってからはかえって不便なのでもっぱらストーブで暖をとるしかない。
 考えてみれば11月の中旬、今までが暖かすぎたのかも知れない。
 寒さにからっきし弱い自分である。

 公民館ウクレレ練習に出かける。杖は持たない。
 歩くたびに右足股関節が「コキ・コキ」軽い音がする。
 耳にはっきりと聞こえてくる。

 昨日車に乗せてもらった方から、「ハイ! 杖のわすれもの」と言われてしまった。もう忘れた事も忘れているなんて。
 杖なしを喜んでいいものやら、忘れん坊を悲しんでいいものやら。

文学散歩

2006-11-09 | 日々の生活

<写真左:木漏れ日の石畳を歩く。右:永井路子さん旧宅の縁側にて>

 昨日は会のメンバー18人でバスを借り切って県西端の古河に出かけた。
 半径500メートルくらいの範囲に美術館・文学館・歴史館などがあり、秋の深まりはまだだったが、歴史のにおいがする石畳を歩いて文学散歩としゃれこんだ。地元の観光ボランティアさんが初めから付き添ってくださり、色々解説してくださった。

 歴史館では、解説を聞きながらの移動は後で疲れがくるといけないので、車椅子をお借りした。そこまでしなくても良かったのだが、会のメンバーが大事を取って勧めてくれたので、それに甘んじる事にした。

 歴史小説家永井路子さんの旧宅(市が管理)に立ち寄り、縁側から庭を眺めさせていただいた。
 故郷の叔母宅と似たような雰囲気のある庭で、とても懐かしく、自分なりに昔の感慨にふけったひと時であった。